2020年3月18日、ある楽曲の配信が始まった(サブスクも解禁された)。

「絶対!Has Come」である。
日本語版も同時リリースされた。
歌っているのは、『ReVdol!(リブドル)(中国語:战斗吧歌姬!)』の6人の歌姫、モーシィ、カティア・ウラーノヴァ、イザベラ・ホリー、李清歌、神宮司玉藻、ローズ・バレットである。
詳しくは、公式サイトをみてほしい(https://revdol.com/)。ちなみに私の推しは清歌とカティア。李清歌天下第一!世界需要卡缇娅!
3月17日にリリースされた「World of the happiness!」もめちゃめちゃアツいので触れておこう。
作詞:織田あすか、作編曲:都丸椋太というElements Garden楽曲であり、「個人的Elements Garden楽曲まとめ」なるブログを運営するほどのエレガフリークの私にはとてつもない喜びのインパクトがあった。エレガがリブドルに曲!?!?マジ!?!?
が、「絶対!Has Come」はこうしたインパクトとはまた別の衝撃が走った楽曲でずっと待っていた、待望の1曲なのである。リリースされたとなれば、この喜びを書かずにはいられない。
楽曲の初公開は2019年7月、シーズン2の13話(たぶん)
キラキラしてワクワクする前向きな楽曲。
ライブで見せてくれる、サビで手を挙げて横にぴょんぴょん跳ぶ振り付けがめちゃめちゃかわいい。ただかわいいだけじゃなくて、思わず身体が動いてしまうようなリズムは彼女たちとの一体感すら覚える。天才か?
中国語では「绝对!Has Come」とのタイトルをもつこの曲、クレジットを確認しておこう。
作詞:深川琴美(日本語版)/李瑜哲(中国語版)
作編曲:姉田ウ夢ヤ
作編曲:姉田ウ夢ヤ????
あの『マクロスΔ』のワルキューレの楽曲でお馴染みの????????
実は放送当時はクレジットが発表されていなかった。
良い曲だな~と思いつつ、2019年は12月頃まで死ぬほどバタバタしていたので、リブドル自体もそんなに追えていなかった。
ちゃんと追えるようになったのが、あれこれ一段落した今年の1月頃からなので、ニワカなのは許してほしい。
さて「絶対!Has Come」のフルサイズを私が始めて聴いたのは、つい先日3月14日の「战斗吧歌姬!救世之歌 全员单曲主唱会」のことである。
しかも6人での「絶対!Has Come」は初公開だったので大興奮。ライブ当日も興奮したが、翌日の再配信も2回みた。改めてあまりの良さにシビれた。
視聴後、この曲の感想を呟いていたら、とある方角からいいね!の通知が舞い込んだ。
「Umuya Aneta 姉田ウ夢ヤさんがあなたのツイートにいいねしました」
姉田ウ夢ヤ????????????????
もしかしてこの人が作曲したのか……!?とドキドキしていたら、3月18日の発売であっという間に答え合わせ。作編曲を担当されていたのであった。
#国際派Vアイドル ReVdolの楽曲を書かせていただきました。日本語版は本日リリース!作詞はマクロスΔでご一緒した深川琴美さんです。是非聴いて下さいね :)
— Umuya Aneta 姉田ウ夢ヤ (@UmuyaAneta) 2020年3月18日
日本、中国、イギリス、ロシア、アメリカ出身の6人のアイドル。あなたのお気に入りがきっと見つかる!#リブドル #ReVdol #战斗吧歌姬 https://t.co/GVAySYQ11B
ちなみに歌詞原案を深川琴美氏が担当されたことは、2019年9月に明らかにされていた。
Happy Elementsさん制作のバーチャルアイドル「リブドル !」✨1周年おめでとうございます🎉
— ⭐️深川琴美⭐️Kotomi Fukagawa⭐️作詞家lyricist⭐️ (@kotomivvv) 2019年9月16日
楽曲「絶対!Has Come」の歌詞原案を担当させていただきました。
どの子も可愛すぎなので、日本にもっと知れ渡れ!! #祝リブドル1周年
【ReVdol!】1周年MVメドレー https://t.co/IWMRTGibzM @YouTubeより
しかしあくまで「原案」で、まさか日本語版もあるとは思っていなかったので、本当にうれしいお知らせだった。
この日本語版がまた素晴らしくて、リブドルのこれまでの日本語版のユニット曲やソロ曲はもちろん悪くはないんだけど、中国語版で聴いた方が自然に聴ける曲が多かった。
しかし「絶対!Has Come」は歌詞がスッと身体に入ってくる感じがする。単純に自分と相性がめちゃくちゃ良いだけかもしれないけど、いや~スゴく合う。
前置きがだいぶ長くなったが、姉田ウ夢ヤ氏はとんでもない作曲家である。作詞もしているし、DJもしているらしい(私は残念ながらまだ拝見したことがない)。
Wikipediaに「姉田ウ夢ヤ」の項目を立てようかとも思ったが、そこには楽曲の感想を書くことができない。
今回は思い出や感情も混ぜたいので、本ブログでの紹介と相成った。
一応断っておくと、姉田ウ夢ヤ氏の素顔は何にも分かっていないし、楽曲に理論的にアプローチしたり分析したりしているわけでもない。ただ姉田ウ夢ヤ名義の楽曲のタイトルを眺めて、曲を聴いて、ここが良いなあと言うだけの記事である。変に期待して来ちゃった方いたら、ごめんなさい。
