8月2日。豊洲PITにて開催された『IDOLY PRIDE star tomorrow盛夏祭/涼夏祭』に参戦して来た。

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— IDOLY PRIDE アイドリープライド(アイプラ) | ゲーム好評配信中 (@idolypride) 2025年7月18日
star tomorrow 盛夏祭/涼夏祭
キービジュアルを初公開👘
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ライブ情報はこちら📣https://t.co/m3obqay71H#アイプラ pic.twitter.com/djd0glFRNJ
アイプラのLIVEはこれまで冬と夏に開催されて来た。特に、夏開催のLIVEはゲームリリース周年記念LIVEの意味合いが強い。(※あくまで個人の主観)それ故に、出演者も作中に登場する全グループ(まあ……それも難しいんだが)から多く出演されている祝宴と言っても過言では無い。
しかし……今年の夏のLIVEはそうじゃない。月のテンペストの5人とサニーピースの5人だけで戦うという決断を下した。とはいっても前述で触れた様に、夏のアイプラLIVEってのは周年祝いのLIVE。どこかのタイミングで他のグループから出演者が発表されるんぢゃないのか?なんて思っておったがそれは一切無かった。
完全な推測の域でしかないんだけども……この決断の真意は前にも書いたが、『IDOLY PRIDE』というコンテンツは月スト&サニピの10人が強く輝いて未来を照らして引っ張っていかなきゃいけないのだと。前にも言ったがそこで彼女達10人がすべきことは一つしかない。
月のテンペストとサニーピースにしか出来ないLIVEで魅せ付ける事。
とは言え、演者側がLIVEを通して伝えたい想いの総量と、受け取り側である観客の総量との差で満足度ってのは違う。で、それは人それぞれにあって、求めている事や状態と心情、微妙な範囲で求めているモノも当然違って評価は変わっていく。
結論から言ってしまうが、きっちりと燃え滾れてHighになり、燃え尽きて灰になれた。脳ミソは興奮しているが身体は疲労しきって放心状態になってるアンバランスな感覚。でも、そのアンバランス感が実に心地良かった……
と、まあ、相変わらず前置きがクソ長くなってしまったが……ここから盛夏祭&涼夏祭の所感へ行こうと思う。おこがましい限りではあるが……本稿を読まれて現場の熱気と興奮が少しでも伝われば幸いであります。ちなみに盛夏祭と涼夏祭のセットリストは以下に貼り付けておきます。
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— IDOLY PRIDE アイドリープライド(アイプラ) | ゲーム好評配信中 (@idolypride) 2025年8月2日
IDOLY PRIDE star tomorrow
盛夏祭のセットリストを公開🎤
\#アイプラstartomorrow pic.twitter.com/BuXAy8pkpB
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— IDOLY PRIDE アイドリープライド(アイプラ) | ゲーム好評配信中 (@idolypride) 2025年8月2日
IDOLY PRIDE star tomorrow
涼夏祭のセットリストを公開🎤
\#アイプラstartomorrow pic.twitter.com/juhzGEoMSo
※ここからLIVEレポ的なヤツになりますが……出涸らしの記憶から引っ張り出して書き殴っておりますので、抜け落ちや色々違った部分が多々出て来る為、話半分で読まれると幸いであり全て個人の所感です。
開幕して、昼はサニピ、夜は月ストメンバーによるボイスドラマが流れた。
内容は(かなりざっくりだが…)、それぞれがこのLIVEへの意気込みやら、コール&レスポンスで会場を盛り上げて一体感を高めていく。
ボイスドラマが終わると、祭囃子をモチーフにしたロックテイストのOvertureが流れて会場の雰囲気と観客のテンションはさらに上がっていく。このOverture本当に素晴らしいモノだったので音源化の実現を……と願わずにはいられなかった。
Overtureが終わると、今回のLIVEのキービジュアルでキャラクターが着ている浴衣をモチーフにした衣裳を纏った10人がステージIn。オープニングアクトは昼夜共通で『パラダイス!』。
LIVEで歌われるのは昨年のシーパライベント以来。
