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レポート中編:2024.10.26「杉一小移転改築基本計画を読み解く!」


2024.10.26「杉一小移転改築基本計画を読み解く!」
報告

【中編:区議会答弁で明らかになった新事実】

この内容は、「後編:設計に当たって考慮されるべき問題点」で注目される「松杭」の話につながっていきます。

2024(令和6)年度第3回定例会・決算特別委員会において、阿佐ヶ谷問題について新たな事実が明らかになったことを、松尾ゆり区議から報告していただきました。

①前副区長の吉田順之氏が河北病院の顧問に就任されている事実を、区に確認した。

②河北病院の経営者が、病院は何年も赤字経営で、松杭を抜くための費用負担を避けたい、と訴えているという話があることを、区に問い質した。

*①と②は、関連している可能性もあります。

 

松尾区議による区議会報告

■吉田前副区長が、河北病院顧問に就任していた! なんだそれ?

田中良前区長の時の副区長だった 吉田順之さんという方がいらっしゃって、この人は建築の専門職の人なんです。 この方は、岸本さん就任と同時に副区長を辞職されました。そしてもう区のお仕事からは離れたのねと思っていたところ…。

実は、吉田さんが河北病院の顧問になってるらしいという話を聞いてびっくりしました。で、質問したところ、確かにそういう話を河北病院の方から聞いたということで、区長も承知しております、というお返事が来ました。

杉並区には「退職管理条例」というのがありますよねと、この前に質問しているんです。要は “OBの人たちが口利き的なことをしてはいけない”ということを定めたものです。そういうお話をしました。

違法ではないとしても(注:「特別職」である副区長職は、「退職管理条例」の対象ではない)、前副区長さんが、河北病院へ――河北病院というのはただの河北病院ではなくて、土地取引の相手である河北病院とのところに――前副区長が顧問として来るのはどうなんでしょうかという質問をしたところです。

 

■現河北病院基礎の松杭 抜去に67億円! 節約したい?

それとの関連で、現河北病院の地下には杭がいっぱい入ってるらしいという話も聞きました。それで、以前区に「杭がいっぱい入ってると聞いているがどうなのか」と聞いたところ、「いや、よくわかんないんだけど」という話でした。それで、「その後調べましたか」と聞いたら、「まだ調べてないが、基礎杭は入ってるでしょう」と。

その杭というのは、「松杭」というもの。いわゆる「摩擦杭」。つまり、緩い地盤を固めるために松杭をいっぱい入れて、地盤固めをしてるのだということです。

河北病院は、あの土地を譲り渡すときに――河北病院はあの土地を全部借りているから、それをお返しするときに――、松杭を全部抜いて綺麗にして返さなければいけない。穴が開いた後は埋めなければいけない。そういうルールになっています。「協定により杭等の障害物は撤去した上で引き渡されるべきもの」と、区は答弁しています。

けれども、河北病院はお金がないから抜きたくないって言ってるらしいのです。土地は6800平米ありますので、どのぐらい埋めてるかはっきりわかりませんが、それを抜くのに約6~7億円かかるのではないかということです。どうも河北病院はそこを節約したいらしいという話があります。

 

■現・渡辺副区長は「びっくらこいた!」と

このことと吉田前副区長の河北病院理事就任は、何か関係があるのでしょうか…。

一人会派の無所属・堀部やすし区議も、質問しています。

堀部区議は、河北病院を優遇するような補助金を出していたのではないか、をまず追及しました。それに関連して河北博文氏が理事長を務める法人の顧問に前副区長が就任していたことを指摘し、河北病院新築工事や阿佐ヶ谷北東地区土地区画整理事業と何か関係があるのではないかと、追及されています。

その最後に、堀部議員が「皆さん、役所の皆さん、これ聞いてどう思いましたか」「渡辺副区長どうですか」と聞いたところ、渡辺副区長が「いやあ、びっくらこいた」と言ったのです。それからちょっと「びっくらこいた」が流行りました。

 

 

区議会第3回定例会での質疑詳細は、こちらからどうぞ👉

(杉並区公式議会中継録画から文字起こししています。…は聴き取り不能部分。その他不正確な部分があるかもしれませんが、ご容赦ください。)

 

① 2024/10/03決算特別委員会(松尾ゆり区議質問)

➡区議会録画 http://suginami.gijiroku.com/voices/g07_Video2_View.asp?SrchID=9226

 

(松尾)最近地域の方から、前副区長の吉田順之(よりゆき)氏が河北病院の顧問になっておられると聞き大変驚いた。区は把握しているのか?

