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紹介:「装甲悪鬼村正」



 よく来たな。俺は寺西操だ。逆噴射文体はこの時点でとうに心が折れたので通常運営で行く。メキシコの荒野もドリトスもコロナビールも俺にはまだ早かった。だが俺は、いつか一人きりで荒野を渡る戦士となってみせるので今は見逃してほしい。

 同田貫正国極の本丸台詞「鬼だろうが仏だろうがぶった切ってやるよ」に、同じくニトロプラスの「装甲悪鬼村正」における「鬼に逢うては鬼を斬る、仏に逢うては仏を斬る。ツルギの理ここにあり」を連想せずにはいられず、テンションがおかしくなってしまったのでここらでいっちょ刀剣乱舞プレイヤー向けの装甲悪鬼村正プレゼンでも書こうと思いました。

 書きました。

 このエントリは、「18歳以上で刀剣乱舞が好きなら、同じニトロにこういう作品があるんだけどどうだい触れてみないかい」という意図の元に書かれており、発表年代もかけ離れていればシナリオライターも違う二つの作品に共通点を見出させようと言う意図はないです。

 「刀剣乱舞」と「装甲悪鬼村正」はそれぞれ独立した別の作品であり、それはあくまでそういう遊び方をしたいと思った個々人がすればいいのだ。

 装甲悪鬼村正」は18歳以上を対象としたアダルトゲームです。
 公式サイトの閲覧、ソフトの購入には年齢制限が課せられますのでご注意ください。

 

 



-目録-
・「装甲悪鬼村正 -FullMetalDaemon MURAMASA-」とは?
・あらすじ
審神者向けセールスポイント
刀剣乱舞と共通する劔冑リスト
・派生作品に登場した刀剣乱舞と共通する劔冑リスト
・その他の装甲悪鬼村正刀剣リスト
・注目ポイント
・おわりに


・「装甲悪鬼村正 -FullMetalDaemon MURAMASA-」(以下「村正」)とは?
 2009年にニトロプラス10周年記念作品」として制作・発売されたアダルトゲーム。
 公式ジャンルは「スラッシュダークアドベンチャー」。
 公式サイトはこちら。http://www.fmd-muramasa.com/

 ニトロプラスは「エロゲー」の世間的イメージとは異なり、「萌え」より「燃え」を優先するメーカーとして知られていますが、「村正」は10周年記念作品な事も相まってその要素をとことん煮詰め、過去作品を超える重厚なシナリオ、グラフィック、演出、音楽、ポリゴン他ニトロプラス10年の歴史を注ぎ込んだ、集大成的作品となっています。
 今作でウィンドウがワイド画面になり、文章ウィンドウの縦書きフォーマットが初採用。
 ちなみに限定版は焼印が押された桐箱に入っていました。巻物や焼き物と同じ扱いをされるエロゲーとは一体……と思いますが、桐箱の中に入っているのはエロゲー」ではなく「村正」、すなわち「剣」であると考えればおかしくはないのかもしれませんね。
 
・あらすじ(Wikipediaより引用)

魂が宿る鎧――劔冑(つるぎ)。世界最強の兵器である劔冑を纏う者は武者と呼ばれ、空を舞い、鋼を断つ力を得る。
六波羅幕府が統治する極東の島国・大和帝国では、白銀の劔冑を纏った武者の噂がまことしやかに囁かれていた。無差別殺戮を繰り返す武者銀星号。数多なる人々を虐殺していく魔王の畏怖は、次第に大和中に伝播していく。
人知れずその銀星号に立ち向かう武者がひとり。血のように紅い劔冑――村正を纏う彼は、宿敵・銀星号を追う傍ら、悪逆を働く代官や連続殺人犯をもその刃で断ち斬っていく。
しかし彼は正義を名乗ることはしない。なぜならば、彼の纏う劔冑は勢洲右衛門尉村正。かつて大和を地獄に変えた、呪われし劔冑であるからだ。

――これは英雄の物語ではない。英雄を志す者は無用である。


***
 大量殺戮を繰り返し、世を混乱に陥れる「銀星号」を追うパート警察官・湊斗景明を軸に、この世界の最高権力者である六波羅幕府、外様のGHQ他、様々な陣営と人物が入り乱れる「暗黒大河」となっています。 
 ジャンルとしては歴史の「もしも」を書く、「架空戦記」ものにあたります。著名な刀剣を元ネタにしたかっこいいロボット(正確にはパワードスーツ?)が、空を飛んで空中戦をやったり息の詰まるような斬り合いをしたり、派手な必殺技合戦を繰り広げたりするので、好きな方にはたまらないと思います。
 あらすじからも察せられる通りとにかく重く、残酷で血生臭い話である事は確かですので、購入を迷っている18歳以上の審神者は体験版をやるのが一番いいと思います。
 なんせあの、虚淵より重い」と言われたりするから…… もちろん熱さや随所に仕込まれたギャグも光っておりますぞ。

