■ 桜海老のパラパラかき揚げ蕎麦
圧倒テキな力量の違い
三月の下旬に解禁となった駿河湾の桜海老漁は間もなく禁漁期間に突入します。今年も豊漁と云うには程遠い水揚げ量で、資源保護のための禁漁は今後も継続しなければなりません。
ただ市場価格は少し落ち着いてきて、こうした朝獲れの桜海老もボンビなエロおやぢにもテの届く価格で店頭に並べられているのは大いに助かるものです。昨年の秋漁期には桜海老のかき揚げを作ったり、パラパラかき揚げにして頗る満足はしましたけれど、本年に入ってからは清水の老舗お蕎麦屋さんでかき揚げをいただいて以来、また秋漁の開始までガマンしなければならないのは少々辛いものがありますので、底値に近くなった先日に買い求めて参りました。

おぉ~ピッカピカのシャッキリですよ、やっぱり生の桜海老はこうでなくっちゃあねえ。こいつに天ぷら粉をまぶしてパラパラっと揚げたものがサイコーに美味いんだぜ、丸く成形したかき揚げも美味しいけれど、香ばしさとかサクサク感はコチラが一枚上手、丁寧に油切りをしていただくことにしましょう。

由比漁港の漁師さんのように丼ゴハンにガサっと乗せては生醤油をチャっとかけて食すのもエクセレントではありますが、もうひとつのお料理としてお蕎麦に乗せていただくのもまた別のステータスが感じられて素晴らしいものです。
う~ん、とにかくいい香りです…この桜海老の風味を大切にしたいので青味は揚げる時に加えた少量のネギだけ、薬味はおろし山葵だけにしてミニマムなお味の世界を堪能します。お蕎麦は乾麺ではありますけれど、この桜海老のパラパラかき揚げの前では特別なものを準備しなくとも大丈夫ですね、ええこれは常用している「小諸七兵衛」ってやつです。

他には代え難い香りに濃密な旨味と甘さ…あぁコレが桜海老ってもんだよ。そのまま生でいただいたり釜揚げも美味しいけれど、やはりもう圧倒テキな力量と充足感の違いを見せつけてくれる " かき揚げ " ってのが一番適したものかと思いますし、その中でも " パラパラかき揚げ " に勝るものは無いと信じて疑いません。
相棒は長野県諏訪の銘酒「真澄」ですがその湖近くに鎮座する諏訪大社に奉納される御神酒でありまして、これも遥か遠い駿河湾から身延みちを歩み参拝する由緒ある社であります。駿河の國にも縁あるものとして謹んで頂戴する次第です。
■ 弥生の庭風景 黄菖蒲とハコネウツギ
黄色い花弁をひらひらと風になびかせる菖蒲
白や青紫のものが一般的で涼し気な風情がいいものなのですけれど
この色も決して悪くはありません
ただ特定外来種ってことで繁茂にテを焼く地域もあるそうな…

一昨年のバッサリ強剪定の影響で
昨年は花を咲かせなかったハコネウツギではありますけれど
今年は樹勢も回復してしっかり咲かせてくれました
でも花が終わった後の剪定でまた悩みそうですよ