(事業調整担当課長)7月ごろ、病院の事務方より、技術的な顧問に就任しているという話を聞いている。

(松尾)いつ頃就任?区長は承知しているのか?

(事業調整担当課長)具体的な就任日は把握していないが、今年度に入ってから。顧問に就任することについては、区長も私どもと同じ時期に聞いている。

(松尾)最近の就任なのか?

(事業調整担当課長)7月ごろにそのような話があった。その近くかと。

(松尾)先ほど退職管理についての条例について確認したわけだが、吉田さんの場合ひっかかるか分からないが、吉田さんは評価の高い方。この方が民間にいることでどういう影響があるか心配。河北病院の場合は、河北の土地が学校用地になるということで、土壌や地盤についての心配が絶えない。そういう中で、区の特別職であった方が河北病院の顧問になっているということで、利益相反にあたることが生じる恐れがあり、心配している。区の見解は?

(事業調整担当課長)区に対して何らかのはたらきかけや影響を与えることがあれば心配になることもあるかと思うが、今般、区でも利害関係者と接触するときのルールも決めているので、そういうところをはっきり見極めながら対応していくことが重要。

(松尾)直ちに違法、条例違反だということではないと思うが、影響力の大きい方であるだけに、その後輩たる区の職員、特に直接この事業に携わっている職員は吉田さんにお世話になった方だと思うので、その影響力は無視できないものがあるだろうと思って心配している。現・練馬区長が、都庁で知事本局にいて、その後豊洲市場の土地取引の相手である東京ガスの執行役員になり、その後区長になった。そういう事例もあり、李下に冠を正さずというか、吉田さんがこういう地位にいるのはあまりよろしいことではないかと思っている。

次に、杉一小の地盤のことについて。本会議でも質問しましたが、その後、杭については調査をしたか?

(事業調整担当課長)杭については、区では現在病院には基礎杭が入っていることまでは承知しているが、その具体的な内容については把握していない

(松尾)お聞きして答えていただけることではないと思うが、できるだけ早く調査していただきたい。

(事業調整担当課長)杭については、区画整理事業施工協定で、杭が存在し障害となる場合は除去することになっていて、区としては、土地が引き渡される際には杭がないことになっているので先ほどのような答弁になる。

(松尾)これから構造設計が始まる。構造設計に地下の状況は大きな影響がある。できるだけ早く情報を入手すべきと考えるが、いかがか?

(事業調整担当課長)施工協定の中で「除去されるべきもの」という扱いになっているので、ない前提で我々としては現在対策を考えている。

(松尾)松杭が摩擦杭としてかなりの数が入っていると想像するが、松杭抜去の費用をご存じか?

(学校整備担当課長)実績がないので見積りを取得しないと分からないが、一般的には、松杭の長さが10m程度であった場合、1本あたり10万円程度。

(松尾)同じような計算をお聞きした。1平米あたり10万円。だいたい同じような感じ。6000平米あるので、6億、7億という費用がかかる。病院の方では、できるだけその費用を抑えたいと考えるという話を聞いている。区では、そのまま残置するということもあるのかという考えについて、今はまだ分からないことなのか?

(事業調整担当課長)既存の杭については、杭を残すこと残さないことについて、それぞれメリットデメリットあると思う。これから設計事務所が決まっていくので、その設計の中で、議員のご意見も踏まえながら設計を行っていくが、原則的には協定の中で抜くことを前提に進めていく。

(松尾)今メリットデメリットと言ったが、残置した場合のメリットデメリットについて説明を詳しくしてください。

(事業調整担当課長)残す場合のメリットは、これは他の事例からもってきたものだが、地盤の緩みや……を……するために残置するケースもあるということ。デメリットとしては、今後設計していく中で、柱をどこに置くかなどについて、杭が影響し支障があると考えている。

 

② 2024/10/08決算特別委員会(堀部やすし区議質問)

➡区議会録画 http://suginami.gijiroku.com/voices/g07_Video2_View.asp?SrchID=9305

 

(堀部)第1に、区内医療法人への対応について、第2に、生活保護について、第3に、国保及び介護保険の再建管理、その他ワクチン情勢、保育関連施設などについて時間の範囲で確認します。

医療法人への対応について確認します。決算年度5月、新型コロナウイルス感染症は5類に移行しました。感染法上の分類が季節性インフルエンザと同じになったということです。その後、当初予算に計上していた区独自の補助金はどうなりましたでしょうか。

