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"接触イベント頻度"によるアイドルとの距離感覚と認知の変化

女性アイドルと男性アイドル。

「アイドル」と一口に言っても、それぞれ様々な文化、価値観の違いがあると思います。私個人としても、どちらも応援した経験があり、本当に多くの違いがあったなあと感じています。その中でも今回フォーカスしたいのは「接触イベントの頻度」によって起こる、アイドルとの距離感と認知の違いについて。書いていて、「接触イベントの頻度」がもたらす界隈の文化への影響力は絶大だなと改めて気づくことが多くありました。このブログは、私個人の経験を元に比較し、分析チックなことをしていこうというものです。

私の推し遍歴

一括りに女性アイドルと男性アイドルといっても、どこの界隈なのかによってさらに細分化されていると思うので、私の推し遍歴をご紹介しておきます。

V6(2005-2019)
宮澤佐江(2012-2018)
Travis Japan(2019-)
なので、女性アイドルの話は100%AKB48界隈の話であり、男性アイドルも同じ事務所内での話です。今回はあくまで「私の経験談」が元になっているので、他の界隈のことを考慮して書くことができません。その点はご了承ください。

男性アイドルとのハイタッチ会にて

この記事を書くきっかけになったイベントのことから書いていきたいと思います。

先日、私はTravis Japanとのハイタッチ会に当選し、無事に7人全員とハイタッチをしてきました。このハイタッチ会はCDを買った人の中で抽選を行い、限られた人数で行われたものでした。

このイベントを通して、私はアイドルとの接触頻度によって、推し(自担)との距離感覚が変化するかのしれないということに気づきました。ここで言う「距離感覚」はファン側が抱く距離感覚であり、主語はアイドルではありません。また、距離"感覚"という言葉を使う理由は、実際に存在する距離感ではなく「ファンが一方的に抱いている"感覚"」のことを明確に指したいからです。また、「接触」という言葉の定義は「直接触れあったり、写真を撮ったり、話したりできる物理的な距離が近いイベント」とし、コンサートや舞台の観劇等はすべて除きます。

接触頻度

まずは「アイドルとの接触頻度」についてです。今回のTravis Japanで考えてみると、自担と接触できるほどの物理的に近い距離で、直接話ができる機会は彼らが所属している事務所ではとても少ないことです。過去にV6も10周年の時に一度だけ、握手会をしていますが、その時は私はファンじゃなかったので経験しておらず、恐らくそれ以来、V6は直接触れ合うイベントは開催していないと思います。他のグループもハイタッチ会をしたことがあったりするみたいですが、頻度は決して高くないと思います。アニバーサリーイヤーにやる傾向があるかもしれません。以上のことから、この事務所においては、接触はかなりのレアイベントであることは間違いないと思います。

AKB48グループに関して、私はそこまで接触イベントに通い詰めていなかったので、調べながらの情報になります。間違っている部分があれば申し訳ありません。

AKB48グループの場合は、シングルやアルバムリリース毎に握手会を開催していると思います。以下、ディスコグラフィーですが、最近は年に2枚程度、私がファンをやっていた頃はシングル4枚+アルバム1枚等のリリース頻度だったようです。

www.akb48.co.jp

加えて、1枚のシングルあたりの握手会の日程ですが、2024年3月13日発売の63rdシングル「カラコンウインク」は6日程あったようです。私が応援していた2014年頃も日程数は大きく変化がないですが、シングル発売の頻度が高めだったので、複数のシングルを同じ日程でカバーしたりしていたみたいですね。以下、「カラコンウインク」、「前しか向かねえ」、「ハート・エレキ」の握手会詳細です。

www.akb48.co.jp

www.akb48.co.jp

握手会の開催自体はこれくらいですが、握手自体は沢山買えばそれだけできるシステムです。例えば、握手券が6枚当たっていたとしたら、6回に分けてもいいですし、6回分まとめて使っちゃってもOKだと思います。

