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はじめての技術書典サークル参加 〜技術書典18 オフライン出展のふりかえり〜

はじめに

6/1に開催された 技術書典18のオフライン会場で「フィヨブーファンブック」を頒布してきました!
はじめてのサークル参加で不安もありましたが、たくさんの出会いに恵まれ、楽しく参加することができました。

オフライン開催から1週間が経ち、ようやくふりかえりの記事を書き始めています。 本を作る過程でたくさんの文章を書いたこともあり、入稿後しばらくは自分の中身を吐き出し切ったような感覚になり、また文章を書くには時間とパワーが必要でした。

「フィヨブーファンブック」とは、オンラインプログラミングスクール「フィヨルドブートキャンプ(通称:フィヨブー)」に関わる人びとが、それぞれの視点でフィヨブーのリアルを綴った合同誌です。
いち受講生の"フィヨブー推し"の気持ちから始まり、たくさんの人に協力してもらって形になりました。

techbookfest.org

この本を作ることになったきっかけや思いについては、前回のブログ記事で紹介しています。 asya81.hatenablog.com

本作りの過程については別途どこかでまとめるとして、今回はオフライン出展のふりかえりを中心に書いてみたいと思います。

オフライン出展に向けた準備

技術書典の定期イベントに参加

技術書典の運営さんが開催している定期イベントのうち、オンラインで都合がついたものには、できるだけ参加するようにしました。 出展に向けた知識がゼロの状態から、本の作り方や本を販売することへのイメージを掴むことができ、ありがたかったです。

【定期開催】技術に出会える - 技術書典18スペシャルオンラインイベント - connpass

参加したイベント

完全手ぶらセットの申し込み

初めての出展だったこともあり、なるべく省力化できるところはしようということで、「完全手ぶらセット」を利用させていただきました。 「これさえあれば、とりあえずなんとかなる!」という安心感があって、とてもありがたかったです。

完全手ぶらセットの提供について – 技術書典ヘルプセンター

売り子さんの募集

本当は、早割が効くタイミングで本を仕上げて入稿するつもりでしたが、初めての本作りでそんな上手く行くわけもなく... 結局、特急〆切の5/28になんとかギリギリでの入稿となりました。

というわけで、売り子さんの募集もできておらず、5/29に開催されたフィヨブーのミートアップにて、ようやくお知らせすることに。 そんな直前の声かけにもかかわらず、フィヨブーFriendsのhirokiejさんとYoshiwoさんのお二人がすぐに手を挙げてくれました。 当日は、初めての参加で慣れない部分も多かったのですが、設営や会計、本の説明などたくさん助けていただいて、他のサークルを回ることもでき、本当に感謝でいっぱいです。

お二人が楽しそうに参加してくれていたことが何よりも嬉しかったですし、普段はオンラインでの交流がメインのため、オフラインでいろいろなお話ができたのがとても嬉しかったです。本当にありがとうございました〜!!!

宣伝

以前、mochikoAsTech さんの本を読んだ時に、「宣伝が大事」ということが強く印象に残っており、「宣伝苦手だけど、やっていかないとな〜」と思っていました。 しかし、前述の通り、入稿に向けて集中して文章を書いたことで言葉を捻り出すパワーが不足してしまっていたこともあり、宣伝まであまり手が回りませんでした。

techbookfest.org

そんな中で、アドバイザーのあんずさんや表紙を担当してくださったsugiweさんをはじめ、関わってくれた皆さんが発信してくださったことがとてもありがたく嬉しかったです。

お店屋さんの準備

またまた mochikoAsTech さんのブログ記事を参考に、あんずさんにも色々と助けてもらって、準備を進めました。

note.com

前日にダイソーに行って、必要そうな物をあれこれ物色するのが楽しかったです。
「これからお店屋さんをするんだな」という実感も湧いてきて、あんずさんに任せきりにせずに自分でも準備してみて良かったなと思います。

