
舞台WIND BREAKER(ウィンブレ)感想シリーズ、りょうがくん演じる桜遥の好きなところをひたすら書いていく記事!
*こちらはあくまでも「主演役者のファン」が役者の表現にどう感動したのか!という目線で書いているので、発言内容だいぶ偏ります、ご了承ください!
目次
アクションかっこよすぎ問題
りょうがくんはアクションが!!上手すぎ!!!
炎ステ以来に本格的なアクションのある舞台になりましたが、久々に観てやっぱり「すごいな!?」の気持ちでいっぱいになった。シンプルに運動神経が、良すぎる。好き!
脚がほんと~によく上がるので、キックの類がまじでかっけー!となる。
一番高い打点の位置、相手の頭のところなんだよね!いつ見ても意味がわからなくてすごい。
長めの距離を駆けてきての飛び蹴り、その場での回し蹴り、直立の状態からギュン!と脚を上げてのキック、そしてその時常にブレることのない、体幹。
今作、アクションの手数がとにかく多くて、殺陣を体に染み込ませるのにどれだけ稽古をしたんだろう?と思いました。
からのワイヤーアクションですよ!
開幕前、なんとなくあるかしら……?とは思っていたけどそのボリュームが予想を遥かに超えてました。
東風商店街に足を踏み入れた最初のワイヤーアクションは体を吊るワイヤーが体の左右に1本ずつあるタイプで、その2本のワイヤーの間で上下の縦回転をしたり、なおかつワイヤーを身につけたまま舞台上を縦横無尽に走り回りもする……!
次の動きに問題なく移れるように、自分自身でたまにワイヤーを調整しないといけない瞬間があったりも。
セリフを言いながら体勢を整えつつ、同時にワイヤーから肩を抜いたりしてるのを見て「いや段取り多くない!?めちゃくちゃ大変では!?」と思った初日。だってこれ、普通に考えてやることが多すぎない!?
そして何より、一歩間違えると普通に大事故になるやつでもあり……
そうはならないよう、アクションを一緒に組んで戦うTon-pu SKILLZの皆さん共々、本当に大変な努力を重ねたんだろうなと思います。
舞台後方からぶぉーん!と両足キックで舞台端まで飛び込んでくる動きとか、迫力がすごかったなぁ。
里中くん演じる十亀とのタイマンは、それぞれに使われているワイヤーが一本ずつに変わるので、それはそれでまたバランスが変わりそうで大変すぎ!?と思って見ていました。
体の両側から吊られるのと背中の真ん中1点のみで吊られるのって、重心のかけ方とかがまた全然違うと思うんですよね。たぶん。
空中で横に2回転する足技をやってみたり、抱えられて勢いよく舞台端までふっ飛ばされたり……
たぶん衣装の下にはサポーターもつけていたように見えましたが、にしたってまじで体を張りまくり。。
桜と十亀のタイマンは、とくに東京公演の後半で密度がぎゅっと上がっていたように思います。公演を重ねる中でお互いの動きがよりバチッと噛み合うようになりつつ、その上でさらに芝居にも磨きがかかっていった印象。
あの激しいアクション要素までも、しっかりと「芝居」の中に取り込んでしまうお二人の役者魂に、本当に圧倒されて見ていました。
今回の桜、このとんでもない難易度のアクションをしっかりと魅せられてこその主役だなと思う。りょうがくんが桜を任されたことに改めて納得感しかないというか……
やはり真ん中を張るうえで圧倒的に「体が動く」存在であることが、今作の主人公である上での絶対条件だったように思うので。
求められるもののレベルが非常に高い・やるべきことが多すぎるくらい多い主役を、素晴らしい形で全うしてみせている姿が本当にかっこよかったです。誰しもに出来ることじゃないとやはり思うので、その全うする姿がファンとしては何よりもカッケー!と思った次第でした。
全身から溢れ出す感情表現とその緩急
今回ウィンブレでやっぱり私はりょうがくんのお芝居が好きなんだよなぁ~!!!としみじみ噛み締めていたんですが、とくに序盤、ことはとのやりとりが良すぎた。
あの二人のお芝居で作られていく、物語の立ち上がり方の見事さよ!
