■ 盛夏の柑橘 其の弐
柑橘のカプレーゼ
久しぶりにカプレーゼを食してみたくなりました。
定番はトマトにバジルそしてモッツァレッラチーズでイタリアンカラーにしたものですが、今回はちょっと切口を変えてみたいと思います。
その前にカプレーゼに欠かせないオリーブオイルは、ここ二十年近く愛用している " サルバーニョ " というエクストラヴァージンオリーブオイルの出番になります。非常に質の佳いオイルでクセの無い中にも豊かに潤うような香気が漂い、これ以上の品は必要のないものと思わせる逸品です。平素の調理にはごくフツーのランクのオリーブオイルを使いますが、オイルのお味が直接左右してくるようなお料理には欠かせない存在なのです。

さてそのカプレーゼですが、この不快な気温と湿度の中で少しでも涼を求めてみたいものでして、爽やかな柑橘をフィーチャーしてみます。いつもこの駄文日記をブックマークして下さる読者さんはスイカのカプレーゼであったりメロンのカプレーゼなど繊細かつ緻密な考察を基に工夫された食生活送られておりまして、エロおやぢと致しましてはなんとかその足元にでもヘバリついていたいところなのですけれど、やはりガサツでズボラな性格が災いして思うようにはならないものですな。

本当は河内晩柑のように夏に収穫される大型の柑橘を使用したかったのですけれども、残念なことに哀愁のイナカ町ではそういった気の利いたモノを扱っている店舗はなく、シカタなしに輸入モノのピンクグレープフルーツを使いました。まあこれだって決して悪くはありません、爽やかな風味とやや苦みの乗った酸味がいいカンジにモッツァレッラチーズとの化学反応に成功していて、食べても食べても満足感が損なわれることのない時間が続きます。
もうひとつ重要なファクタとして、フツーはバジルだけでこの料理全体のお味を引き締めにかかるのですけれど、ここにミントの葉を加えることによって少しだけ甘く切ない恋物語が生まれることなのですよ。そう、バジルとミントは同量を細切りにして添えましょうか、ちょっと経験したことのない出会いと感動が待っていてくれると思います。
■ 葉月の庭風景 ギボウシの花 そしてクマゼミ
リビング前の花壇にギボウシの花が咲きました
連日の高温で葉に勢いがなくなっておりましたけれど よくぞ咲いてくれたものです
やはりその花も若干元気がないようにも思えますが
あと数日耐えてくれればなんとか持つでしょう

ジィ~ジィ~と低く小さな音を発し助走するような鳴き声をしていたクマゼミですが
いよいよエンジンがかかったのかジュワ~ンジュワ~ンと大鳴きが始まりました
細かく胴を震わせては鳴き 恋のアピールモードに突入ですね
蝉たちの夏は本番を迎えています