この時点でかなりの接触頻度の差を感じることができますね。

ファンは推しに何を伝えるのか

それではこの頻度の差を元にいくつか比較をしていきたいと思います。

まずは「接触時にファンは推しに何を伝えるのか」という点、なぜこれを取り上げるかと言うと、先程書いた"距離感覚"と関係がありそうだなと思ったからです。

まずはTravis Japanのハイタッチ会。SNS等でレポを見た感じで勝手にまとめますと、

「どれだけ好きか伝えたい」

「感謝を伝えたい」

「新しいお仕事おめでとうと言ってあげたい」

など、自担に短時間で伝えたいことを一生懸命考えて準備して挑んでいたように思います。(話せるなんて思ってもいなかった初回組は除きます)こんな機会は二度とないかもしれない訳ですし、そうなるのも頷けるなと思います。なので、「普段は話すことなんてできない自担に伝えたいこと」となると必然的に先ほど書いたような「心から一番伝えたいこと」を含んだ本気度の高い内容の会話になる傾向があるのかもしれません。

一方で、AKB48グループですが、私が宮澤佐江ちゃのレーンに初めて並んでまず衝撃的だったのが、レーンで待っている間に聞こえてくる会話がほぼタメ口だったこと。話してる内容も日常のなんでもない話から、この間の劇場公演のこと、他のファンの人のこと、他のメンバーのこと等様々。率直に抱いた感想は「友達なの...?」でした(笑)この時点で結構話す内容は違いますよね。

同時に、私が結構驚いたのが、アイドルにとってちょっと気になることを言ってくるファンが居るということ。中には活動内容に関して意見をいったり、容姿のマイナスなことを言及してきたり、注意したりするファンも居ると当時も伝え聞いてカルチャーショックを感じました。以下のゆきりんの動画が色々エピソードてんこ盛りです。

youtu.be

正直、そんなこと言ってくるファンもファンだと思っちゃうけど、「会うことに慣れたら」どの界隈でも起こりうる話なのかなって思います。CDを買えば定期的に話せるから、その1回の握手の使い方にもバリエーションが出てくるというか。推しと話せる余裕が出てくるからなのかな。

話す内容と距離感覚

この比較でなんとなし察していただいたとは思うのですが、「Travis Japan↔ファン」、「AKB48メンバー↔ファン」それぞれの距離感覚は圧倒的にAKB48さんのほうが近いかなと思います。私が他の佐江推しの方に抱いた「友達なの?」という感覚がまさにそれを言い表しているかなと思いました。接触する頻度が高いとファン側として「アイドルとの距離が近くなった感覚」が発生し、その「感覚」によって話す内容に変化が生まれるという仮説です。

佐江ちゃんを推していた頃の私の変化を紹介するとわかりやすいかもしれません。

私の初めての握手の内容といえば、ひどいものでした。私はアイドルとの接触イベント自体、佐江ちゃんとが初めてだったので、どんなテンションで推しと話せばいいのか分からず、「初めて来ました。◯年前からずっと大好きです、応援してます。」くらいしか言えずに剥がされてしまった感じです。しかも頭の中は大パニックで、事前に預けたカバンを忘れて走り出して係員さんに止められた程です(笑)この時はやはり「大好き」というだけで精一杯という感じですね。

2回目以降になると「佐江ちゃんにつまらない思いをさせてはならない」と思って、事前に話を用意していきました。劇場公演のオンライン配信の感想や、歌番組の感想等言ってましたし、「また来月くるね」とか生意気に言ってた気がする(笑)確実に1回目に比べると佐江ちゃんを「話せる相手」と捉えていますし、同時に「話し相手としてちゃんとしないと」という感情が芽生えていたように思います。1回目は「いつもテレビで見ている憧れの佐江ちゃん」で、2回目以降は「お話できる推し」くらいには距離感覚は近くなっていた気がします。