(健康推進課長)5類に移行した後も補正予算を計上し、10月に遡って3月まで補正を組ませていただきました。

(堀部)3月まで続いたということですね。2種類の補助金がありました。どんなものですか。

(健康推進課長)1つは、杉並区新型コロナウイルス感染症に係る区内医療機関に対する休業期間経営継続支援事業補助金。もう1つが、新型コロナウイルス感染症に係る入院患者受入れ加算事業補助金でございます。

(堀部)国や都の補助金に加えて、区からも独自に補助されていたということですね。

(健康推進課長)先に申し上げた休業期間経営継続支援事業補助金に関しましては、令和2年度から続けている補助金でございます。この2つの事業を続けておりました。

(堀部)その区独自の休業期間経営継続支援事業補助金はどんなものですか。

(健康推進課長)区内の新型コロナウイルス感染に係る行政検査等を実施する医療機関に勤務する従事者が感染したことによりやむなく休業もしくは休診になった医療機関等を支えるために経営継続に必要な支援を補助するというものでございます。

(堀部)受け入れには5類になったから波があったと思いますが、その増減の範囲はあまりないようですが、どういう事情なんでしょう。

(健康推進課長)増減の範囲といいますか、医療機関による申し出があった際に補助金を支給するというものでございますので、もちろんこういった従事者に感染したことによる休業ということが条件になってございますので、医療機関の申請に基づいて補助金を出しているものというふうに考えてございます。

(堀部)5類に移行後、このような区独自の補助を3月まで10ヶ月間続けた区というのは他にありましたか。

(健康推進課長)他の自治体に関しては、3月移行期に続けているという自治体はなかったというふうに認識してございます。

(堀部)他区は5類に移行したことによってほどなく終了していると。どこの区の病院も、基本的には国や党の補助金で対応していたということだと思いますが、それで間違ってないですね。

(健康推進課長)そのように理解できる点もあるかと存じます。

(堀部)最も遅く補助をしていました新宿区でも、上半期9月までに補助を終わらせています。これも間違ってないですね。

(健康推進課長)その通りでございます。

(堀部)上半期までで補助を終えるならまだしも、さらに下半期のために追加補正をした。理由は何ですか。

(健康政策課長)医療機関においても、まだまだ移行したといえども感染によって休業を強いられる医療機関があったという現状を踏まえまして、区として判断して継続したものであると存じます。

(堀部)5類になっていろいろ波がありましたから、そういう時もあったかもしれないけれども、そうじゃない期間の方が多かったと思います。だけどずっと支給されているように見えるわけです。それが区だけでやっていると。その必要性がどこにあったのか私は疑問なんです、見解を伺います。

(健康推進課長)区としても、コロナ感染症に関して多くの病院医療機関がこの状況の中対応していただいているというところもございました。区の判断として、感染の流行等も下火になったり上昇したりといろいろありございましたので、区と判断して継続させていただいたというものでございます。

(堀部)補助は、申請に基づいて医療機関が申請して出しているわけですが、この独自補助は、休業期間の経営支援と銘打っていますけれども、要件を見ていますと、休診または休診に準ずる診療の縮小した診療科または病床ごとに支払うとあります。休診に準ずる診療の縮小というのはどういう状況ですか。5類ではどういう状況になるんですか。

(健康推進課長)5類に移行したと言いましても、感染症という視点では、病院によっては病棟の受け入れ人数を少なくしなければならないであるとか、医療機関によっては感染者の状況で一旦窓口を閉めたといったところもございますので、そういった病院の対応において支援をしたものでございます。

(堀部)ずっとそういう期間だったんですか。そうじゃない期間もあったというふうに認識してますが、それでも支払われてますよね。向こうの申請があればもう出していた。支給していたと、こういうことなんじゃないですか。

(健康推進課長)当時の内訳を見てみますと、例えば休業日数も病棟を5日間閉めましたということで、何病棟を閉めたので、というふうな申請の出し方であったり、1日だけ窓口を閉めましたという、1日だけを申請する形であったり、病院の方もその実態に応じて出しているというふうに認識してございます。

(堀部)それで資料を確認してみますと、補助金を受け入れている医療法人は、上半期と下半期で全く違ってますけれども、これはどういうことですかね。上半期補助金を受けていた法人は、下半期全く補助金を受けてない。どういう理由なんですか、

(健康推進課長)クラスター等が、やはり病院で発生、従業員の感染等でクラスターが発生したり従業員に広がったりというところになりますので、これに関しては、何か原因が他にあったというよりかは、ただ単純にその病院でそういった状況が起きたというふうに認識してございます。

