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井原久光『テキスト経営学』(ミネルヴァ書房)

 経営学は、企業の生存競争のための学問だといっていい。どれだけ少ないコストでどれだけ大きな利益を上げられるかどうかを追求する学問だ。その際、ヒト・カネ・モノ・チエをいかに管理し、いかに生かしていくかが問題となる。意思決定はどうするか、組織はどうするか、戦略はどうするか。

 本書は、まず、科学的管理法から人間関係論へ、そこからさらにコンティンジェンシー理論へという、経営学史を丁寧にたどった後、現代の経営学理論を説明している。組織・戦略・リーダーシップ・マーケティング。

 この本を読むと、経営学というのがまったくの実践の学問だということがよくわかる。効率的な企業運営のためにどうしたらよいか、ということが、企業活動の現場からフィードバックされていく過程が大変よく想像できる。あるいは経営学は、市場に投げ出された企業の実験によって絶えずその理論の正当性が検証されている学問だともいえる。だから、基礎論や総論というものが発生しにくく、現実にやむを得ず生じてくる争点についてその場その場で理論を構築していくのである。このような流動的で実践的な学問もまた魅力的だ。




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