あくまで私の仮説ですが、接触頻度が多くなればなるほど推しと話すことへの特別感が薄れていき、だからこそフランクな話ができるようになっていくのかなと思います。

距離感覚と認知

接触イベントと距離感覚の話で絶対に触れないといけないのは認知の話だと思います。認知というのはアイドルに、顔や名前等を覚えてもらうことです。

Travis JapanやV6で言うと、認知されているかって確認する術がそもそもあまりない気がします。コンサートの時にうちわで「私のこと覚えてる?」なんて伝えても本当に覚えているかなんてわからないですし。ファンレターとかで地道に認知を獲得しようとしている方は一定数いるのかもしれないですが、こういった状況故に、そもそも「認知されたい」という欲求が多くはない界隈のような気がします。(個人の感想なので違ったらすみません)

一方で、AKB48グループですが、握手会会場にいたり、SNSをやっていて思ったのは、この界隈のオタクは全体的に「推しに認知されたい」という欲求が強めなのかなってこと。以下のゆきりんとアカリンへの質問を見てても「名前を覚えてほしい」とか、そういう人が多いんだなあという印象です。(8:33頃時間指定済み)何でこの現象が起きるかなと考えた時に、男性アイドル比べるとAKB48グループの場合は「覚えてもらえるチャンスが沢山ある」かつ「覚えてくれたか明確に確認できる機会がある」からこそ、認知してもらいたいという欲求を素直に伝えられるのかなと思いました。

youtu.be

さらに、「認知」と「接触頻度」の関係性も考えていきたいです。この動画内でのアカリンでの発言を引用します。(8:39頃)どうやってファンを覚えているか、という問いに対して、「通い続けてくれることですよね」とおっしゃっています。

「通い続けてくれること(何度も接触すること)」が認知につながるというのははやり明確ですね。そう考えると、「ファン側の距離感覚」も結構認知に依存する部分があるのではないかと思ったりします。

これは完全に私の予想でお送りしますが、なんで認知されたいかって、アイドルとの心理的な距離を縮めたいからなのではないでしょか。覚えてくれたら話しやすいというのは少なからずあると思います。例えば、前回話したことの続きを話しても大丈夫なのかとか、先日劇場公演に行ったことに気づいてくれたか、等話題は膨らんでいくと思うので。(違っていたらすみません)だとすると、以下の図のように「ファンの距離感覚」の変化の前に認知の有無が影響してくるのかもしれません。

つまり、AKB48グループの場合は、接触頻度が増えると、認知されやすくなり、認知されるとファン側の距離感覚が詰まり、話す内容がフランクになってくる。逆にTravis Japanの場合は、接触頻度が低いので認知はされない前提が強く、距離感覚は詰めに食くく、話す内容は本気度が高いものが多い、といった流れでしょうか。

まとめ

これまでの話を以下のようにまとめてみました。

同じ「アイドル」というカテゴリでありながらもこんなにも正反対な形式を取っているのは面白いですね。どちらが絶対に良いということは決してなく、それぞれの「推したい形式」に合うかどうかというのが一番重要なポイントかも知れません。

どんなに顔が好きで、歌が好きでも、接触イベントに命かけたい系の方にTravis Japanをおすすめすることはどうしてもできません。それは逆もしかりです。そう考えると益々「推しとの出会いは奇跡である」ということが言えるかもしれません。私は以前、担降りの原因分析と現在自担を応援する上で気をつけていることを以下のブログにまとめました。

anzmfp-7239.hatenablog.com

ここにも推しとの出会いは奇跡レベルの所業であると語りましたが、加えてここに「界隈のルール、接触文化に入っていけるか」みたいなのも追加されていくのかも。そう考えると、本当に推しとの出会いって貴重で、感謝すべきレベルのことなのかもしれませんね。

つらつらと書いてみましたが、この文章はきっと誰のためにもならない気がするし、何か大きな成果があるわけでもないと思います。でも、ずっと言語化できなかった明確な違いが言語化できそうな気がして、自己満足で書いた1本になりました(笑)

確実に言えることは、接触頻度が低いアイドルを応援しても、沢山会いに行けるアイドルを推しても、幸せになれることには変わらないということです。改めて、私の拙い話に笑顔で対応してくれた宮澤佐江ちゃんと、ワケわかんないこと言っても「ありがとう」と笑顔で言ってくれたTravis Japanに心から感謝の気持ちが湧きました。

ありがとう、推し、ありがとう、自担。

あぷ




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