さて、以下ではいよいよ姉田氏の関わった楽曲をみていくことにしたい。
- 「ジリティック♡BEGINNER」
- 「恋!ハレイション THE WAR」
- 「不確定性☆COSMIC MOVEMENT」
- 「フランケンシュタイナー」
- 「We are EMERGENCY」
- 「Tak a ja lubię.」
- 「Commiato 〜光は闇へと消え、そして訪れる光〜」
- 「心灵骇客」
- 「OCTAVE 〜奇跡の鐘を鳴らそう〜」
- 「ニアー・ユアー・サイド」
「恋!ハレイション THE WAR」
歌:ワルキューレ
作詞:深川琴美・姉田ウ夢ヤ
作編曲:姉田ウ夢ヤ
ストリングスアレンジ:倉内達矢
発売日:2016年3月21日
こちらの2曲は『マクロスΔ』第1話挿入歌。姉田ウ夢ヤ氏の名前をはじめて見た楽曲である。姉田氏と作詞の深川琴美氏はこの曲から既に関係があったのだなあ。
「ジリティック♡BEGINNER」はレイナとマキナのデュエット曲。キュートなポップさが魅力。かわいい。アニメ7話でところどころ歌詞に合わせた2人の演出があって、グッときた。
「恋!ハレイション THE WAR」、フレイアがいないバージョンだったり、アルバムバージョンもある。これは最初のバージョン。フルサイズで聴くと、TVアニメで聴いていた以上に曲が展開していて圧倒される。超絶技巧というわけではないけど、これはプログレ。
正直『マクロスF』の楽曲が大大大ブームになっていたのもあって、『マクロスΔ』楽曲への期待は過去最高に高まっていたと思う。制作陣はきっと相当なプレッシャーがあっただろうし、緊張しただろうなあ。第1話でそうしたファンの過剰とも言える期待に見事に応えた姉田ウ夢ヤ氏がスゴくないワケがない。
無名の新人にしては圧倒的クオリティ。しかし調べても調べても、全く出てこないその名前。そのミステリアスさを含めて、あの時から実は心掴まれていたのかもしれない。
『マクロスΔ』にはもうひとつ姉田楽曲があるのでみてみよう。
「不確定性☆COSMIC MOVEMENT」
歌:ワルキューレ
作詞:深川琴美・六ツ美純代・渡邊亜希子・姉田ウ夢ヤ
作編曲:姉田ウ夢ヤ
ストリングスアレンジ:倉内達矢
発売日:2016/7/6
第3話ほか挿入歌。作詞者が4人いる曲って何。ファンクのようでアイドルソングをしている。パッ シュワップ シュワシュ YEAH。
『マクロスΔ』に曲提供するためだけに、有名作曲家が変名を使ったのではないか……?とのウワサもあった。
しかし、声優・アーティストの鈴村健一にも楽曲提供をしていることが判明し、当時多くのオタクたちが混乱していたのも懐かしい(たかだか4年前)。
「フランケンシュタイナー」
歌:鈴村健一
作詞:鈴村健一
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2016/5/18
意外にもシンプルな曲調。でもちょっとファンキーなのが味。
声優アーティストへの提供楽曲は他にもある。
「We are EMERGENCY」
歌:EMERGENCY (小野坂昌也・小林ゆう・後藤友香里)
作詞・作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2016/10/11
シングル『PAN!』、ジャケットが愉快すぎる。
表題曲「PAN!」は佐々倉有吾が手掛けているが、曲の意味もMVの意味も全く分からない、いやEDMに合わせて「パン」と言いつづけるだけのカオスな曲であった。
打って変わって「We are EMERGENCY」は自己紹介ソング。しかしまともなはずがない。こちらはEDMというより、電波ソング。こういうのもあるのか。
姉田氏、『マクロスΔ』以外にもアニメへの楽曲提供があるので、そちらをみていこう。
『拡張少女系トライナリー』からは2曲。
「Tak a ja lubię.」
歌:ガブリエラ・ロタルィンスカ(CV. 八木侑紀)
作詞:土屋暁
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2018/1/10
ポーランド語のタイトルがついたアニソン、はじめて見た。歌詞もポーランド語と日本語が半々(いや、ポーランド語のほうが多いか……?)の攻め攻め楽曲である。
イントロからバリバリ民族調な雰囲気で、笛やパーカッションが異国情緒を誘う。でも和の要素も感じるため、まさに日本とポーランドとの架け橋のような楽曲となっている。
改めて作風の幅広さを感じさせた。
「Commiato 〜光は闇へと消え、そして訪れる光〜」
歌:FreyMENOW feat. TRINARY(CV. 平山笑美、たけだまりこ、中恵光城、八木侑紀、萩原あみ)
作詞:石川絵理
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2018/1/10
あまりのスケールに、初めて聴いたときに動けなくなった1曲。これはスゴい。イチオシ。
姉田ウ夢ヤ氏、本当に何者???