自分は、そのシーパラのミニLIVEには参戦しておらず現地で聴く事は叶わなかった。で、3月のLIVEで披露するかなと思ってたがそれも叶わず……ようやく現地で聴けたのは嬉しかったなぁ……と感慨に浸っておった。
会場の話になるが、この豊洲PITは2022年にここで開催されたアイプラとは縁が深すぎる「Wicky.Recordings」が主催した「Wicky FES」にサニピと月ストは出演した。そんな会場に刻を経て、単独公演で帰って来た凱旋公演的な想いがあってこの楽曲をオープニングアクトに据えたのかもしれない。
2曲目は、昼に『Fight oh! MIRAI oh!』。LIVEにおいてどの場面に置いても真価を発揮できる楽曲ってのはあって、この楽曲はそういう楽曲の一つだと思う。イントロ流れだすと会場が一気に湧きたっていくのが分かるのがめっちゃ良い。
夜はなんと…『サヨナラから始まる物語』!この意外性は全く予想してなかったから「おいおい、LIVEはまだ始まったばかりだぞwww」と慌てふためいたのは自分だけじゃなかったと思う。勿論、楽曲をセットリストのどこに持って来るのかってのに決まりや正解は無い。
特に、この楽曲はLIVEのクライマックスだったりLIVE自体をを締め括るクローザー的なポジションとしての地位を確かなモノにした楽曲。だからこそ…2曲目で持って来たという意外性の奇襲は驚愕としか言えないのだと。
MCを挟んで……(内容はすっ飛ばしますwww)昼はサニピの『Shining Days』とアンセム・『EVERYDAY! SUNNYDAY!』。今回のLIVEでは『EVERYDAY! SUNNYDAY!』で何故かはマジで分からなくて涙腺が刺激されまくっておった……
ただ、最初から涙腺が刺激されていたワケじゃなかった。でも、曲が進行していくに連れて徐々に涙腺は刺激されていく。国宝指定された本曲のMVが流されていないのに……
涙腺への刺激が最高潮に達したのは、2サビ後の間奏からCメロ(だと思っている……)のさくらのソロパート。ここでようやく涙腺が刺激された要因に気付くワケだ。こうなったのはさくらの過去を描いた番外編『Sakura’s memories』の影響が強かったのだろう。
夜は月ストによるアイコンソング・『月下儚美』とアンセム・『最愛よ君に届け』を披露。
月ストの原初(デビュー)の楽曲と、琴乃が一時的に脱退し四人体制になって再生を果たしてからの原初の楽曲という繋がりが実に激熱。当然ながら五人のパフォーマンスも激熱でいて魅入られる程に鮮烈だった。にしても、涼夏祭という言葉はなんだったのか?こちらを涼ませようという意図は一切無かったwww(そうなるのは織り込み済みだが)
グループのパートが終わるとデュエット楽曲コーナーへ。
昼は越境ユニット楽曲、沙季と千紗の『つながる心Binary』、怜と芽衣の『ココロDistance』、琴乃とさくらの『Searchlight』の順で披露。
沙季(宮沢さん)と千紗(高尾さん)の『つながる心Binary』は、毎度書いてるが……互いの成長を確かめ合いつつ、ちゃんと姉妹喧嘩出来る共(競)演という対話の儀式は本当に『尊い』って言葉が似合い過ぎるユニットだなと改めて思い知らされた。
Zepp Tour FINAL以来となった怜(結城さん)と芽衣(日向さん)の『ココロDistance』。イントロが流れた瞬間……雄叫びの様な歓声が会場に轟く。自分もその中の一人だが皆も披露されるのを待ち望んでいたんだろうな。
越境ユニットの始祖としての意地とPRIDEを背負った者の強さを、結城さんと日向さんはパフォーマンスに込める。お二方のバチクソ(だからちゃんと褒めろ…)に美しく格好良く舞い踊る姿と、艶やかさを纏った歌声に感覚が成す術無く制圧されていく圧巻のアクトに酔いしれる。
そして、琴乃(橘さん)とさくら(菅野さん)の『Searchlight』。三月のLIVEでは演出の都合によってアウトロがバッサリとカットされた言わば不完全版……でも、そんな状態でもあの刻でのアクト素晴らしいモノだったと記憶している。
月並みな所感になってしまうんだけど……やっぱり、琴乃とさくら、橘さんと菅野さんの歌は本当に強い。しかも今回はアウトロまでちゃんと流れた完全版だ。我々もそうだったが、何よりも完全版を披露される刻と場を我々以上に待ち望んでいたのは橘さんと菅野さんだったのだろう。(終演後お二人は完全版を披露出来た喜びをXにポストされている)
完全版の披露を経て、この楽曲は今後どんな物語を紡いでいって進化と深化を遂げるのか?そいつを見届けたいとという楽しみが生まれた瞬間だった。
で、夜の部のデュエット楽曲コーナーは同一グループによるユニットの楽曲披露だった。