当日、Yoshiwoさんが用意してきてくれたFBCの置物と松山土産の「みきゃん」を組み合わせたら、奇跡的に素敵なディスプレイが出来上がりました。

ディスプレイの様子

また、「後から決済」用のQRコードを事前に印刷しておいたり、多くの方に関わっていただいたこともあり、献本先リストもあらかじめ準備しておきました。

感想とふりかえり

オフライン出展を通して感じたことや学んだことをふりかえってみます。

分かったこと

  • 伝えることは難しい。でも、伝わるとめっちゃ嬉しい!
    今回の出展を通して、最も強く感じたことです。 原稿を書いてくれる人を募る時も、書いた本を手に取ってもらう時も、その目的や内容を分かりやすく伝える必要がありました。
    特に、オフライン会場でフィヨブーを知らない方に説明するのは難しく、伝え方に悩む場面も多くありました。それでも話を聞いてくださったり、「応援するよ!」と買ってくださった方がいたことが、とても嬉しかったです。

  • 現地での交流が楽しい。
    オフライン会場ならではの現地での交流が、想像以上に楽しかったです。 一般来場の方とのお話はもちろん、他のサークルの方とも交流があったりで、気持ちがほっこりしました。

  • 荷物は(思っている以上に)増える
    物理本は会場に直接配送してもらえ、自ブース(=フィヨブース)に事前設置されていたので、本そのものを運ばずに済んだのが大変ありがたかったです。 そのため、持ち物としては、ブース装飾用のスタンドや見本用のブックカバーなどの小物類が多く、そこまで大荷物にならずに済みました。 予想外だったのが、当日いただいた差し入れや、他のサークルさんで購入した大量の本たちが加わって、最終的にはかなり荷物が増えてしまったことです。 会場から着払いで荷物を配送できたのが本当に助かりました。

良かったこと/嬉しかったこと

  • いろんな人に頼ることができた
    本作りや販売にあたって、フィヨブーコミュニティの存在がとても心強かったです。 初めての挑戦で分からないことばかりだったけれど、それでも何とか形にできたのは、助けてくれる人たちがたくさんいたからです。
    あんずさんには、何から何まで頼りにさせてもらって、迷いながらも前に進む力をもらいました。 igaigaさんには印刷費をスポンサーしていただき、初めてのことで不安も大きかった中、やさしく背中を押してもらえたような安心感がありました。 一人一人に言及したいくらい、本当に多くの人に支えてもらいました。 最後の追い込みはなかなか大変で、かなりのパワーが必要でしたが、応援してくれる皆さんの存在が確かな力になったと感じています。

  • この本目当てに会場に来てくださる方がいた
    「この本のために来ました!」と声をかけてくださる方が何人かいらっしゃって、その度に「ありがたすぎる!!!」という気持ちでした。 そんなこと言ってもらえるなんて考えてもいなかったし、「こんなに嬉しいことなんだな」というのが発見でもありました。

  • 一人でも刺さってくれた人がいた
    多くの人に助けてもらって完成したこの本が「果たして、誰かの何かのプラスになるのか?」正直なところ不安な面もありました。 そんな中、オフライン開催前日に、本作りに関わってくれた受講生の一人がフィードバックをくれ、この本が前向きな力になったことを伝えてくれました。 もうそれだけで、「この本を作って良かった!」と心から思えましたし、おかげでオフライン出展に自信を持って臨むことができました。 その後、フィヨブーファンブックをきっかけに入会を検討してくださる方や実際に入会された方も現れ、この本が「誰かの何か」に繋がっていっていることに感動を覚えています。

  • 事前にCosenseにまとめた情報が参考になった
    イベントを盛り上げたい気持ちから、CosenseにRubyist関連のサークル情報をまとめておきました。 過去に同じようなまとめがあったおかげで、参考にして作成することができました。 当日、サークルを回る時に自分自身が助けられて、まとめておいて良かった!と思いました。

  • 大変だけど、楽しかった。新たな沼を知った。
    本作り大変でした。でも、楽しかったんです。紙の質感やフォントの選び方、レイアウトの細かな工夫など、これまで意識していなかった「紙の本の世界」に触れて、より興味を持ちました。
    「ここにも沼があったのか... !」という気持ちに。これは危険ですね。

