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『あら皮』のパレ=ロワイヤル

バルザック『あら皮』(小倉孝誠訳、藤原書店、2000年)を読んでいる。面白い。これは霧生和夫『バルザック』(中公新書、1978年)には1831年発表とあり、『人間喜劇』全作品の中でも重要な作品であるとも記されている。

賭博場で持っている最後のナポレオン金貨を賭け、敗北した挙げ句セーヌ河で自殺しようとした青年ラファエル・ド・ヴァランタンが、河岸にある骨董屋に入り、一枚の古びた皮を見つける…。そんな内容である。

冒頭の賭博場は、本文には「パレ=ロワイヤル」とある。これはパリ1区にある歴史的な建造物で、現在は文化省や国務院、憲法評議会などが入っている。劇場、高級アパート、証券取引所など、歴史の中で様々な用途で使われたようだが、フランス革命後は賭博場としても使われたことがあるらしい。『あら皮』の冒頭は、『バルザック「人間喜劇」ハンドブック』(藤原書店、2000年)を参照すると1830年10月なので、その頃パレ=ロワイヤルは賭博場として使用されていたことになる。史実は知らない。




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