
2025年 125分 アメリカ
監督:レン・ワイズマン
出演:アナ・デ・アルマス、 キアヌ・リーブス
女性版”ジョン・ウィック”。 ★★★
ご存じ「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品。
幼い頃に目の前で父を殺されたイヴ(アナ・デ・アルマス)は、ジョン・ウィックを生み出した組織ルスカ・ロマで殺しのテクニックを磨く。
彼女をルスカ・ロマへ連れていってくれたのは、あのコンチネンタル・ホテルの支配人だよ。
ということでストーリーはシンプル。父を殺した奴を突き止めて復讐してやるわ。
細かい説明は不要。イヴは次から次へとあらわれる殺し屋と戦っていく。
遊びやジョークは一切なし。ずっと痛~い戦闘シーンが続く。
アナ・デ・アルマスは「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」で初めて観た。
南米駐留の諜報員役で、ボンドと一緒にバンバンと敵と戦う。格好良かった。
やがて、私の出番はここまでよと言って画面から去って行く。ありゃあ、残念だなあ、もっと観ていたかったのに、と思ったものだった。
何しろこのジョン・ウィック・シリーズは痛~いアクションが特徴。
割と泥臭く戦う。そこがリアリティを感じさせる迫力にもなっている。
ジョン・ウィックもかなりぼろぼろになって戦うほどなのだから、か弱い(!)女性の主人公ならなおさらのこと。
離れて戦うと肉体能力の差も出やすいので、基本はドアやテーブルなどを上手く使った接近戦。
女性の肉体的ハンディキャップを補うための金的蹴りもどんどんやっちゃう。
敵の落とした武器やその辺の金物などを手当たり次第に使って戦う。
お洒落感は振り捨てて、少々かっこうわるかろうが、とにかく根性で頑張る。
相手もなかなか戦闘不能にならずにしつこく迫ってくる。
お前、ゾンビかと言いたくなるほどに起き上がってくる。
で、悪党相手だから身体損壊もすさまじいぞ。おお、もっとやれい。
スピンオフ作品とのことだったので、キアヌ・リーブスは少し顔を見せるだけかなと思っていた。
その予想に反して、終盤でしっかり登場していた。これは嬉しいところ。
イヴとの二人でのアクションの見せ場が充分にあった。
終盤になってからの戦闘場面もすごかった。
手近の武器を使っての応酬なのだが、なんと火炎放射器合戦はあるわ、至近距離での手榴弾攻撃はあるわ。
もう観ている方も手足に力が入ってしまうぞ。
最後、イヴにもジョン・ウイックと同じように懸賞金500万ドルがかかっていた。
こうなったら、このスピンオフの方も続編ができる?
あるいはジョン・ウィックとイヴのダブル主人公でもいいぞ! 待ってるよ。