
2026年 140分 アメリカ・イギリス合作
監督:バート・レイトン
出演:クリス・ヘムズワース、 マーク・ラファロ、 ハル・ベリー、 バリー・コーガン
群像劇のようなサスペンス・アクション。 ★★★
アメリカ西海岸線を通っているハイウェー101号線。
ここ数年、この路線で強盗事件が続いている。
その強盗は人を殺傷することなく、鮮やかに高額商品を奪っていく。
その犯人はデーヴィス(クリス・ヘムズワース)。
高級スーツに身を包み、高級腕時計を着けている。一切のミスもなく完璧な犯行を繰り返してきたのだ。
とても強盗などという言葉とはかけ離れた”ダンディ男”なのだよ。
この映画は、その強盗犯デーヴィスと、彼を執念で追うルー刑事(マーク・ラファロ)の物語。
そこにデーヴィスが手を組もうとした保険会社のシャロン(ハル・ベリー)や、彼の獲物を横取りしようとするオーマン(ハリー・コーガン)も話に割り込んでくる。
デーヴィスは大仕事を計画し、高額商品の保険を扱う会社のシャロンに接触する。
俺と組んで保険の情報を流してくれ、一緒に1100万ドルの宝石を手に入れようぜ。
二人の共闘約束が成立して、計画は上手くいくはずだったのだが・・・。
ルー刑事も必死に捜査を続けていたのだよ。
そしてダートバイクに乗るオーマンがあらわれる。彼はデーヴィスが手に入れた宝石を横取りしようと付け狙うのだ。
出演者をみていて気がついたのだが、あれ、「アベンジャーズ」のソーとハルクが共演しているではないか。
切れ者なのだが周囲からは少し浮いている刑事役のマーク・ラファロが、ハルクとは大違いの役柄で面白い。
死神の様に迫ってくるバリー・コーガンが好い仕事をしていた。
しつこくつきまとう嫌な、憎ったらしい役柄で、物語を引き締めていた。
ハル・ベリーは53歳という設定の役だった。
本当はもう還暦のはずだが、まったくそうは見えない。きれい! 大したものだ。
狙った宝石が運ばれる日、運搬ドライバーに扮したデーヴィスが宝石の運び屋に近づく。
しかし、その運び屋はルー刑事が扮装していたのだ。
クライマックスは大富豪が宿泊している豪華ホテルの一室。
バイク乗りのオーマンもホテルの従業員になりすまして大富豪の部屋へのルームサービスをしようしているぞ。
こうして大団円となっていく。
途中ではカーチェイスなどもあって、アクションとサスペンスが上手くミックスされていた。
それに登場人物4人がそれぞれの重みを持って描かれていた。
観て損はない作品でした。お勧めです。