『男の魂に火をつけろ!』さんの戦争映画ベスト10企画に参加させていただこうと思います。
戦争映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! <戦争映画ベストテン受付中>
戦争映画ベスト10
- 『アラビアのロレンス』:1962年、デヴィッド・リーン監督
- 『アンダーグラウンド』:1995年、エミール・クストリッツァ監督
- 『野火』:2015年、塚本晋也監督
- 『イングロリアス・バスターズ』:2009年、クエンティン・タランティーノ監督
- 『プライベート・ライアン』:1998年、スティーブン・スピルバーグ監督
- 『日本のいちばん長い日』:1967年、岡本喜八監督
- 『ジャーヘッド』:2005年、サム・メンデス監督
- 『チェ 28歳の革命』:2008年、スティーブン・ソダーバーグ監督
- 『フルメタルジャケット』:1987年、スタンリー・キューブリック監督
- 『陸軍』:1944年、木下恵介監督
以上。
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『アラビアのロレンス』、戦争映画というくくりでなくてもオールタイムベストな作品なんですが、やっぱりこれは戦争の映画だよなあと。前線で血と汗を流す人間の意志とはまったく関係なしに、大きな力によって物事が動かされていく、ということの無常感が全体のトーンを決定しているという気がし、その冷徹さが灼熱の美しい砂漠とコントラストをなす。とかなんとかいってみたところでこの映画の魅力を説明できているというきはまったくしないので、近いうちに時間作って見返したいです。
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クストリッツァ監督『アンダーグラウンド』も同上でいくら言葉を尽くしても魅力を形にできる気がしないのでやめときます。
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あの戦争は、イギリスやアメリカやら中国やらという敵対国の人間との戦いである以上に、一人の兵士にとっては飢えと渇きと戦いだったのだ、ということが強烈に焼き付く。塚本監督『野火』は、戦後70年という節目の年に、日本における戦争の表象の仕方を大きく塗り替えた作品なのではないかと勝手に思っています。その延長線上に、銃後の戦争を描いた『この世界には片隅に』もある、とも。
戦争を語る構えについて―『野火 Fires on the Plain』感想 - 宇宙、日本、練馬
戦下の日常を生きる――映画『この世界の片隅に』感想 - 宇宙、日本、練馬
『この世界には片隅に』もベスト10にいれようかどうか逡巡したのですが、自分のなかで消化しきってない感が強く、やめときました。
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ナチをぶっ殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アルド・レイン中尉やら、「映画」でナチをぶっ殺そうと目論む人々って、戦後の戦争映画を撮ってきた人々のメタファーという気がして、そういう意味でメタ歴史映画/メタ戦争映画でもあると勝手に思っています。
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たしか初見はテレビ放映のときで、冒頭のノルマンディーのシークエンスでもう度肝を抜かれたことを鮮烈に記憶しています。
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想像を絶する狂気と熱量は、リメイク版では再現不能だったよなと。
混沌とした狂気とその切断―『日本のいちばん長い日』(1967年版)感想 - 宇宙、日本、練馬
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撃たない/撃てない兵士の物語。燃える油田を背景に歩いていく場面の美しさ。
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『チェ 28歳の革命』は二部作の前編ですが、個人的に『アラビアのロレンス』の変奏でもあると勝手に思っていて、こっちばっかり何度もみてます。
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ハートマンのしごきも、実際の戦場も、人間を兵士に「造り替える」という意味では等価だと思っていて、その意味でグロテスクな恐怖映画だと思います。
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幕末からアジア太平洋戦争までの戦争をフィルムにおさめたこの映画をみると、日本の近代史ってのは戦争とともに侵攻していったのだなということが否応なしに理解される。今からみると、こういう形でいわば総括ともいえるような語りが1945年以前になされていた、とも捉えることができるわけで、それはすげえことなんじゃないかと思います。
以前選んだベスト10とかみてみたらお前こんなの選んでたんかよ!的なあれがあって楽しいですね。