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今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
が、今日はいつもと違ってひたすら自分がきになっていることをmoriyuyaさんに聞いていくという時間でした。
- 神回生成ワークショップを実施したり実施してみた人の感想をきいてみて森さんが感じたことを聞く
- コンテキスト圧縮
- よくある会社の会議モデル
- 話し手と聴き手の関係
- 話の飽き
- 重要な話が出てくるシグナル
- 神回生成が有効な状況
神回生成ワークショップを実施したり実施してみた人の感想をきいてみて森さんが感じたことを聞く
神回生成ワークショップにおいて話し手に対して聴き手がどう関わっているのかや、実施した人がタイムボックスを気にしたりしている様子を見て、森さんからするとメンタルモデルが既存の会議に染まりすぎていてどこからどう話していいのかが難しいと感じたという話を聞きました。
やりたいこととしては、自分ではなく相手に興味を持って相手の話を引き出し続けるということなのですが、その中で起きている相互作用などに関しては説明をするのが難しいということです。
コンテキスト圧縮
神回生成するためにはかなり長い時間を取らないといけないと考えているのは森さんの解釈とは異なるということでした。
時間を短縮するためにはコンテキスト圧縮の技術が活用できるということで、例えば今回冒頭に悩みを出してもらった際に「長い間悩み続けているテーマを出してください」と話をしたのはコンテキスト圧縮の技術の一つだということです。
また、コミュニティでの会話という意味だときょんさんがこのあたりの技術に長けているという話を聞いたり、漫画の第一巻ではこの技術がふんだんに使われているという話を聞きました。
よくある会社の会議モデル
会社の会議では、良定義問題を扱う場面が多いこともあって、いざ不良定義問題を扱おうとすると以下のようなことが起きがちだという話を聞きました。
- 聴き手が話し手の問題を理解したと勘違いして、聴き手のメンタルモデルで定義する(実際に相手の問題を理解することができる状況というのはほぼありえない)
- それぞれが専門性をアピールし合い、誰がもっともふさわしい問題定義ができるか?誰が一番相手を納得させることができるのか?というゲームが発生する*1
- 聴き手は話し手に対して聴き手の視点でアドバイスをし、話し手は問題が解決したかのように感じるが行動変容が起こせない。聴き手は話し手から「アドバイスありがとうございました!」と言われ、自分の関わり方が正しかったと思ってしまう
話し手と聴き手の関係
一般的に、話し手は聴き手よりも立場が低い(相談を受けてもらう立場)という暗黙の前提で話が進みがちですが、本来は真逆であり、聴き手が話し手を助けるのではなく、話し手を理解するために、聴き手は話し手に手助けしてもらうという態度を取ることが聴き手の行動変容を起こすという観点では大切だという話がありました。
また、話し手は数年悩んでいるという時点で問題状況に圧倒されているため、問題を語ることについては聴き手の手助けを得ながら、自分で状況を制御できる自信を作ることが大切になってくるということです。
話の飽き
もし話し手が聴き手の言葉に納得して聴き手の言葉を使い始めて自分自身で納得しはじめたとき、これは話し手が聴き手の言葉に飽きている可能性が高いということでした。
ただし、話し手の行動変容を聴き手が知らず知らずに妨げていて聴き手はそのことに気がついていないという可能性もあるため、話し手の言葉で語ってもらうようにすると大抵の場合はぜんぜん違う話が出てくるということです。
重要な話が出てくるシグナル
重要な話が出てくるシグナルの一つに、語気など以外でも、「同じ話が何度も繰り返される」というものがあるということでした。
同じ話が何度も繰り返される(特に同じ話を繰り返しているはずなのに話が流暢ではないとき)という事象は、本人にとっては大切な話が出ているんだけれどそれを伝える語彙が見つかっていないことが多いということで、こういうときに相手の語彙を増やす手助けをすることが大切だということです。(自分の言葉で置き換えるということをしてしまうと前述した通りほとんど効果がない)
また、こういったシグナルに気がつくための練習として、漫画の一言一コマにどういう意図があるのか、どういう想いを抱えているのか?を記述するというのはあるということでした。
神回生成が有効な状況
基本的には、長い間その人が解決できていない問題に対して扱うのが有効だということでした。そのため、悩み相談みたいなもの以外でもユーザーニーズを把握するためにユーザーインタビューの方式の一つとして使うこともできるそうです。
一方で、コンセプトメイキングだったりその場限りの困っている問題を解決するときには、あまり使用しないということでした。
*1:普段の会議が時間通りにすすめているのは、1次情報についてお互いに理解しているのではなく、自分の発したキーワードや考えについて、相手がその発話を認め、相手自身の発言であると受け入れることを要求しているゲームをしているからになっていないか?