芽衣×すずの『shiny shiny』、琴乃×渚の『君がのぞくレンズ』、琴乃×すずの『Moonlights』。
『shiny shiny』という楽曲の強さと説得力ってのは今更語るまでもないだろう。(そこ、面倒くさくなっただけとか言わない!)ドタバタでワチャワチャしたトリッキーな変態楽曲を彼女達は見事に歌い踊った。当然ながら日向さんと相川さんの成長あってこそだが、楽曲が披露を重ねていって進化したというのもある。いろんな要素が噛み合ったからあのクッソ楽しい雰囲気になっていったのだろうな。
成長と進化という点では琴乃×渚のデュエット楽曲『君がのぞくレンズ』も引けを取ってはいなかった。そもそも、琴乃と渚の関係性は親友同士という強い縁の繋がりだし、橘さんと夏目さんとの縁も深いモノがある。
熱の入れ方はいつ披露しても不変なのだろうけど、内なるモノが変化していけば表現も変化する。それもまた楽曲が進化して深化していくのに必要な要素だ。
デュエット楽曲コーナーの締めとなった琴乃×すずの『Moonlights』。
涼夏祭と銘打たれた夜の部は月ストが主軸を担っており(※著者の勝手な印象)、センターを経験した琴乃とすずが締め括る……実にエモーショナルな配置ぢゃないか。
この楽曲をどう捉えるかって話だが……根本にあるのは琴乃とすずによる対話の謳。言葉では無くパフォーマンスにありとあらゆる感情を込めて琴乃(橘さん)とすず(相川さん)は歌う。そこには取り繕ったモノは一切無くて等身大な彼女達を魅せ付けていく。
真っ暗闇の中でもヒカリを求めて必死に先頭に立って抗った者同士だからか、歌い終わった姿に闇夜に差し込む月光の様な凛とした美しさを感じられた。
デュエット楽曲コーナーが終わると、ソロ楽曲メドレーへ移行していった。
昼は、雫ソロ『drop』→芽衣ソロ『ひと夏の永遠』→千紗ソロ『ちいさな物語』→沙季ソロ『風になっていく』→さくらソロ『もういいよ』。
夜は、遙子ソロ『voyage』→すずソロ『星屑カンパネラ』→怜ソロ『No.1☆』→渚ソロ『欲しいよ』→琴乃ソロ『未来模様』。
このソロメドレー、耳の痛い話になるけど……確かに10人全員のフル尺やれる時間ってのは無理だってのも理解はしている。それを踏まえても……やっぱりフル尺で聴きたかったってのが率直な所感だ。
でも、その状況でもきっちりと魅せ付けてもくれたワケで……
『drop』で客席が雫のイメージカラー一色に染まって彼女の力強い歌声に情緒が揺さぶられたし、アイドル・早坂芽衣と『もし恋』ヒロインの早坂芽衣をシンクロさせていった日向もかの表現力の幅広さと底深さに脱帽させられた。
表現力の幅広さで言えば、千紗ソロにていい意味でのあざとさとキュートさを表現されてた高尾さんのパフォーマンスも見事だった。これは後日知った話だが、あるコンテンツのLIVEで逆側からキーボード演奏されたそうな……もう、何かいろんな意味でスゲェなこの子……って。
んで、千紗ソロから沙季ソロに繋げるだけでもエモーショナルなのに…宮沢さんの歌声がまた圧巻だった……
自分の中でしっくり来た表現が鬼気迫る気迫。それが宮沢さんの歌声に宿っていた。集中が極まっていたんだろうな。外部からの干渉は一切受け付けない凄みすら感じさせて、魂が囚われ、息を呑むような感動に至った。
楽曲の繋ぎで言うと『voyage』から『星屑カンパネラ』への繋ぎもエモーショナルだと感じた。
遙子とすずとの繋がりはそこまで強くはなかったと思う。だが、そこに長瀬麻奈という存在を(強引に…)加味していくと彼女達の繋がりが強くなると思う。
麻奈から『voyage』を歌い継いで未来の飛躍を誓う遙子の謳。麻奈に憧れを抱きつつも、自らが他者から憧れられる存在へなろうと誓うすずの謳。彼女達が抱く麻奈への深愛のカタルシスに痺れる。
怜ソロからの渚ソロという『もし恋』楽曲の系譜で繋げたのも……しつこいがこれまたエモーショナルだ。芽衣のソロ同様に、結城さんと夏目さんもアイドルの怜・渚の面と『もし恋』ヒロインとしての怜・渚を共存させて見事なパフォーマンスで魂を撃ち抜いて魅了させていった……
そして、さくらの『もういいよ』と琴乃の『未来模様』。
前述した様に、ここのソロパートはフル尺で聴きたかったのは揺るがないモノだ。特に、さくらと琴乃のソロでフルじゃないのは残念と言わざるを得ない。それはコレ書いてる今も変わっていない。
でも……だからといって、橘さんと菅野さんのパフォーマンスが霞んでいたワケじゃなかった。むしろ、ショート尺だからこそ短い中でもインパクトを残そうと気迫を漲らせた。
