こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を記載していこうと思います。
会の概要
アジャイルコーチの木下さん家永さん天野さんがアジャイル実践者のお悩みに答えていくイベントです。今日のテーマは、「スクラムマスターと開発者の兼任はありか?」でした。
会の様子
兼任にまつわる説明
なしの主張
最初に兼務がだめだと言われている理由に関して話がありました。
以下、その理由を箇条書きで記載していきます。
- スクラムマスターと開発者は必要な仕事がまったく違うのでそれぞれの役割に引っ張られてしまう
- やることが多くなるため疲弊する
- (特にコミュニケーション周りで)いろいろなところに気を払いながら開発者としての仕事をするのは難しい
- マイクロマネジメントをこれまでの仕事で基本的にしてきたような場合、Howにまで踏み入ることで以前の振る舞いに戻ってしまうことが起きる
ありの主張
続いて、兼務をしてもよいと思えるような理由の話がありました。
以下、その理由を箇条書きで記載していきます。
- チームの人数が少なめである場合
- チームが安定してくると、スクラムマスターの仕事がなくなってくるので、そこで開発をはじめたりするのはあり
- 優先度が低いタスクに関してはスクラムマスターが担当するのもあり
- 開発者自らが価値を届けるという姿を体現できる可能性がある
- 完成の定義に関するコミットメントは開発者のロールのほうがイメージが持てるので、スクラムマスター自身が体験してみるのも必要な場合がある(ただし開発に関する意思決定をガンガンしている人がいるのならそれはスクラムマスターではないと思う)
- 責任を共有するという意味では例えば持ち回り制などをしてみるのはありだと思っている
会全体を通した感想
スクラムマスターと開発者が「する」「させる」の関係性を招きそうになるのが嫌だという話を聞いたり、スクラムマスターが開発者としてガンガン意思決定するのはスクラムごっこの予兆な気がするという話だったりと、特に木下さんが強い想いを持っている部分が垣間見えたのが非常によかったです。