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畑仲哲雄『地域ジャーナリズム』(勁草書房)

 

 

  地域紙がNPOとコラボすることにより新聞の新たな可能性を開いた事例を検証する本。

 上越地方で、地域に根差した新聞がその紙面の一部をNPOに開放したところ、新聞の売り上げも上がり、NPOも情報発信できるというウィンウィンの関係が築けた。新聞としては客観中立なジャーナリズムからより地域に寄り添う形になり、また自らの編集権の一部をNPOに譲渡するという厳しい決断だった。

 このような協働が成立した理由としては、新聞社が経営危機に陥り経営改善策を模索していて、NPOも設立間もなくコミュニケーション手段を必要とし、新聞社の経営者とNPOの理事長が同一人物で両組織を架橋した、というものが挙げられる。

 本書は博士論文を出版したものだと思われる。それゆえ、構成が丁寧で情報量も多く、いかにも論文然としたものだ。だがそれだけに地域紙とNPOのコラボというものを様々な角度から照射していて、そこから立ち上がってくるジャーナリズムの新たな可能性は面白い。読みごたえがあった。




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