今回の本はコチラ↓。
言語の本質
ことばはどう生まれ、進化したか
言語学と心理学の専門家2名による言語学の本。言語学という分野には普段関わりのない私ですが、Amazonの売れ筋書籍にあったからというのと図書館の蔵書も予約順番待ちになってるしきっと面白いのだろうという理由だけで手に取りましたw。そういう動機故に最初は自分で選んだくせに「他の分野ほど興味ない分野だしもしかしたら流し読みで終わるかも……」と思っていたのだがそんなことは全くなく、かなり引き込まれる内容でした。
本書の目的はタイトルの通り言語の本質に迫ることなのだが、その際に話のコアというかキーワードになるのがオノマトペ(擬音語・擬態語)で、これらオノマトペを中心に世界各国の言語(異なる点、共通点)や言語の定義、進化の仕方、学習、果ては何故人間だけが言語を持つに至ったのかという謎に対して考察していくという内容になっている。著者のうち片方が発達心理学を専門にしている方ということで、赤ちゃんや乳幼児が言葉を覚える過程の話が結構あります。例や実験の結果を示しながら話が進んでいくわけだが、読んでいるとなんというかクトゥルフTRPGで真相に迫っていく感覚になっていきます(SAN値は下がっていないw)。国によってオノマトペが違うってよく考えたら面白いよなぁ。そういえば昔「ネプ&イモトの世界番付」の番組中で海外出身のタレントさんが「雨が"シトシト"降ってるって日本人は言うけど、どのぐらい降ってるか僕らには分からない!」って話してたのを思い出した。
それ以外にも誰かに話したくなるような知識もたくさんあるので、話のネタになるなとも。英語には日本に比べてオノマトペが少ないらしい(というか日本が特別多い)のだけど、それは一体何故だと思う?
???
これも含めて気になる内容は本書にてッ。
あとはポケモンの名前や「ぴえんこえてぱおん」から言語の特徴を真剣に例示・考察していたのは驚いたというか笑ったw。正直共通テスト(元センター試験)の国語の評論問題の題材に出てきそうって思った。
ともあれ、普段当たり前のように使っているのにここまで学ぶことがある、門外漢の私でも興味深く読める一冊でした。なるほどーってなることがたくさんでしたね。
以上、言語の本質の話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。