  • 自分自身の人生やフィヨブーでの体験の棚卸しができた。
    フィヨブーに参加した初期の頃、参加したきっかけをブログに書こうと思いつつ、そのままになってしまっていました。 そのことが心のどこかで引っかかっていましたが、今回ようやく整理してアウトプットすることができました。これまでのフィヨブーでの体験も棚卸しすることができて、また新鮮な気持ちで学習に向き合えそうな気がしています。寄稿してくれた受講生や卒業生にとっても、この時間がそれぞれのプラスになっていたら嬉しいし、この本をきっかけにコミュニティとの距離感が少しでも近くに感じるようになっていたら嬉しい気持ちです。

  • (番外編)夫と子供も見学に。新しい世界を知ってもらえた。
    せっかくなのでと夫と子供にもオフライン会場に見学に来てもらいました。同人誌ならではの熱量や多様性を感じてほしかったのと、子供にとって興味を持てる何かと出会うきっかけになれば、という思いでした。 結果として、二人とも楽しめたようで良かったです。 そして驚きだったのが、夫の学生時代の先生がサークル参加されていて、会場で偶然バッタリ再会できたこと。世界は狭いなぁと思うのと同時に、技術書典という場所がいろんな人を引き寄せているのだなと実感しました。

改善点/難しかったこと

  • 前日夜更かししてしまい、会場到着が遅くなってしまった
    準備の中でも触れましたが、前日の夜にQRコードや献本先リストを作成していたため、夜更かしすることに。当日の会場到着が遅くなってしまいました。 設営準備など早めに現地入りして余裕を持って動けた方が安心ですし、寝不足だと体力的にも大変なので、もう少し早めに準備しておくべきだったと思いました。

  • 他のこととの兼ね合いが難しかった。
    RubyKaigiのキーノートレポートやアフターイベントとフィヨブーファンブックの執筆の時期が重なっていて両立が難しかったです。例年よりアフターイベントの参加を控えめにしましたが、それでもなかなか大変でした。 RubyKaigiのブログも書けていないので、どこかでまとめたい気持ちがあります。今度やるなら、秋開催の方が余裕を持って取り組めるかも?と思っています。

  • 気になるサークルさん全ては回りきれなかった。
    当日は気になったサークルさんのブースをいくつか回ることができて、とても楽しかったのですが、お話を色々お聞きしていたら思ったより時間がかかってしまいました。 「あ」から始めて、おそらく「か」くらいで終わってしまいました。店番とお買い物、どうやって両立されているのか?上手く工夫されている方がいらっしゃれば、ぜひその知見を教えていただきたいです。

次にやるとしたら

  • 技術的な内容も盛り込みたい
    これはフィヨブーファンブックの中にも書きましたが、もしまた機会があるなら、より技術的に踏み込んだ内容も盛り込んでみたいと思っています。

  • 早めに会場を回りたい
    比較的空いている午前中のうちに気になるサークルを効率よく回れるようにしておくのが良さそうです。ある程度予習しておくと、当日もっとスムーズに動けるかもしれません。

  • 「どんな本にしたいか?」の企画段階から、皆でワイワイしたい
    今回は自分の「フィヨブー推し」の気持ちが先行して始まった企画でしたが、もし次があるなら、フィヨブーの仲間たちと企画段階から一緒に「どんな本にしたいか?」を考えるところから始めてみたいです。

おわりに

技術書典のオフライン出展は、とにかく「楽しい!」しかない一日でした。
伝えることの難しさも知ったけれど、それを実際にやってみて理解できたことや、思いがけない形で伝わって誰かが喜んでくれることも、 自分にとって大切な宝物のような経験になりました。

RubyKaigi 2024をきっかけに始まった「フィヨブーファンブック」づくりですが、これでようやく"沖縄"の締めくくりができたかな、と感じます。

当然思っていたよりも大変だったので、今はまだ次のことは考えられないですが、楽しかったのでまた何かやっちゃうかもしれないです。 その時には、本作りを一緒に楽しんでくれる仲間がもっと増えていたら嬉しいなと思います。

いろんな形で関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました〜!!!




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