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藤谷俊雄『「おかげまいり」と「ええじゃないか」』(岩波新書)

 

 

  近世日本の民衆解放運動としての「おかげまいり」と「ええじゃないか」について詳説した本。

 日本には伊勢神宮へ遠路はるばるお参りする風習があり、それが近世においては何度か大規模に行われ、それをおかげまいりという。おかげまいりの際には、富豪が参拝者に施しを行ったり、また交通や商業が発達したりなど様々な効果を及ぼした。

 おかげまいりは封建的支配関係に身分的に束縛されている民衆が宗教的な形態で自己を解放するものであった。また、おかげまいりにおける様々な階層の民衆の人的ふれあいは、経済的物質的交流や農業技術の交流などを通して民族形成を推進した。

 日本史の中であまり多くの議論を呼ばないマイナーな論点であるおかげまいりとええじゃないかであるが、そこには近世日本の社会構造や近世日本の発展構造が反映されていた。近世において民衆はただ抑圧されるだけでなく、様々な仕方でそのエネルギーを解放していたのだということがわかる。




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