■ 北陸の味
ホタルイカの干物と赤カレイの煮付け
かなり以前に知人から " ホタルイカの干物 " をいただいたことがありました。もう十年以上前のことなので「あぁ美味しい珍味だったよなあ」程度の記憶しか持っておらず、先日何かの拍子にそのことをふと思い出して近所のスーパーで探してみました。

もっと珍しいものかと思っておりましたが意外にあっさりとそのスーパーの棚に並んでおりまして、おぉ~これこれ…と早速買い求めたものであります。こんな小さな海産物をひとつひとつ拡げては丁寧に干し上げ、しかも " いしる "(イカの内臓を原料にした北陸の魚醬)で味付けしたという品です、そりゃ美味いに決まってますよね。

齧ってみればちょうどイカのスルメくらいの硬さで、酒の肴には堪らなく丁度よい心地でして、カミカミしているとじんわりホタルイカの旨味が滲み出てきてクチを休める気が起きません。
ぐびりと日本酒をクチに含み、再びホタルイカを…という行為が延々と繰り返されるわけですが、合間にやはり北陸石川県産の赤カレイ煮付けなんぞを突っつくのですけれど、再びホタルイカと日本酒の波状攻撃に身を晒すことになってしまうわけです。

本当は赤カレイの煮付けをこの日の主役にしようと思っていたのですけれど、箸休め程度に思っていたホタルイカの干物があまりに旨すぎて、すっかりその座を奪い去ってしまった感があります。それにしても珍味ですねえ、豊かなイカの風味が程よくクチに拡がり、間もなく北陸のホタルイカのシーズンが始まろうとすることを忘れてしまいそうです。
もちろん何もつけずにそのまま齧っても良いのですが、軽く炙ってからこのように七味マヨネーズをつけていただけば、より一層の美味しさに巡り合えたかも…な~んて気が付いた時には、もう食べ終えておりました。
■ 睦月の庭風景 あともう少し…
日に日にその膨らみに変化があり
しっかりとした色さえ確実なものになってきました
開花まであともう少し…
今日から冷え込むらしいけど
