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渡辺靖『白人ナショナリズム』(中公新書)

 

 

  黒人への暴力行為などで最近注目を浴びている白人ナショナリズム。本書はその実態について概観できる優れた本である。白人ナショナリズムとは、人種的・民族的多数派による文化的反動の一例であり、移民などの勢力拡大により脅威を感じている白人たちが、白人の権利や優越性などを主張し他を排斥する動きである。彼らは反ユダヤであったり反ポリティカルコレクトネスであったりする。過激派はヘイトに走ったりする。

 社会の多様性を認めていこうというリベラルの動きに反して、その多様性により利益を失う白人たちは多様性を排し同質性へと向かおうとする。多様性は決して社会にとってプラスの面だけを持っていたわけではなく、それまで社会の中心勢力であった白人たちのメンツをおびやかしている。白人ナショナリズムは多様性を認める社会への当然の反動だったと思われるし、それは欧州でも拡大していて、やがて日本でも同様の事態は生じてくるだろう。白人ナショナリズムは普遍的な問題なのである。




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