荘厳でいて、端正で、それでいてキュート。本当に何者???
ここでの縁もあってか、リアニのために書き下ろされた「TVガール♪」という楽曲には中恵光城さんが参加されている。中恵さんのツイートから明らかになっている。
今日は、姉田ウ夢ヤさんの初自主制作曲の歌RECでした✨お声がけいただき光栄です!!
— 中恵光城@7/23大阪8/1名古屋9/26東京ライブツアー (@tareko_mitsuki) 2019年1月9日
その曲は1/12開催の『Re:animation 13 in ageHa』で初公開されるそうですよ♪
中恵光城が歌唱&台詞(ラップ)なのですが、Smile voice-Xさんがコーラス&台詞、天神英貴さんも台詞で参加してくださっています✨ pic.twitter.com/HkcjqSuhrp
姉田ウ夢ヤ(作詞・作編曲)×中恵光城(歌・ラップ)×天神英貴(セリフ)×Smile voice-X(コーラス・セリフ)という、そんな同人音楽ある?という布陣。歌詞も姉田氏のツイートで補足されている
「TV ガール♪」
— Umuya Aneta 姉田ウ夢ヤ (@UmuyaAneta) 2019年1月12日
作詞 姉田ウ夢ヤ 中恵光城
キツイ言葉は傷つくし
会えない時もキミを想ってる
電源ONの時だけ
笑いかけるSSRキャラじゃない
キミと同じだよ 触れ合って
キミと同じだよ 確かめて
頭なでたりして欲しいよ
その手を今はまだ握れないけど
ココロは繋がっていてね
(続く)
私はまだ聴いたことがない。いつか聴きたい……!
ところで冒頭に紹介した「絶対!Has Come」より先にも姉田ウ夢ヤ氏は中国作品に楽曲提供をしている。
「心灵骇客」
歌:雨音真白 / yojisheaven
作詞:李瑜哲 ・张永青
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2018/1/31
www.bilibili.com/video/av19001341/
『王者荣耀』より「时空战警与骇客少女(時空戦警とハッカー少女)」主題歌である。作詞の李瑜哲氏も実はここで関わっている。
曲のタイトルは英題で「Soul Hacker」、めちゃめちゃデジタルでいかにも現代風な楽曲。
ところで姉田氏のTwitterのbioには『王者荣耀(Arena of Valor)』と書いてあるのに、日本語でこの楽曲の紹介している人ぜんぜんいないのな!(曲情報探すのに少し手間取った)
「OCTAVE 〜奇跡の鐘を鳴らそう〜」
歌:月森蓮・衛藤桐也・如月響也(CV. 谷山紀章・日野聡・福山潤)
作詞:石川絵理
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2019/3/13
ゲーム『金色のコルダ オクターヴ』の主題歌。このPVのバックで鳴っている楽曲が「OCTAVE 〜奇跡の鐘を鳴らそう〜」である。
ストレートなアイドルソングっぽい曲調で、今までのデジタルな楽曲とは違うイメージを感じる。
「ニアー・ユアー・サイド」
歌:綾波(CV. 大地葉)
作詞:松井洋平
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2019/11/6
TVアニメ『アズールレーン』よりキャラクターソング。ゆったりとしたデジタルポップで、心情表現的なキャラクターソングの性質にピッタリ。
ところどころに意外性のある音や響きが入ってくるのがこころにくい(とはいえ、筆者はいきなりイントロの鍵盤の音で???となったことを記しておく)。
これで姉田氏の表に出ている楽曲はほとんど拾ったはず……!今後はVTuberの九条家にも楽曲提供するとかで、ひそかにとっても楽しみにしている。
Vtuberとしてご活躍中の九条 林檎さま、九条 杏子さま、九条 茘枝さま、九条 棗さま、総勢4名の九条一族ユニットの楽曲を書かせていただきます。九条家の皆様は吸血鬼貴族のご一族ですので、私も闇からの音楽家として精一杯ご奉仕する所存ですXD#九条林檎#杏子研総合#九条棗 #九条茘枝#姉田ウ夢ヤ https://t.co/rPIzuDvDQK
— Umuya Aneta 姉田ウ夢ヤ (@UmuyaAneta) 2020年3月17日
とりあえず今はひたすら「絶対!Has Come」に浸る。ホントに名曲。姉田ウ夢ヤさん、ありがとうございます。
