
板橋区立郷土資料館に行き、紅梅小学校創立150周年記念展「そのかぐわしき名をあげよ~徳丸村の学び舎から~」を見ました。1874年に開校した板橋区最古の小学校の一つである紅梅小学校の沿革を軸に、関係者らが児童の教育に傾けた情熱を伝える展示です。
紅梅小学校は、三つの寺子屋が元になってできたらしく、そこで教えていた人やその子が紅梅小学校で教員を務めたエピソードが紹介されていました。また、一時期は廃校の話も出たそうですが、個人の寄付によってその危機を免れたそうです。徳丸地域には古くから教育環境があり、それが地元住民の情熱によって受け継がれてきたことが分かる展示でした。
私としては、寺子屋で教えていた、両戎山円通寺跡の「旭堂」の中尾平六、徳丸北野神社の「梅樹堂」の大野時長など、紅梅小学校創立につながる始祖のような師が興味深いです。また、学校の歴史を伝える絵巻を描いた蓼坡(にいは)という絵師の存在も面白かった。時間があれば、調べてみたいものです。
なお「そのかぐわしき名をあげよ」とは、紅梅小学校の校歌の一節です。