今週木曜はRaspberry JAM 2026.3でした。ちゃんとした(?)レポートはraspi.jpの方に書きました。

スライドの解説
私の発表資料はこちら。基本的に値下がる要因がない昨今の万物に例外なく含まれるRaspberry Piの、なんかすごい妥協みたいになるんじゃ……みたいな1GB RAMモデルを実際に使うとしたら、どんな感じなんだろうというのをやってみました。
config.txtにtotal_mem=1024を書くと、メモリが多い環境でも1GBに制限できるので、これで検証をしてみた次第。実際買ってもいいっちゃいいんですが、既に8GB RAMだの何だの、すでに台数が揃っている我が家では余してしまうので……。
当初の目論見としては、まあブラウザは厳しいっすねって言って、水野さんがインプレスに記事を書いていたChawanを使う流れにしようかと思っていたのですが、なんか全然予想よりもRaspberry Pi OSが1GB RAMな環境で普通に使えてしまい、紹介できませんでした。
というのも、ためしているとちゅうで swapの様子がおかしいことに気づき、zramとか言う知らんやつがしれっと使われていたおかげで、1GB RAMでもなかなか快適に使えることがわかりました。すごいね。
あとはスライドにも書いたとおり、Waylandコンポジターの変化によってデスクトップ要件も変わってきたのも影響している可能性はありそうです。
発表
raspi.jpのレポートでも書いた通り、Pi 5で発表をしてきました。せっかくのバースデーにラズパイも使わず何がラズパイのユーザー会だ、っていう気持ちがあったので……。

この環境ももちろん1GBに制限済みだったのですが、問題なくPDFの資料を開いてプレゼンができました。資料の中にある通り、LibreOfficeで発表することも可能ですが、今回はどちらかと言うと、先に作成した資料がMac上のパワポで、互換性の都合で崩れるためPDFとしています。
いうて2GBか4GBでは
発表では1GBで十分動きますよと書きましたが、実際買うなら2GB、さらに余裕を見るなら(かつお財布に余裕があれば)4GBが良さそうかなと言う感じがします。
8GBとか16GBに関しては、元々上級者向けとして出てきているもので、それ以下では快適な性能を得られるものではない……というものではありません。「ラズパイったら今や2.5万とか4万とかしちゃってねえ!」はそれはそうですが、上級者向けのモデルの話です。昨今のメモリ価格大爆発中にもかかわらず価格を維持してくれている1GB RAMモデルが、7,000円(Pi 4)とか9,000円(Pi 5)でまだ踏ん張っていますよと言うのは、覚えていてほしいなと思うところです。あるいはZero 2Wもまだ価格を維持していますし。
さて、メモリ価格大爆発に残念ながら巻き込まれた方となる2GB RAMモデルは、現状は1万(Pi 4)とか1.3万(Pi 5)という感じです。案外悪くない。
きびちいね
"パンがなければケーキを食べればいいじゃない"みたいな話っぽいよねって話もしてたんですが、Pi 4なら当初7,000円で4GBが買えてたのが今や1GBになっちゃってね〜って感じで、なかなかおつらい昨今ですが、この先良くなる要因がないどころか、中東情勢という新たな悪化要素すら増えているので、「買いたい時が買い時」という状況はまだまだ続きそうだなと思っています。