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SylvaTwin お苦しみキットについて


こんにちは、アレくとーるです。

キーケット2026にて頒布開始予定のキーボード「SylvaTwin」ですが、先行してプロトタイプ版をお苦しみキットとして頒布することにしました。
ご購入いただく際には、必ず事前に本記事を最後までご確認ください。

そもそもお苦しみキットってなに?

自作キーボード界隈(の一部)で盛り上がっているお苦しみ袋、お苦しみキットはいわゆる「訳あり品」を指すことが多いです。

今回頒布予定の「SylvaTwin お苦しみキット」もちょっとした訳あり品です。(もちろん組み立てればちゃんと動作することは確認済みです。)

 

なにがお苦しみ要素なの?

SylvaTwin お苦しみキットはキーケット2026以降頒布予定の通常版と比べ、以下の点が異なります。

  • PCBに印刷されているキーボード名やデザインが異なります。
    • SylvaTwinではなくMaple52swtと記載されています。
    • SylvaTwinのロゴではなくMapleシリーズのロゴが印刷されています。
    • これらは見た目が異なるだけで、キーボードとしての動作に影響はありません。
  • パーツが同梱しません。
    • PCB基板のみの頒布となるため、組み立てに必要なパーツは後述するパーツリストをもとにご自身で調達していただく必要があります。
  • ケースが同梱しません。
    • ご自身でケースを用意いただく必要があります。
    • ケースの用意には概ね以下2種類の方法があります。
      • オプションのケースデータをご購入いただき、3Dプリンター等で印刷する。
      • 公開されている基板のSTEPファイルをもとにご自身で設計する。
  • 1か所設計ミスがあり、手配線が必要です。
    • 具体的には右手用PCB基板とトラックボール用PCB基板を接続するためのスルーホールが逆転しています。詳細は後述します。
  • ビルドガイドはありません。
    • ただしキーケット2026以降は通常キット向けにビルドガイドを公開予定です。
  • サポートはありません。
    • 基本的にノーサポートです。
    • ただしPCB基板の初期不良が疑われる場合はご相談ください。

 

頒布サイト

BOOTHにて頒布中です。

alektor.booth.pm

 

同梱物

お苦しみキットには以下のパーツのみが入っています。

名称 個数 備考
右手用PCB基板 1  
左手用PCB基板 1  
トラックボール用PCB基板 1 センサー以外ははんだ付けされています
ロータリーエンコーダー用ノブ 1 SylvaTwinのロゴが入ったオリジナルノブ(白)をおまけで同梱します。

 

パーツリスト

組み立てには以下のパーツが必要です。

またリンク先は参考です。互換性についてはご自身の責任で確認をお願いいたします。

名称 個数 備考
Seeed Studio XIAO nRF52840 2  
Kailh Switch Socket Choc用 52  
ダイオード(SMD) 64  
PWM3610(レンズセット) 1 レンズがないと使えないので、センサー単体で購入しないよう注意してください
ロータリーエンコーダー(ロープロファイル用) 1

ノブはオマケをお付けします

ご自身で用意する場合、直系25mmくらいまでなら取り付け可能です

トラックボール(25mm) 1  
OLED 1 オプションのケースデータを使用する場合は、高さの関係でピンソケットも必要です
ベアリング 3 直径4mm厚さ2mmのものが必要です
3 ベアリングの固定用です
M2精密ネジ(長さ3mm) 12

左右PCB基板およびトラックボール用基板固定用に必要です

M2精密ネジ(長さ4mm) 4

トラックボール用基板固定用に必要です

トラボベースと共締めする側で使用します

M2インサートナット(長さ3mm)

8

左右PCB基板をケースに固定するために必要です

M2スペーサー(長さ4mm) 4 トラックボール用PCB基板を右手用PCB基板に固定するのに必要です
電源スイッチ 2  
単四電池ボックス 4  
3.3v昇圧回路 2  
ショットキーバリアダイオード(SS14) 2  
丸型磁石(直径3mm、厚さ2mm) 16

トラックボールケースの固定に4個、本体とリストレストの接続に左右各6個ずつ(計12個)、合計16個使用します

ビニル電線 1式 右手用PCB基板とトラックボール用PCB基板の接続に必要です
ケース 1式

オプションのケースデータをご購入いただいた場合は3Dプリンター等で印刷してご用意ください

ご自身で設計される場合は後述する「ケース設計について」を参照ください

 

手配線について

右手用PCB基板とトラックボール用PCB基板を繋ぐ部分の設計にミスがあり、手配線が必要です。*1

具体的には基板同士を導通させるためのピンが逆順になっているので、基板に印刷されているピンアサイン通りに接続できるよう、ビニル電線等を使って手配線してください。

 

参考画像

右手側表面

右手側裏面

トラボ付近を上から
トラボ基板、スペーサー、右手基板、トラボ台座をまとめてネジ留めする

トラボ付近を横から

このように手配線してください

Xiao BLEの背面パッドは裏側からはんだ付け

昇圧回路はピンヘッダなどを使わず、PCB基板にゼロ距離ではんだ付け
ピンヘッダーのピンだけを使用するとやりやすい

ショットキーバリアダイオード(SS14)はこの向き

トラボ基板は赤丸の部分のはんだ付けを忘れずに
1側と中央のパッドが導通するようにはんだを盛ります
3側のパッドが導通しないよう注意

 

FWについて

ZMKファームウェアで稼働します。

こちらのリポジトリからクローンしてご利用ください。

github.com

 

ケース設計について

PCB基板のSTEPファイルを公開していますので、ケースを設計される場合は参考にしてください。

github.com

 

なおトラックボール基板は以下のブレイクアウトボードを使用させていただいています。
SideraKB氏にこの場を借りて御礼申し上げます。

github.com

*1:通常版はピンヘッダー等で導通してもらう予定です




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