審神者向けセールスポイント
1:刀剣乱舞に登場する刀と、作中に登場する劔冑の元ネタの多くが共通している
 この作品の特有用語である「劔冑」について少し説明します。

 ・魂が宿った甲冑であり、使い手は仕手、あるいは武者と呼ばれる
 ・ 劔冑を纏った仕手は、治癒再生能力、運動能力の向上など超常の力を得る
 ・この世界で最強の武装。劔冑を纏った武者を生身で倒せる人間はいないとされる
 ・「真打」は鍛冶師の魂を使って完成される逸品。戦闘補助OSとして鍛冶師の人格が宿っており、自意識をはっきり持っているものは独立して行動ができる
 ・中でもごく一部の業物は、「陰義」(シノギ)と呼ばれる超常能力を発揮できる
 
と言った感じ。
 先述の通り、発表年代が離れている上にシナリオライターも違う、それぞれ独立したお話なので無理に期待するのは野暮ではあります。
 入り口の一つ、もしくは歴史物のように、「ここではこんな風なんだな」と考えて貰えれば幸いです。例えば主役である村正は一般に「徳川に仇なす妖刀」と語られる事がありますが、「村正」においての三世村正は、使用者に決して逃れられない呪いを与える本物の「妖甲」です。

2:刀剣乱舞と多くのスタッフが共通している
 プロデューサー:でじたろう(言わずと知れた社長)
 シナリオ:奈良原一鉄(当時現役の剣術師範代でエロゲライター)
 原画:なまにくATK千子村正・千代金丸デザイン、ニトロ最古参グラフィッカー)
 劔冑デザイン・ポリゴン制作:ポリゴン番長(現ニトロプラスアーツ=刀剣乱舞OP制作)
 音楽:ZIZZ STUDIO(刀剣乱舞BGM担当)
 (敬称略)
 メインスタッフはシナリオの奈良原一鉄氏以外ほぼ同じです。

刀剣乱舞と共通する劔冑リスト
 「村正」はスピンオフその他ありますが、ここでは「装甲悪鬼村正」に登場する劔冑のみに留めます。Wikipediaには派生含めて全ての劔冑が書かれているので、気になった方はそちらを。
 外見については見たほうが早いので、公式サイトにおまかせします。
 
・村正 / 勢洲右衛門尉村正三世
 主人公、湊斗景明が装甲する劔冑。比喩でもなんでもなく「妖甲」であり、憎い者、敵を斬れば斬った数だけ愛する人、味方をも斬らねばならなくなる「善悪相殺」の呪いを持っています。
 劔冑に宿る人格は女性。冷静、かつクールな性格ですが、聞き慣れない言葉をおうむ返しにする時の声がやたらめったらかわいかったり、天然な一面も。
 独立形態は蜘蛛。目立つ赤い装甲にも関わらず隠密が得意で、鋼で編んだ糸を出し入れする事もできます。体験版2でその強みが遺憾なく発揮されるCGはシチュエーション・構図ともに見事。
 陰義は「磁気操作」。居合の業と磁気操作を合わせて放つレールガンが決め技です。
 誓約の口上は「鬼に逢うては鬼を斬る 仏に逢うては仏を斬る ツルギの理ここに在り」

・銀星号(村正 / 勢洲右衛門尉村正二世)
 三世村正の「かかさま」であり、主人公が追う対象。「大和を地獄に変えた、呪われし劔冑」その一領。
 仕手(劔冑を纏う人物、主)の事情も相まってめちゃくちゃ強く、もはやチートの域。
 劔冑に宿る人格は女性、独立形態は女王蟻。
 誓約の口上は「鬼に逢うては鬼を斬る 仏に逢うては仏を斬る ツルギの理ここに在り」

虎徹 / 長曾祢虎徹入道興永
 「村正」における虎徹も、とうらぶの長曽祢さんとはまた違う「しんどい」境遇にいます。登場機会はある意味多いんですけど、ある意味少ない。
   誓約の口上は2パターン。
 「蛆には腐肉を 蠅には糞を 百舌には蛙の串刺しを 今宵の虎徹は血に飢えている」
   「獅子には肉を 狗には骨を 龍には無垢なる魂を 今宵の虎徹は血に飢えている」

