はじめに
こんにちは、レバレジーズ テクノロジー戦略室AI/MLエンジニアリンググループの稲垣です。
私の所属するチームはいわゆる機械学習エンジニア、AIエンジニアが所属するチームで、レバレジーズの全組織横断でAIを活用したプロダクト、ツール、基盤開発を行っています。
実は、2024年に「レバレジーズの機械学習エンジニアの1年を振り返る」という記事を書いていまして、
もう2025年は終わっちゃいましたが、まだ年度内だから良いよねということで2025年版の記事を書いてみようと思います。
レバレジーズの機械学習エンジニア、AIエンジニアがどんなことをしているのか興味がある方はぜひ読んでみてください!
2025年にやったこと
AIを活用したプロダクト開発
レバテックのレコメンドの開発

レバテックの2つのサービスに対してレコメンド機能の開発を行い、無事2つとも2025年内にリリースすることができました。
我々チームの役割としては、他部署のデータサイエンティストの方が開発した機械学習モデルをプロダクション環境で動作するようにインフラ、APIサーバ、推論サーバの開発を行いました。
片方のレコメンドではレスポンスの高速化のためキャッシュやAPIスキーマの設計などを工夫し、もう片方のレコメンドではAmazon SageMakerの比較的新しい機能を利用して推論サーバを構築する(参考記事)など、それぞれ程良い高さの乗り越えるべき壁があり、楽しく開発することができました。
両者のレコメンドとも現在運用フェーズに入っているので、ここからMLOpsの仕組みを整えビジネス貢献できるレコメンドを目指していきたいです。
AI面接の開発、リリース

これまで人による対応が必須であった面接をAIエージェントで自動化する「NALYSYS AI面接」というプロダクトを開発しました。
我々のチームでは、プロダクトのコアとなるAIエージェント部分の開発を担当。開発の過程では、生成AI特有の予期せぬ挙動をいかに抑えるかにチームメンバーが試行錯誤を重ね、頭を抱えながらも、無事に機能を実装しました。
プロダクトは現在も成長過程にあり、4月1日の機能拡充をもって正式リリースとして公開する予定です。今後も機能追加や改善、LLMOpsの高度化に向けて取り組んでいきます。
詳しくはYoutube動画がアップされていますので、興味がある方はそちらを見ていただきたいです!
Youtube: 【AI駆動開発】人事のプロを技術で完全再現。構想5ヶ月でβ版ローンチを実現させたレバレジーズ開発チームに密着
今年はワールドビジネスサテライト(WBS)でも取り上げていただきました!放送をご覧いただけなかった方は、見逃し配信もぜひチェックしてみてください!
LLMOpsの基盤開発

レバレジーズ社内でも、生成AIを利用したプロダクト/ツールが増えてきているので、社内で自由に使用できるLLMのtracing、 評価基盤としてOSSのLangfuseを社内のk8s環境にセルフホストしました。
運用については、SREチームのk8s専門メンバーの協力を得ながら行っています。(SREチームの方が書いているk8sの記事はこちら)
また、GAO社主催のLangfuse社の来日イベントも、レバレジーズのオフィスで開催し、Langfuseの開発者の方々と直接会話することが出来たのも良い思い出です。
(Langfuse社の方々はとてもフレンドリーかつHigh Performerの方ばかりで大変刺激を受けました。)
業務効率化のための機能/システムの開発

求人や案件の作成/修正作業、メールの振り分け作業など、これまで膨大な工数をかけて人の手で捌いていた作業を生成AIを活用し、自動化する機能/システムをいくつか開発しました。
これらは、各事業部の営業/企画の方と直接要件をすり合わせてスピーディーに開発したり、他の開発チームと協力して機能開発を行ったりと、我々のチームが全サービス横断組織であることのメリットが活かせた活動と感じています。
その他
AWSの生成AIハッカソン

2025年にAWSサミットのイベントの1つとして開催された、生成AIハッカソンに我々のチームメンバーがメインで参加し、準優勝することができました。
本当は優勝のラスベガス招待券を狙っていましたが、準優勝でもチーム全員にiPad Proを賞品としていただきました。
AWSの懐の深さに感服しました。
こちらもいくつか記事が既にあるので、興味がある方はそちらを見ていただきたいです!
Youtube: 【AWSハッカソン準優勝】AI駆動開発で挑んだ「引き継ぎエージェント」開発の裏側
テックブログ: AIに全権委任したら黒☆魔☆術コードが生まれた話 - 生成AIハッカソンで試したVibe Coding実践録
イベント登壇、開催
チームメンバーの一人にイベント登壇/開催が好きな忍者(中級)エンジニアがおり、いくつか生成AIをテーマとしたイベント登壇/運営を行いました。
JAWS-UG Presents - AI Builders Day
今年度も、レバレジーズとしてAI関連のコミュニティに対して貢献ができるよう頑張っていきたいです!
2025年の総評
まず、2024年末時点で3人だったチームメンバーが、1年で7人まで増えました。
採用を積極的かつ真摯に行ってくださった上長、人事の方々には感謝です。
気付いたら人数が倍以上になったため、思っていたよりも多くのことが出来た印象がありました。
また、昨年の記事で個人的な目標として掲げていた、「プロダクト開発を積極的にやっていきたい」というところも、複数サービス/機能の開発を行うことができ、概ね達成できたのではないかなと思っています。
総じて、まあまあ頑張ったのでは?と言えるくらいの1年だったかとは感じました。
2026年にやりたいこと
レバレジーズでは、AIの活用によりビジネスを大きくできるチャンスがまだまだあると思っています。
そのため、2026年も引き続きAIを活用したプロダクト開発は積極的に行っていきたいです。
特に、AIエージェントやレコメンド開発はレバレジーズの中でも我々のチームが得意とする領域なので、そこをさらに伸ばしていければと思っています。
また、MLOps/LLMOpsの高度化や、最新の技術に対しての実用性検証などの活動は、プロダクト直属の開発組織ではなかなか手が回らない部分かと感じるので、そこに対しても積極的に取り組み、チームとして社内/社外への価値貢献をしていければなと考えています。
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございました。
かなりレバレジーズの機械学習/AIエンジニアについて解像度が高まったのではないでしょうか?
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