見た目を理由に阻害され時に蔑まれてもきた桜が、新しい在り方、他人を諦めないで関わっていく生き方のきっかけを掴むまでの時間。
それはきっと、桜自身にとってはとてつもなく大きな変化で。
それまでの自分の常識が覆るような出来事であり、そんなに簡単に飲み込めることではないと思うんですけど、ことはの言葉や目の前の光景に徐々に目を見開かされていく過程がとても繊細で、同時にとても説得力があった。
あの大きな瞳を中心に、感情がぎゅっと色濃く現れるお顔。その表情の移り変わりや、戸惑いに溢れるぎこちない体の動き。
りょうがくんの桜のその全身から伝わってくる感情の波が、とてつもなく大きかった。
”別に孤独になりたくてなっているわけじゃない”桜が、ボウフウリンとの出会いを経て「……めちゃくちゃかっこいいじゃねーか!」のセリフを発したその瞬間の顔が、まさに瞬間内側からブワッと光を放っているように見えて、思わず涙が出ました。
何かが変わっていきそうなきっかけを自分の中に認めることができた、その前向きな喜びの爆発に焼かれるようだった。
その場に居るだけでなにかを全力で表現してしまえる、りょうがくん自身が内側に持つ途方もないエネルギーが、桜というキャラクターと強く呼応しているように感じました。
自らの表現欲を役の生き様に変換してあますことなく発していけるのは、やっぱり役者として揺らぐことのない大きな強みだと改めて思う。
板の上で今間違いなく生きているんだなぁって思わせてくれる姿が本当に大好き。その感情の迸る様を見ていると、とにかくこちらの心がめちゃくちゃに動きます。
独りで居ることを選んできた桜だけど、やっぱりことはの言うとおり「他人を諦めてない」のが核にある。そこに桜自身が持つ人としての本質的な優しさ、あたたかさみたいなものを感じるのですが、りょうがくんの桜はその内側の柔らかな部分をすごく雄弁に伝えてくれていたなと思います。
例えば楡井に「まぁ、ダサくはねえんじゃねーの。…女子高生助けたんだろ」って声をかけてあげるところとか。
他人と関わる気はないと言うけれど、目の前にいる誰かのことを心底どうでもいいというふうに雑に扱ったりすることは結局は出来ない、そんな不器用な優しさが滲んでいて。
桜の内面の複雑さや抱えている葛藤が、決して薄っぺらくならずにこちらに届く表現だった。
桜がどういう人間なのかが、2時間を通してすごくリアルに立ち上がっていました。
エネルギーを大きく発散してみせる部分と、とことん丁寧に繊細に届ける部分、どちらにも明確に強みがあるのがすごいなぁと思う。
表現において自由自在に強弱・緩急をつける、役者としての持ち前の優れたバランス感覚、もしかしたら勘みたいなものでもあるかもしれない、そんな部分にも改めて惚れ直したな~と思う主演姿でした。
うまくなりすぎている、歌!
桜は十亀とのタイマンの最後にソロを歌うのですが、それはもう二人の戦いも最終盤に差し掛かったところ。
二人の喧嘩のボルテージとしては最高潮と言えるタイミングで、今度はそれを「歌」に変換しなければいけない。これって実際、かなり難しいことではないかと思うんです。
声の出し方や音程は当然ながらちゃんとコントロールしなければいけないし、歌詞もきちんと聞き取れる発声をしなければならず……相手に全力で拳で向かっていく!というその最中に急に歌が入ってくるのって、役者としても決してやりやすい表現手法ではないのでは?と思えてならない。
なんですが、この桜のソロはそのタイマン勝負の熱量を削ぐこと無く、むしろ増幅させるような力に満ちたものでした。
あの場に歌が存在することに必然性を感じるような、芝居が生きた、本当に大好きな歌唱。
それまでに劇中で梅宮→ことはと歌い継がれてきたのと同じメロディーを、今度は桜自身の言葉として目の前の十亀にぶつけていくその歌声は、力強いだけでなく内側から湧き出る十亀へのメッセージを内包していて。
他人なんて要らない、と最初は周囲を拒絶していた桜が、十亀の顔を全力で見据えながら「目を逸らすなよ」と真正面から投げかける様子には、桜に起きた変化がこれでもかというほど色濃く表れていた。
梅宮やことはから伝えられてきた内容が確実に桜の中で腑に落ちて、あの瞬間の桜自身が心からそう思っているからこそ、十亀に対してあの熱量で自分の言葉をぶつけにいけているんだと感じられて、どうしたって涙が出ました。
「何故かこの喧嘩 心地が良いんだ」のじわっと喜びが滲んでしまうような笑顔や、
回ごとにニュアンスが異なっていた「お前に…語ってやる!」の歌い方。
すべて出し尽くしてやる!と言わんばかり、見ていても本当に掛け値なしの全力なのだなと伝わってくる全身を燃やすようなタイマン勝負のラスト、それをあのクオリティの歌で締めてくれる様子。そこにはこれまでの他作品で経験を積み、磨いてきた歌唱力が存分に発揮されていたなと思う。ファンとして本当に感動しかない!
