3月に入り
組織診の結果を聞きに行きました。
名前を呼ばれ、診察室に入ると
あの美しい先生が優しく微笑みながら
「その後、体調はどうですか?」
と訊かれましたので
「はい、(前回の)検査の後は
かなり出血しましたけど、今は収まりました」
と応えました。
実際、検査後の出血は非常に多くて
ちょっと怖いくらいでした。
先生は、やはり優しく
「そうですか、良かったです
で、検査の結果なんですが……」
私の顔を真っ直ぐご覧になって、はっきりと。
「子宮体がんです」
それから、一呼吸置くと続けて
「大丈夫ですか?」とも。
すると私は
自分でも不思議なくらい落ち着いて
「はい」とお返事してました。
何なんでしょうね。(笑)
前と、その前の病院での検査結果が
共に陰性だった事で、ほぼほぼ癌じゃないって
思ってました(思おうとしてました)から
確かにびっくりはしたんでしょうけど
びっくりし過ぎたのか?ww
あるいは、この半年以上
ずっと心の片隅にあった不安のせいで
最悪を想定する癖がついてしまっていたのか?
取り乱したり、泣いたりすることも無く
淡々とお話を伺いました。
術前の組織診断は、類内膜癌G(グレード)Ⅱ。
こんな聞き慣れない用語も
しっかり頭に入れました。
おそらく、矢継ぎ早に話される
今後のスケジュールを把握するのに一所懸命で
ショックを受けるとか哀しむとかの
余裕がなかったのかもしれませんね。(^-^;
医師がその日のうちに
MRIの検査を入れて下さったので
そばにいた看護師さんから
診察室を出たら、設置してある血圧計で
自分で測定するよう指示されました。
なので、医師の話が終わった後
言われた通り測ってみたら
これがびっくり!
なんと、上が144という
私にとって、かつてない数値を
叩き出してました。(>_<)
普段90前後しかない私が
いきなり50も上回るって…。
自分じゃ落ち着いてるつもりでしたのに
『あ〜アタシ、めっちゃ緊張してたんだ』
って、その時初めて気がついて
『ちっちゃ…』
心の中で自分に突っ込んでました。(笑)
出来るならこの後、少しの間だけでも
ひとりになりたいと思いましたが
長い時間、夫を待たせていたので
そういうわけにもいかず、待合へ戻りました。
そして、夫の隣に腰を下ろすと
気付かれないように深呼吸をし
つとめて平然に
「子宮体がんだって」と。
もちろん夫は、一瞬ポカン。
『何を言ってるんだ』という顔で
言葉を失いました。
まぁ、そりゃそうだろうなと。
何と言っても
全く予想だにしていなかったでしょうし
この半年以上
もちろん、私が通院してる事を知ってはいても
私自身、そんなに詳しく
症状や不安を、話したりしませんでしたから。
その後は、予定通りMRI検査を終えて
ようやく病院を出たのが
午後2時を大きく回っていました。
正直私は
全くお腹が空いてる気がしなかったんですけど
私に付き合って
お昼を食べてない夫が気の毒で
途中、ふたりでよく行くカフェに寄り道し
結局、サンドイッチとチーズケーキまで
食べちゃいました。σ(^_^;)
ホッとひと息つきながら夫に
「○○(長女)に、言わないわけには
いかないよね」
って言うと、夫も
「そりゃそうじゃない?」と。
なるべく心配かけたくないけど
目と鼻の先に住んでる長女家族。
とても隠し通せるはずもなく
それに、これまでの私の病気の経緯を
一番よく知ってるのは長女でしたから。
ちなみに、次女については
せめて手術が終わり、落ち着くまでは
知らせたくないと、夫に言いました。
遠方に住んでおりますし、教師という仕事柄
そうそう簡単に休みは頂けませんし。
それでももし、無理をして車で帰省するなどと
言い出されたら、私はその方が心配で
自分のことどころじゃ
なくなってしまいますから。(^^;)
というわけで
意を決し、長女にだけLINEしました。
<病院、めっちゃ時間かかったわ〜ん🤣
子宮体がんだってさ😅
4/○手術だけど、ママは全然大丈夫だし👌
4月は入園式や職場復帰もあるんだから
○○(長女)ちゃんは何も心配せず
自分の暮らしを大事にするのよ🤗>
なるだけ深刻にならないように
私なりに頭ひねって文面考えてww
せっかくLINEで送ったんですけどねぇ。
あの子ったら
速攻、電話なんてかけてきて。(◞‸◟)
その時の娘の気持ちを思うと堪らないから
母はまた、深呼吸して
電話に出なきゃならないわけで…。
案の定
長女の声は、必死で涙を堪えてました。
くそ〜っ
そんな声聴いたら、もう無理じゃん!o(`ω´ )o
張り詰めてた糸がプッツンと切れ
一番泣いちゃいけない場面で泣くという
ホントッ、情けない母は
それでも何度も「大丈夫」を繰り返しました。
心配かけちゃって、ごめん
つらい思いさせちゃって、本当にごめん
…です。m(__)m
先日、夫に
がん封じ寺に連れて行かれました。(^^;)
個人はもちろん、団体バスでも
たくさんの方々が訪れるお寺です。



凄い数の絵馬。

お守り
ひとつで充分って言ったんですけどね。(^◇^;)
忘れずに持って行かなきゃ。