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11.8「阿佐ヶ谷の原風景を歩こう」フィールドワーク(中)

2025.11.8「阿佐ヶ谷の原風景を歩こう」フィールドワークのレポート中編です。

 

 

 

左下の「猿田彦神社」となっているのが神明宮。その右の破線の細い路地を抜けて、青い点線が桃園川暗渠です。

参加者の方で、阿佐ヶ谷周辺の人でも意外と知られていなかったのが桃園川。

桃園川は天沼から中野坂上・東中野一帯を細かく分岐し、あるいは湧水から合流したりし、また農業用水として拡幅・分水したりしたため、網目のようになっている川でした。本流とされるのは天沼弁天池公園を水源として、阿佐谷北を通って区民センター(旧・阿佐ヶ谷けやきプール)のところで線路を越えて、そこから桃園川緑道として中野坂上で神田川に合流しています。

大正時代ごろから宅地化が始まり、生活排水・下水が流されて「ドブ川」化。井伏鱒二の『荻窪風土記』にはその頃の「ドブ川」として書かれています。1964年オリンピック前後の都市整備によって暗渠に。

今回の範囲外ですが、線路の南側の杉並学院のところにある桃園川マップ(部分)。本流の全流域がわかります。

中野坂上の合流点。ここだけが「桃園川」が見えるポイントです。

次回は桃園川についての学習会・フィールドワークをやろう、という話も出ていますので、乞うご期待。

 

桃園川暗渠はこんな感じです。路面はコンクリートの蓋だったり、舗装がしてあったりとまちまち。この下を水が流れているはずです。
空き地にも住民なのか、前の住民なのか、誰が管理しているのかわからない植生があります。民家の樹木も大きく張り出しています。

アスファルトの隙間に見つかる植物たち。
スミレはこういうところの方が公園よりもよく見られるそうです。たしかに、日当たりを好むので公園のように樹林があると生えていないですね。

左下はキダチコミカンソウ。外来種です。

右下のヒメアシボソはスズメのエサになる植物なので、スズメが運んできたのか?風が運んできたのか?

そして家から「逃げ出した」園芸種、たとえばノウゼンカズラなども道から生えてきています。おうちの庭で植物を育てている人は「逃げないように気をつけてほしい」とのことです。

 

ではここで問題です。

このようなレンガ舗装の隙間から生えている植物、1m四方で何種類あるでしょうか?

10種類、30種類、45? などなどの声が上がりました。

田中講師のカウントによると…

ミナミウラジロチチコグサ、チチコグサの仲間(似ているけど葉の表まで毛がある)、カタバミ、ミチタネツケバナ、ハマツメクサ? 、ヒメオドリコソウorホトケノザ(シソ科植物)、ミチバタガラシ、コミカンソウの仲間、メヒシバ(イネ科)ともう一種イネ科の植物、ヒメムカシヨモギ?、ムシクサ?……で、12種類を確認!!種や花などが出ないとわからない、と、特定できないものもありますが、言われてみるとひとつひとつが違う植物です。ちょっとでも土が残っていることが、植物にとってこんなにも大切であることがよくわかります。

 

桃園川暗渠をぐるりと巡り、玉の湯のある五叉路へ戻ります。銭湯があるのも「暗渠サイン」と言われていますね(昔はお湯を排水していたため)。

そこから馬橋公園の方に坂をのぼると、欅屋敷がなくなったあと、阿佐ヶ谷では最大と思われる屋敷林

ここはオーナーさんのご厚意で少人数による下見見学とお話を聞かせていただきましたが、基本は個人宅。この日は外から静かに観察し、私道をそっと通行させていただきました。公道側から見える植生の構成種はケヤキ、クスノキ、カナメモチ、モチノキなど。古いおうちだと鳥が運んだ種からも長い年数で大木に成長していることも。

 

後編ではまだまだある、阿佐ヶ谷の屋敷林と、個人の庭を公共の維持管理に移行した例として区立公園Aさんの庭、を見ていきます。

 

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