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踊共二『非暴力主義の誕生』(岩波新書)

 キリスト教の少数派で「再洗礼派」と呼ばれる人たちがいる。彼らはその信仰により戦争と暴力を退け、敵を愛し敵を赦す思想を持っている。彼らはその信仰に従い、あらゆる暴力を避け、兵役を拒み、そのことで弾圧され殉教と亡命を繰り返した。その再洗礼派の500年にわたる歴史について記述している本である。

 「非暴力主義」というと、何らかの政治的な思想であるかのように思いがちだが、再洗礼派は純粋に信仰の在り方として、聖書の解釈として暴力を用いない。だから、ガンディーやキング牧師とも違うし、本当に単なる宗教的マイノリティに過ぎないのだ。だが、その宗教的マイノリティが特異な運命をたどることになる。それを丹念に追っている極めて好ましい著作である。最近こういう本が読みたいと思っていた。




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