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宮本太郎『共生保障』(岩波新書)

 

 

  本書は、少子高齢化が進み労働状況も厳しくなってきた現代にふさわしい社会保障の形を提言するものである。

 正社員という「支える側」と老人などの「支えられる側」を二元化して縦割りの体制をとっていた旧来の社会保障は維持しがたい。そのため、地域では「支え合い」を支え共生を試みる好事例が生まれ、また介護・障碍者福祉・保育などを巡って普遍主義的改革も進められてきた。

 この動きを推し進めるため、子育て支援や就学前教育により「支える側」をより支え、高齢者・障碍者・生活困窮者など「支えられる側」の社会参加機会を増やす必要がある。そして、「支える側」も「支えられる側」もより多くの人たちが参加できる「共生の場」の整備が必要である。

 本書は現代の社会保障の問題にクリティカルに肉薄した書物であり、随所にアイディアがちりばめられている。日本が今まさに直面している問題への処方箋であり、実際に行政もこの共生保障の方向で動き始めている。現代日本を知るうえで避けて通れない問題である。




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