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藤田・宮野『愛』(ナカニシヤ出版)

 

 

  愛の思想史をなす論文集。

プラトンの哲学をベースに、古代ギリシアの最終的にはイデアへとの合一を目指す愛について説明した近藤論文。

②聖書におけるアガペーについて、人間から神への愛、自分への愛、隣人への愛としての側面についても論じた小笠原論文。

カール・バルトの結婚論について論じ、プロテスタンティズムの神の召命としての結婚観について説明する佐藤論文。

シャルル・フーリエの恋愛を題材とする戯曲を分析して恋愛の倫理を分析した福島論文。

⑤『崖の上のポニョ』と『古事記』を比較することで恋愛の諸要素を分析した藤村論文。

⑥近代日本において「愛」という言葉が中国語や英語からいかに受容されたかを論じた宮野論文。

 愛の哲学についてまとめて扱っている本は少ないので、貴重な本だと思う。ただ、愛の本質について哲学的に論じるものは意外と少なく、過去の学説の紹介にとどまっているものがほとんどであったが、それでも知らない学説はいろいろとあり、参考になった。このシリーズは三部作であるが、次の巻『性』も読み始めたい。




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