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「ラヂオの時間」 (1997年) 元の物語はどこに?

1997年 103分 日本 
監督:三谷幸喜
出演;唐沢寿明、 鈴木京香、 西村雅彦

コミカル・ドラマ。 ★★

 

いかにも三谷幸喜という感じのワン・シチュエーション・ドラマ。
彼が主宰していた劇団サンシャインボーイズの同名舞台劇を映画化したもので、彼の監督第1作となる。

 

舞台はラジオドラマ生放送中のスタジオ。
主婦のみやこ(鈴木京香)がはじめて書いた脚本が採用されてラジオドラマとなって放送されようとしている。
スタジオにはディレクター(唐沢寿明)をはじめとした局スタッフ、ラジオドラマの声の出演者たちが集まっている。
リハーサルも終わって、いよいよ本番を迎えるばかりとなっている。

 

ところが主演女優が自分の役名が気に入らないと文句を言いはじめる。
このわがまま無茶ぶりに、及び腰のディレクターは脚本を変更することにする。
すると・・・、それだったら俺ももっと格好いい名前が好いなあ、漁師の役なんて嫌だよ、パイロット役にしてくれ・・・。
あれよ、あれよ・・・。おいおい、これ、生放送だぜ、どうするんだ?

 

物語の辻褄を合わせようとして次々に設定が変更されていく。
そのうちに、熱海を舞台にしたメロドラマはアメリカを舞台にした壮大なドラマになっていく。
ついには宇宙飛行士のドラマになっていく・・・。

 

切羽詰まった時間でその場しのぎのドラマが作られていく。
これ、あまりにも原作者が蔑ろにされているんじゃね?
コミカルな展開なのだけれども、原作者が可哀想だよなあ。

 

なんでも、三谷幸喜が脚本を書いた最初のTVドラマ「振りかえれば奴がいる」の放送時に、台本を大幅に書き換えられてしまったとか。
その恨み辛みがこの映画のストーリーに反映されているとのこと。
なるほどね。

 

30年近く前の映画なので、若い出演者を楽しむことができる。
三谷ドラマの常連である梶原善が普通の若者って感じ。初々しい。
西村雅彦は「古畑任三郎」での印象が強いが、この作品でも同じ雰囲気の役どころとなっている。

 

伝説の効果音職人で、今は定年退職をして局の警備員をしているのが藤村俊二
効果音に困ったスタッフに頼まれて、意気揚々と音作りをする。そうか、ロケットの音ってああするのか・・・。
藤村俊二が好い味を出していた。

 

なんとか辻褄合わせのラジオドラマは無事に終わっていく。
ドラマ造りの舞台裏を覗くという楽しみもあった。
いささか苦いものもありますが、楽しめるドラマでした。

 




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