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伝説の赤い初代Raspberry PiをAliExpressで買ってみた

たぶん今となってはだいぶレアな、初代Raspberry Piの赤バージョンをAliExpressで入手してみましたという話。

Raspberry Piの色違い

Raspberry Piは初代から現在に至るまで、基本的には緑色の基板をしていますが、過去のモデルには一部色違いが存在しました。

今日挙げる赤色の初代Raspberry Piは、中国で製造され、中国のみで流通していたバージョンです。elinux.orgの歴史を参照すると、CE/FCCに適合していないので、マークがないとされています。が、このあとなぜかマークが入ったのやつが出ます。B+も一瞬だけ存在していたような記憶がありますが、情報が出てこないので記憶違いかもしれません。

(追記)赤いB+、ありました。raspi.tvのリストにあるのを見てたんでした。

Raspberry Pi Family Photo Update – The Red B+ and 256 Mb Rev 2 B – RasPi.TV

初代Raspberry Piは青色もありました。これはRS Componentsが記念に製造して、コンテストの景品かなにかで配布したものです。これは本当に入手困難なやつですね。

Raspberry Pi 3 ModelBでも青色の基板が存在しますが、こちらはブラジル版です。多分これも入手は難しいですね。

www.raspberrypi.com

AliExpressにあるじゃん

赤いRaspberry Piは、全リビジョン制覇を目論んでいた頃にちょっと欲しいと思っていたことはありましたが、今となっては全リビジョン制覇はだいぶ難しく、入手もできなくなって久しいので諦めていました。

がしかし、いつものようにAliExpressを眺めていたら、赤色のRaspberry PiがAliExpressに出てきました。マジで??

https://aliexpress.com/item/1005009384101830.html

1台1,000円ならネタ的に問題ないだろうと思って2台分ポチりました。送料込で2700円くらいでした。

きた

そして今朝着弾。うっ、片方すんごい汚いんだけど、これ大丈夫か?

裏面もごらんの通り、片方だけだいぶ過酷な環境で使い込まれたのか、とてつもない見た目をしています。MicroSDカード変換のPCB製アダプターが付属していましたが、ロック用のカバーもついてない状態。

ショップにメッセージで、どないなっとんねん〜〜と突っ込みつつ、切り分けもしてみましたが、まずSDカードスロットも割れていました。初代のこのスロットは経年劣化で割れるのは経験的にも知っているのですが、そんなもん送ってくんじゃねえ。

というツッコミをしたところ、「もう一台注文してくれたら2台送付することはできる」などと言われたので、さすがに諦めて、レビューで正直に書いてきました(上の商品ページで見れます)。返品については全部送ることになると思われるので、良品は手放したくなく、まあ泣き寝入りとなりました。商品タイトルは新品(Brand-new)みたいなことを書いてましたが、10年以上前の製品がそんな訳ないのは承知でしたが、さすがにゴミすぎるだろ……。

がしかし、冒頭でも書いたとおり、この汚い方のRaspberry Pi、なぜかEC/FCCマークがあるんですよね。これはこれで希少種の可能性があるので、保管はしてみようと思います。保管してどうなるんだという話はさておき。

一応修理してみる

SDカードスロット交換は大昔にやったので、同じ感じで交換を試みました。結果的にはこれでもだめだったので、他のチップ部品の汚れなども影響していそうです。

akkiesoft.hatenablog.jp

まずはスロット外し。ア、ランドを剥がしてしまいました……。結果的にも何もこれじゃねえかと思われそうですが、どのランドも接続先はすぐとなりとかGNDっぽかったので、セーフということにしました。

家に帰ってスロット実装。これもべつの基板から剥がして再実装しているので、それのせいと言われればもしかしたらそうなのかもしれませんが、買いに行くの面倒くさいじゃん……?

で、ここまでやってだめだったので、一旦は断念という感じです。

動くほうで動作テスト

最新のRaspberry Pi OSの32-bit版を用意して、きれいな方で起動をしてみます。時間はかかりますが、ちゃんと起動しました。32-bit番であれば、このように初代でも起動しますし(Zero Wと同じSoCなのでそれはそう)、差し替えてPi 5で動かすこともできます。13年前のハードでも問題なく最新の公式OSが動くのが、Raspberry Piのブランド力って訳です。

起動はしましたが、あれ、ネットワークが繋がらねえな……と思ったら、LANのステータスLEDがありません。マジで?通常の初代と並べるとこんな感じ。

裏返すとさらにわかりやすく、X1の部品(クリスタル?)とか、その右側、LAN9512の裏側に相当するあたりの部品が一通りなかったりとしています。

つまり、RJ-45は実装されているけど、実際には使用できない、Model Aみたいな状態のようです。なんでRJ-45だけ実装したのかはナゾですが、おそらく赤Raspberry Piでも特注モデルの中古だったようです。

しょうがないので、USB-LANアダプターを接続してネットワークに繋ぎました。cpuinfoとfreeを確認の図。

リビジョンは000dで、メモリは512MBでした。elinux.orgのハードウェアストリーを見ると、000dは初代BのRev.2.0で、Egoman製造となっています。リストの下の説明とも合うので、正しく赤Raspberry Piであることがわかりました。やったぜ。メモリの512MBの説明も一致しますね。

RPi HardwareHistory - eLinux.org

ちなみに、ボード裏面のRJ-45付近を見ると、きれいな方は1436、汚い方は1308の数字が確認できます。製造年/製造週だとすると、汚い方は0006 oe 0007で256MB RAM版だったりしないかな……?と期待もしたのですが、SoCのメモリチップを見ると同じっぽそうでした。

まとめ

AliExpressで中国版の赤い初代Raspberry Piを入手して遊んでみる話でした。使うには使えますが、コレクション用にとどめておくのがおすすめのような気がします。

また、2つ注文したからとナメられたのかはわからないですが、ゴミを混ぜ込まれることもわかったので、これを見て「ワイも記念に買ったろ!w」という奇特な方がいらっしゃったら、2〜3個ポチっておくことをおすすめします。いないか、ガハハww

次のOSCで展示したらネタになるかしら?




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