
2025.10.25「どうなる?どうする?河北病院跡地の大問題 ! 」学習会の基調発表「これまでのあらまし」「現状の問題」の資料を公開します。今回は動画はありませんが、この資料で詳細に解説してありますので、お読みいただければ充分に現在の問題点をご理解いただけると思います。
後編として解説と質疑を掲載する予定です。


軟弱地盤・土壌汚染・低地浸水については、移転が持ち上がった2017年からずっと区民が言い続けてきたこと。土壌汚染について、杉並区は2024年1月22日に岸本区長が「移転方針継続」のビデオメッセージを出した際、区のHPに「これまでの質問に対する区の見解(FAQ)」として「病院が責任を持って対策する」と記述。

しかし今年5月、河北病院は杉並区に対して、解体する旧病院(C街区)の地下構造物を残置したまま引き渡したい、という意向を伝えてきました。これまで私たちは「松杭」を残置するのではないか、と懸念していましたが、それだけではなく「地下構造物」=建物の基礎・地下部分の壁や床まで? をそのままにする、というありえない要求です。
「松杭問題」での杉並区と河北病院の文書(2025年5月) - 阿佐ヶ谷駅北口・杉一小改築問題情報
7月14日河北病院文書と9月2日杉並区の反論 - 阿佐ヶ谷駅北口・杉一小改築問題情報
ここからは9月議会での質疑で、さらに詳しく見ていきます。






河北病院は「地下構造物残置」の理由として、軟弱地盤であるため、構造物を撤去すると周辺の地盤沈下が起きるおそれがある、残置することは地耐力(地盤の強化)に寄与するためだ、と書いてきています。清水建設や調査会社による意見も添付。
しかし、杉並区は「振り返る会」やFAQなどでも「C街区は軟弱地盤」であることを一切認めてきませんでした。


学習会で出た意見としては
1.最初からそのつもりだった
2.新病院建設で想定以上のお金がかかった。地下構造物撤去には数億円のお金がかかる。経営も苦しく、世襲で相続するときに借金を残したくない
3.来年6月に区長選挙があり、田中良前区長が返り咲くと見込んでいる。

河北病院による説明会資料はこちら(解体工事全般についての説明会であり、土壌汚染については資料の後半です)。
東京都に「環境調査報告書」を出して審査を経てから杉並区に詳細報告をする、としており、この段階では数種類の物質について「基準値以下」「検出されず」とだけ書いています。
8.29河北病院説明会・全資料 - 阿佐ヶ谷駅北口・杉一小改築問題情報
この調査は病院解体前に建物のごく一部にだけ穴を開けて行われています。しかし、田中前区長の代で工事・営繕の専門家として副区長を務めた吉田順之副区長は、2019年に「河北病院の土壌調査」について以下のように発言しています。
なお、吉田前副区長は現在河北病院の理事になっています。

もう一点、現在新たに持ち上がっているのが「杉一小の跡地」A街区がどうなるか、ということです。
杉並区は「あさがやまちづくりセッション」という区民の「対話集会」を何度も行ってきました。
あさがやまちづくりセッションの問題点 - 阿佐ヶ谷駅北口・杉一小改築問題情報
セッションの形式は各回で異なっており、今回の第8、9回は区民意見の発表の場面が多かったようです。しかし、そのテーマ設定については参加した区民からも疑問が出されることもあったようです。
このセッションについては、改めて傍聴記を掲載する予定です。ここでは全体の雰囲気と、「A街区」の範囲はこれまでの定義から「西友と三菱銀行」も入ってくるのではないか? という点についてお伝えします。




る。経営も苦しく、世襲で相続するときに借金を残したくない
3.来年6月に区長選挙があり、田中良前区長が返り咲くと見込んでいる。