・鬚切&膝丸
 両騎とも源氏の至宝であり、作中の足利に伝わる大名物。
 兄弟騎であり、とある設定がたいそう萌えると評判です。独立形態は双方ともに馬。
    誓約の口上は鬚切が「帰命頂礼八幡大菩薩 我、御器と罷(まか)り成る」、膝丸が「帰命頂礼八幡大菩薩 我、御剣と罷り成る」

同田貫 / 同田貫正国
 「英雄編」ではヒロインの敵対騎として登場。そして登場ムービーがある。
 基本的に作中での登場率は少ないのですが、何気に「魔王編」までの全ルートで登場を果たしており、やけに印象的な場面が多いのが特徴。「復讐編」での彼があそこにたどり着くまで一体何があったのだ……。
 仕手が槍を使うためか、主武装は槍。独立形態は亀、陰義は火炎放射。
 誓約の口上は「天に冥府 地に魔道 踏まえし道は修羅の道」
 とうらぶにおける同田貫の専売特許である「兜割」ですが、「村正」では違った形で「魔剣」として登場します。榊原さんの話もちらっと出るよ。

・青江貞次
 劔冑に装備された奇妙な面の顔から「ニッカリ青江」とも。「妖甲」の称号に対して村正に対抗心を燃やすゲスい性格をしております。ある意味では重要な役割。
 独立形態は蛾、陰義は幻覚。

・派生作品に登場した刀剣乱舞と共通する劔冑リスト
 私自身が贖罪編を除きスピンオフ作品に触れられていないので、リストアップのみに留めます。
和泉守兼定「魔界編」
加州清光「魔界編」
・大倶利伽羅広光「魔界編」
筑後三池典太「魔界編」
・小狐丸「贖罪編」
・村正 / 勢洲右衛門尉村正(初代村正)「妖甲秘聞 鋼」

・その他の装甲悪鬼村正刀剣リスト
 こちらは「刀剣乱舞には未実装だけど、「村正」作中で登場する劔冑」のリストです。海外勢は迷いましたが、ひとまずなしで。

・正宗 / 相州五郎入道正宗
 よく村正と並んで引き合いに出される正宗ですが、今作においても村正とは対照的なキャラクター造形をしています。
 濃藍の姿は美しく、その荘厳な姿は天下一名物と崇められ、長らく死蔵されていました。
 作中においてやっと日の目を見るわけですが、しかしプレイヤーからの評価は「強い通り越して鉄の信念がないと乗れない」「そりゃ死蔵される」「うるさい」などと散々な言われよう、しかし憎めない。自身の存在意義に対して、危ういほど真っ直ぐな劔冑です。
 男性人格であり、独立形態は天牛虫(かみきりむし)。
 誓約の口上は「世に鬼あれば鬼を断つ 世に悪あれば悪を断つ ツルギの理ここに在り」

・真改 / 井上和泉守国貞
 10年の修行を乗り越えれば真改さんを装甲できるなら、修行してしまうかもしれない。作中一の紳士。色々と惜しい方でありました。
 陰義は液体操作、独立形態は百足。
誓約の口上は「いかで我が こころの月を あらはして 闇にまどへる ひとを照らさむ」

・月山 / 月山従三位
 仕手が喋ってバグを疑った人は数知れず。独立形態は猿。
 誓約の口上は「迷いの六界、地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天人、いざ行かん 悟りの四界、声聞・縁覚・菩薩に仏、いざ行かん 死して生あり生して死あり、死とは生なり生とは死なり、死して十界生して十界」


・注目ポイント
1、当時現役の剣術師範代、奈良原一鉄氏による「殺人」と「罪」にまつわるテーマを扱ったシナリオ。
 この作品は攻略ヒロインによってルートが変化し、扱うテーマもまた変わります。
 ここではテーマのみ書くに留めます。実際のお話はその目で確かみてみろ!
 なお、狙ったヒロインのルートに入る際はよく考えて選択肢を選びましょう。

・英雄編
 ヒロイン:綾祢一条「あたしは、六波羅を憎みます」
 小柄で可愛らしい風貌の女子学生。名前と苗字をよく勘違いされ、「芸術的」とまで評される方向音痴。「悪」をいっそ病的な程に憎み、六波羅幕府に対して「正義」を奉じて戦おうとしています。
 「英雄とはいかなる存在か、「正義」とは?」がテーマとなります。