表情豊かすぎてあまりにも、かわいい
いや前提としてめちゃくちゃかっこいいです!ハイ!かっこいいんです!けども!!ごめんなさい、とんでもなくかわいいです!!!
とくに風鈴高校の1年生とのやり取りはどうしても「かわいい!!」と叫びたくなる瞬間が多々あって、それもそれで最高~!!!の一言でした。いやあんなの、最高だよぉ……
特にあんでぃくん演じる蘇枋との絡みが本ッにたまらん可愛さで!というかね、公演進むに従って蘇枋の絡み方の方向性がどんどんウザ絡みになっていたのが、良すぎた~!あんでぃくんありがと~!他のキャストさんの話も別に書きたい……
劇中で一番かわいすぎてぎゃー!になっていたのは、やっぱりあのタイマンに向かう蘇枋に対する「早く行けよ」ですね。。。お顔も声の出し方も立ち去り方も全部が全部、かわいすぎる。なんなんだあれは!?
にい先生が千穐楽のレポ絵で書いてくださってたやつが最高でした。まさにカタカナの発声だよねぇ……!!!
#舞台ウィンブレ
— にいさとる「WIND BREAKER 」連載中 (@nii_satoru) January 24, 2025
千秋楽配信感想 pic.twitter.com/GritAYbNcP
あとはあれだ~これも蘇枋のパートですが「正義のヒーロー桜くん 今日からクラスメイトだね♪」のとこの、一連の流れね!!
正義のヒーローのところでするあの「イーッ」てお顔も、”クラスメイト”の歌詞を表すように机に頬杖つくところも、もう可愛すぎてどうにかなりそうだった!
全体的に翻弄されてわちゃわちゃしてるところ、マジで全編にわたり、表情豊かすぎる。なんかこう、シンプルに状況に翻弄されるのが上手いんだと思うのよね!?
目の前に起きる出来事に素直にぶわっと感情を表出させるので、本当にとことん表情が豊か。まさにデフォルメされた時の絵って感じの動きやお顔付きがうますぎて、かわいい!!!
獅子頭連とのタイマン勝負の結果が打ち上げになっちゃう最後の全力の「はぁーーー!!?」も、毎度たまらなかったな~。。かわいいよ~~~。いや、かっこいいんですけど。。
かっこいい&かわいいをどちらも受け取ることが出来たという意味でも、ものすごーく!幸せな演目でした。
なんか最後、急角度であたまのわるい感じになりました。平常運転です。
そしてあの一瞬で終わっちゃう大好きな爆踊りの話するの忘れた!!!!!笑
一瞬なんだけどあまりに好きすぎて、初日の客席であの瞬間に私は「チケットを増やそう。」と決意を固め、終演後リピチケの列に並んだのでした。
しかもあそこ大楽で、普段は桜が踊ることのない柊を中心としたパートでほんのちょっぴり同じ振り付けを踊ったりもしてて!びっくりしすぎてマジで変な声出かけた。嬉しすぎたな……
りょうがくんのダンスを見ていると、本当に頭の中が「好き!!!」という一種類の感想で埋め尽くされてしまうんですが、ごく短い時間とはいえ、豪さん演出ならではのサイコーの爆踊りが見られてとてもとても嬉しかったです。
舞台ウィンブレ、絶対に続編が見たい~~~!の気持ちで気合い入れて公演アンケート提出します!!
感想記事としてはあと1つは更新したい気持ちがあるので、2月引き続きがんばります!
▼おたよりフォーム復活させました
アドベントカレンダー中に感想いただけてとても嬉しかったので今後置いてみようかなと思います!お気軽に感想いただけると嬉しいです。
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