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リチャード・ドナー版の精神を引き継ぎながら現代的にアップデート『スーパーマン』(2025)

ぷらすです。

公開初日に観に行ってきました。

今年に入って引っ越ししたり、お店を始めたりとバタバタしてて、ここ数ヶ月は映画を観に行けなかったので久しぶりの映画館でしたよ。

というわけで、まだ公開したばかりの作品なので、出来るだけネタバレしないように気をつけますが、ネタバレいやんな人は先に映画を観てからこの感想を読んで下さいね。

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画像出展元URL:https://eiga.com/

概要

アメコミヒーローの原点であるスーパーマンを主人公に描くアクション。地球を守るスーパーマンという自らの正体を明かさず新聞記者として働くクラーク・ケントが、宿敵である天才科学者レックス・ルーサーに立ち向かう。監督などを手掛けるのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどのジェームズ・ガン。ドラマシリーズ「ハリウッド」などのデヴィッド・コレンスウェット、『アイム・ユア・ウーマン』などのレイチェル・ブロズナハンのほか、ニコラス・ホルトらが出演する。(シネマトゥディより引用)

感想

全てのアメリカンヒーローコミックの始祖であるスーパーマンは、アメコミファンにとってもコミック界、映画界にとっても特別な存在です。

しかし、最初はアメリカンヒーローと言う存在は大人が見るものではなく、実写版もあくまで子供向けとして作られていたんですね。

しかし、そんなスーパーマンにワーナーはマーロン・ブランドジーン・ハックマンといった当時の一流俳優を起用し(今は当たり前だけど当時としては衝撃だった)、監督作「オーメン」「リーサル・ウエポン」シリーズ「グーニーズ」などで知られるリチャード・ドナーを監督に迎え、大予算と最新の特撮技術を使って撮影されたんですね。

その中でスーパーマンを演じたのはクリストファー・リーヴ

当時、彼は無名の新人俳優でしたがスーパーマンで一気にブレイクし、実写版スーパーマンのビジュアルイメージを決定づけたと言えるんじゃないでしょうか。

この映画版スーパーマン第一作は1978年公開の作品ですが、この時点で青の全身タイツに赤パンツ、マント姿のスーパーマンは多くの人々にダサいって思われてたんですね。

なので、そのビジュアルや内容について(当時の)現代的にリブートするべきという意見もあった中、監督のドナーはあえてスーパーマンのビジュアルイメージを変えずにスーパーマンの何たるかをしっかり描き切ったんですね。

このドナー版スーパーマンが原作にしたのは1930~50年代のいわゆるゴールデンエイジのスーパーマンをベースにしているのです。

対するザック・スナイダーがベースにしているのは、フランク・ミラー原作の『ダークナイト・リターンズ』やアラン・ムーア原作の『ウォッチメン』に代表されるいわゆるモダンエイジの作品をベースにしていると思われます。

ザック・スナイダーはこのモダンエイジのアメコミが大好きで、そのダークなビジュアルや世界観の再現に注力しているんですね。

じゃぁ、ジェームズ・ガンはどうかというと。彼の代表作でもある「GOG(ガーディアン・オブ・ギャラクシー)」で彼はリチャード・ドナーと同じゴールデンエイジのアメコミ世界観をベースにしつつも現代的にアップデート。そこに父親への複雑な感情や仲間・チームに対する想いなどを入れ込み、ある意味で私小説的な作品に仕上げていました。

本作でも、そんなガンの特徴はしっかり残しつつ、しかしそこにはハッキリとガンのアメリカ・トランプ・イスラエル、そして世界情勢への痛烈な批判と皮肉が入れ込まれていました。

それはもちろんエンターテイメントの枠組みのなかでの主張ではあるけれど、見れば誰もが「あー、これはそういうことだな」と分かる作りになっていて、そこを批判する人もいるようだけど、僕は本作を観て「やっぱりガンは信用できるヤツだぜ!」って思いましたねー。

もちろんスーパーマンとしての肝というか、スーパーヒーローを描くうえで一番大切な部分もガンはしっかり押さえていて、やっぱ分かってるなーって思いました。

つまり、「ヒーロー」を描くうえで一番大切なことは作品が性善説に則っていること。作り手がそれを信じていることなのです。

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そういう意味でジェームズ・ガン版の「スーパーマン」はもう合格なんですよね。

その上で、「善」であるスーパーマンには出来ない事を彼の仲間が代わりに行ってくれることで観客をスッキリさせるところは、ガンらしい演出だと思いましたけども。

あと演出で言うと、本作はスーパーマンの始まりからではなく、彼がすでにスーパーマンとして認知され、ロイスと恋人であるという時間軸からスタート。

劇中には僕の知らないキャラクターも多数登場しますが、それでも観ているこっちが混乱しないのはガンのストーリーテリングの上手さだなーと思いました。

ガンはキャラクターの説明と物語をシームレスにストレスなく繋ぐのがメッチャ上手いんですよね。

まぁ、全てが最高!ってわけではないですけど、個人的にはスーパーマンのリスタート作品としても、ジェームズ・ガンの新作としても楽しく観られました。

あと、個人的にヘンリー・カヴィルのシュッとしたスーパーマンも好きだったけど、本作デヴィッド・コレンスウェットの若きスーパーマンもハマってると思いました。

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クリプトかわいいワン。

興味のある方は是非!!

 




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