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DayRe:楽曲ライナーノーツ#3 SPARKLE DAYS


 SPARKLE DAYS/DayRe: 

 

 

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 小説投稿サイトmonogatary.co発“もしもアニメになったら…”という空想のアニメ原作小説の大賞作となり、空想アニメ化された「青藍の空、君にエールを!」のテーマソング。ちなみに、本曲はDayRe:楽曲で初CD収録された楽曲でもある。


 まず、楽曲について語っていく前に……「青藍の空、君にエールを!」という作品の事をざっくり触れておく。


 原作は、粟生深泥氏の小説「YELL!」。市大高校に入学した永藤瑛梨(CV:宮沢小春)は、入学式で見た応援団部の援舞に胸を打たれる。その光景が忘れられないまま、部活動の入部先を悩んでいたところ、幼馴染の玉越沙耶(CV:日向もか)後押しされるように応援団部の部室へと足を運ぶことに。

瑛梨と沙耶は、部長の森下綾里(CV:相川奏多)とマネージャーの冨野詩音(CV:夏目ここな)から歓迎を受ける。さらに、詩音に呼び出されてやって来た妹の冨野円香(CV:橘美來)も加わって応援団部5名の部活動生活の幕が上がった。


 で、ここからは楽曲についての話。青春ストーリーのテーマソングという事で、明朗で爽快感のあるキャッチーな楽曲。イメージとしては、春~初夏辺りの情景が浮かんで来る。歌い出しの「春の息吹」という歌詞がより「春」といったイメージを強く印象付ける。楽曲の特性を挙げるのなら本曲は原作のタイトルやテーマとなる『エール』(応援歌)と称するのがしっくりくる。

で、「春」と言えば……Aメロを歌っていて、作品の主人公(…だと思っておる)永藤瑛梨を演じられた宮沢小春さんが「春の~」を歌うのがまたエモーショナルだったりする。(語彙力の崩壊……)

明朗で爽やかさが表面に出てはいるけれど、裏にあるのは新生活や未知の領域に踏み込む事への不安。理想と現実とのギャップによる葛藤というネガティブな感情も含まれている。その両極にある部分を歌い出しで上手く引き出しているのが、宮沢さんの持つ繊細で儚げな歌声だと思われる。コレは彼女が演じる瑛梨の心情とリンクしている様に思える。

 楽曲とのリンク云々の話になるが、本曲は作品のテーマソングという要素があるので、作風やキャラクターとの繋がりが重要なのは言うまでも無い。その点をちゃんと踏まえてる時点で充分にエモーショナルだが、そこに更に深みを持たせる要素が本曲を歌っているDayRe:の生き様だと自分は思っていて、歌詞をDayRe:の視点で捉えてみるとその繋がりを強く感じられる様に思える。


 思い描く理想や憧れには

 なれやしないなんて分かっていても

 歩いてきた道のりはたしかに在った


 ―DayRe:『SPARKLE DAYS』より引用


 これまでの良い事やそうじゃない事もちゃんと意味があって『現在』の彼女達の存在がある。
引用した歌詞の一節は、作中のキャラクター達に当てはまるし、DayRe:のメンバーにも当てはまっている。あくまでも勝手な個人的所感だけれども……ここの節は本曲の要となる詞だと思っている。なおかつ、この節はサビってのもあって、メロディと5人の歌声はより解放感と力強さが漲っているのもまた素晴らしい。

 で、本曲のもう一つの要になっているとこれまた勝手に思っておるのが……ラスサビに当たる「いつまでも続けと願った~」から「振り返る空に」までのパート。

ここは、森下綾里役の相川奏多さんによるソロパート。本曲は全体的にミディアムテンポで進行しているが、相川さんのソロパートに関しては早口で捲し立てる様な感じで進行していく。普通にメロディをなぞって歌うのも難易度が高い上に、綾里の魂と心情も歌声に乗せないといけない。歌っているというかは思いの丈を叫ぶようにも感じられる。

ただ、そこは彼女……相川奏多の個のチカラが光る。そもそも、相川さんの歌声はアグレッシブで力強い。そこに聴き取り易さという奥行きor深さを共存させる事で、歌唱としても成り立つし、綾里の魂の叫び(独白)でも捉えられる。このバランスへの攻め方が実に絶妙だなと舌を巻いた。

 
 本曲はエール(応援歌)という特性を持つ楽曲。あくまでもコイツは自分の勝手な解釈なのだが……内なる自分自身への応援歌であり、外の『誰か』に向けた応援歌にも捉えられる。

ただし……それらが前向きで好意的に受け取ってくれるとは限らない。それでも、DayRe:の5人は純然な想いと魂を歌声に込めて楽曲に血を流していく。澄み切った大空を突き抜け遥か遠くへ歌を届ける。潔いシンプルなものではあるが、だからこそ受け手側もシンプルに捉えやすく熱を滾らせてもらえるのかも……と、思えてならないのだ。

 

 

 

 




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