・復讐編
 ヒロイン:大鳥香奈枝「景明さまは……人を殺すのがお好きですか?」
  高貴な育ちの、髪が長く背の高い女性。GHQに所属する軍人であり、銃器の扱いにも長けています。作中で重要な役割にある「大鳥」の姓を持つ女性。冷静で茶目っ気もありますが、嗜虐心を露わにするシーンも。
 「復讐とは何なのか、「復讐」の果てにあるものとは?」がテーマとなります。

・魔王編
 ヒロイン:????<諒解。死を始めましょう>
      足利茶々丸「力だけの政治はもう終わった。これからはエンターテイメントの時代だっ!」
 上記2ルートを終了すると解禁される、種明かしと決着のルート。
 「「銀星号」とは何なのか、湊斗景明の選択」がテーマとなります。
 なお、千子村正刀剣乱舞)実装時に「似ている」とざわついたあの女性はこのルートで初登場します。

2、ニトロ最古参グラフィッカー、なまにくATK氏が描く魅力的なキャラクター、原画
 男性はかっこよく、女性・少女は可愛らしく、美しく描く事に定評のある方です。以前よりメイン原画の希望が高く、10周年作品の「村正」で満を持しての原画となりました。ライトノベルでは「棺姫のチャイカ」「少女キネマ」「ハルチカ」の挿絵を担当。最近ではFate/Ground orderの「ニコラ・テスラ」「不夜城のキャスター」が有名かも。

2、劔冑のカッコよさ。
 本作に登場する劔冑は全て、CGポリゴンで制作されています。制作はニトロCGチームの「ポリゴン番長」、メカニックデザインは「BLASSREITER」「楽園追放」「機動戦士ガンダムUC96 ラスト・サン」の石渡マコト氏。
 特に主人公の劔冑である「三世村正」は作中の「味方にすればこれほど頼もしく、敵にすればこれほど恐ろしい姿があるだろうか」という描写を見事に表現した、主役としての格好良さと、呪いを持つ劔冑としての禍々しさを兼ね備えたデザインとなっています。
 あと、量産機が地味にかっこいい。量産機って男の子だよな。

3、全編を彩るZIZZ STUDIOの魅力的な楽曲群
 私は特に「剣理殺人刀」「陵辱」「BLADE ARTS IV」「疼」「the call」「落葉」が好きです。公式サイトで流れる「村正:矛」の物々しさはなかなかのものであり、装甲悪鬼村正がどういう作品か」を如実に表しています。「刃鳴散らす」以来の主題歌を歌った小野正利さんのMURAMASA」は必聴。(公式OP:https://www.youtube.com/watch?v=Le2zxWrD294)イントロから尺八が流れだす和風ロックです。他のボーカル曲は一部を除いて公式でサビを聴く事ができます。「ニトロの歌姫」こと、いとうかなこさんの曲もあるよ。

4、シナリオを彩るフルボイス。
 発売カウントダウンボイスでヒロイン達が「大体、声優の頭数からしておかしいんだよ」「この作品、むさいオッサンばかりですものね」とツッコミを入れるくらいには男性声優の数が多い。当然ヒロインを始めとした女性声優達もフルボイスだぞ!!
 あとなんか、じゅずまるつねつぐさんによく似たお声で「本当の酒の味がわかるようになるのは、人生を投げた後です」などと口走って量産機で主人公を追い詰める作中最強クラスのチンピラとかがいる。
 あと、2章のあの人に関してはアレで合ってます。




・おわりに
 ここまで長々書きましたが、結局の所一人ひとりに合うかどうかっていうのはわかるわけもないので、これを読んでいる18歳以上の審神者は即購入してもいいし、公式サイトを眺めたり体験版をやって判断してもいい。
 今から入手するならお安くなったwin10対応版が販売(http://www.nitroplus.co.jp/game/18-muramasa/windows10.php)されていますので、対応スペックをご確認の上ご購入ください。DL版ならもう少しお安く購入できますし、データなのでパッケージを部屋に置きたくない審神者にも安心だ。なんならコミカライズから触れるという手もある。()

 あとこれだけは言って置きたいんですけど、公式ページからDLできる
 「贖罪編」は「村正」本編終了後の公認二次創作なので、必ず本編が終わってからプレイしてください。

 それではここまでここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
 皆さまがより良い刀剣ライフ、あわよくば悪鬼ライフを送れますよう。







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