(堀部)別の聞き方しますよ。下半期受けてた補助金を受けていた病院は、上半期に1円も補助金を受けてないんですよ。どう説明できるんですか。

(健康推進課長)私も今回、補助事業給付金6医療機関で、上半期が3医療機関、下半期が3医療機関、確かに議員がおっしゃるように上期と下期で違う医療機関が申請しているということでございますが、これは医療機関に平等にこういった継続支援が必要なときに申請していただいているということなので、特段何か意図するものはないかと認識してございます。

(堀部)並んでる数字もなんか綺麗ですけど、本当にそうなんですか。

(健康推進課長)これは申請に基づいた補助金の計上しておりますので、これ以上の言うことはございません。申し訳ありません。

(堀部)不思議ですよね。下半期もなぜか続けることになった。他の区はみんな辞めてるのに、杉並で続けることになって、下半期に補助金受けてる病院も非常に偏ってますよね。上半期も一件も受けてないとそういう状況なんですけれども。では、下半期の補助金支給額の75%が河北博文氏が理事長を務める2病院のような補助金になっていますが、間違ってないですね。

(健康推進課長)河北病院が2病院入ってございます。

(堀部)支給額の75%、間違ってないですね。

(健康推進課長)はい、その通りでございます。

(堀部)これは河北さんのところに補助するために下半期も補正したんじゃないかと、こう感じるんですが、そういうことじゃないんですか。

(健康推進課長)この補助金については先ほども続きの答弁になりますが、申請に基づいて医療機関に平等に申請していただいて出しているものでございますので、そういったお考えを意図するものではございません。

(堀部)実績に基づいた申請の割には、上半期も下半期もきれいに分かれている数字がきれいですよね。調整していたのかなと思わないでもないんですが。そこで、先日話題になりました前副区長の吉田さんが、河北氏が理事長を務める法人の顧問に就任したということです。この件と何の関係もないんですか。

(健康保健課長)そういった事案について私は承知してございませんので、関係ないものと考えてございます。

(堀部)病院の顧問に一級建築士が就任すると、あまり聞いたことがない話だと思いますが、どうですかね。そういう事例ってどこあるんですか。保健所長、詳しいと思いますが。

(杉並保健所長)私自身個人的にそういうお話というものは伺ったことはありませんけれども、そちらの河北の総合病院で適切な判断をされてそのような状況になったものというふうに認識しております。

(堀部)この天下りの受け入れは、おそらく杉並区対策だろうと考えるのが自然ですが、そういう受け止めは、例えば特別職の皆さんされませんかね。どうなんですか。

(渡部副区長)正直申しまして、私もその話聞いた時はびっくらこいたというか、びっくりしまして、ということなんですね。一言で言うと。ただ病院の方からすれば、今建て替えをやっていて、病院だから普通当然技術屋建築屋さんなんていないだろうと。業者との対応だとかそういった工程管理様々な建築関係の仕事があるだろうと思います。その中で誰か即戦力といいますか、そういったことを探した場合に、その方が多分白羽の矢が立ったんじゃないのかな、と推測いたします。ただその前も後も、少なくとも私たちのところに挨拶にも一回も来ませんし、そういった関係だということでご理解いただければと思います。

(堀部)吉田さん、あそこの件やってましたよね。阿佐ヶ谷の件ね。地権者ともいろいろお話をされたり、交渉もされて。副区長なので、特別職なので、そこに天下りをしたからどうだこうだというつもりはないんですが、随分不思議な話ですよね。昔からいろいろやって、ご自身が関わってた業務に関する利害関係のところに今顧問として就任される。いくらもらってるか分かりませんよ。もらってるか分かりませんけれども、ちょっとね、接触については注意しなくてはいけないと思います。特に渡辺さんなんかはね、やっぱりあれじゃないですか、吉田さんからちょっと話聞かせろなんて電話かかってきたらね、断れるもんなんですかね。どうなんですか。ちょっと聞いておきますよ。

(渡部副区長)少なくとも今までそんなことは一回もなかったですし、全くこれははっきり言いますけど、一切接触はありません。仮に今後そんな話があったとしても、もちろん尊敬する先輩ですから、そういった面で何かという話であれば、それはその時考えますけども、そうじゃなくて「この件だよ」というのは、それはもう何て言うんですかね、抱えたくないというところです。

(堀部)まあ、区の内情をよく精通されてますからね。手の内も知ってるというかね。(そういう)方なんで、なかなか厄介だなと思います。

 

 

 




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