以前にも書いたが、琴乃とさくら、橘さんと菅野さんはここまでの軌跡でいろいろな事があった。良い事や嬉しかった事があったが、悔しい事や悲しい事も当然あった……それでも彼女達はしっかり立って前へと進んで来た。それら全てが彼女達のソロ楽曲へ新しい血になって流れていく。未来への希望、いろんな事を乗り越えた自信、背負う覚悟とPRIDE……数多の要素が『今』の長瀬琴乃と橘美來、川咲さくらと菅野真衣を形成している。
そんな子達が謳う楽曲が弱いワケがなかった。歌い終わった彼女達の清々しい貌を見てあれこれほざくのは無粋なのだと思わずにはいられなかった。
昼夜共に、デュエット楽曲&ソロメドレーコーナーが終わるとボイスドラマが流れた。
内容は「みんつく! サキュ×まほ ~Kiss and Magic!~」のストーリーを基にしたやつで、サキュバスのチサ(千紗)が豊洲PITに集まった人間の生体エネルギーを蒐集しようとやって来た所に、主人公(すみれ=魔法少女ヴィオレッタ)の使い魔である渚が阻止しようと立ち塞がる。
そこに、新人魔法少女の「ぷにもちどろっぷ」である雫が渚の援軍として登場。そして、大精霊・ハルドン(遙子)まで登場。で、なんやかんやとやり取りして……(この辺はプロのライター様によるレポがアップされて書かれるでしょうから本稿では触れない)変則ユニットとして『Colorful×Parallel』を披露。
本来は、すみれ×瑠依×千紗×渚によるユニット。今回は、瑠依のパートを遙子。すみれのパートを雫が担当されたとの事。そういや、渚と変則的ではあるが遙子も越境ユニットに参加して歌うのは初めての楽曲か。(違ったら申し訳ない……)
この楽曲、「みんつく! サキュ×まほ ~Kiss and Magic!~」をグッドエンドでクリアするとエンディングで流れるが曲調はどちらかといえばOPテーマっぽい躍動感に溢れている。言わずもがな会場はめっちゃ盛り上がっておった。
このアクトで盛り上がりながら思い出したのは、メンバーが揃わないから出来ないじゃなく、どうにかしてでも披露するってのがこのコンテンツのLIVEのやり方だってのをwww
続いては、怜×芽衣×千紗×沙季による『ハレ晴レユカイ SOH団ver.』。
こちらは同名の楽曲のカバー。会場はこれまた大盛り上がりであったが……ちなみに俺はこの楽曲は名前しか知らないし、何ならカバーバージョンの音源も購入してないwwww
とは言え、LIVE参戦して楽しまないってのは勿体ない。で、感じたのは、会場の盛り上がりだけじゃなく、アイプラだけじゃなくて他の多数のコンテンツとのコラボや踊ってみた動画やらで大きいムーブメントを起こした楽曲のチカラはスゲェなってのを感じられた。
で、お次も変則ユニットとして披露する『Girls in wonderland』。
すず×雫×優×琴乃×さくらによるユニットだが、今回は優(麻倉ももさん)がいない四人バージョンになっていて優のパートは琴乃が受け持ったとの事。
こちらの楽曲は、ミュージカルで使われそうな雰囲気を纏う軽快でミディアムテンポのワルツ調といったインプレッション。ぶち上がるというよりも四人のハーモニーを聴きつつ…ダンスを観て盛り上がり楽しんで聴覚と視覚の多幸感に酔いしれる。
MC挟んでからの……アイプラLIVEではもう恒例行事になった感ある新曲お披露目。
今回は星見の10人楽曲『常夏!サマー!センセーション!』が解禁。
タイトルに常夏と銘打たれている事から夏をテーマにした楽曲で、方向性は星見の変態楽曲の系譜にある『Fight oh! MIRAI oh!』に近いモノを感じた。イントロからもういい意味でのあたおかな変態性に満ちているアグレッシブで激熱なサウンドに変な笑いが込み上げてたwwww振り切れ具合だけで捉えると『Fight oh! MIRAI oh!』よりもデカいか?
サプライズという要素、激熱&アグレッシブさ、星見10人曲で夏曲が誕生した歓喜。コレがぶち上がらないワケはなかった。観客の熱を感じたのか、10人もより熱を帯びて歌声の迫力が増していったと感じた。
あくまでも仮説の域だが……そこまでの気迫を10人が漲らせたのはこの楽曲がLIVE全体の評価を左右するほど大切な勝負曲であると。その事が運営から彼女達に伝えられてたかどうかは知る由もないが、彼女達は本能でそれを察していたのではないか。
だからこそ……パフォーマンスにあれだけの熱と気迫が漲っていたと思えてならなかった。
LIVEはいよいよクライマックスに突入。昼は月ストが『月下儚美』『月ノヒカリ』を披露。
本稿ではエモーショナルだのなんだとかってのが多かったが……原初の楽曲と集大成的な楽曲という要素と、月スト楽曲のタイトルに『月』が入っているのはこの二曲のみという要素で繋いでるってのもエモーショナルな感動を揺さぶっていく。
『月ノヒカリ』をLIVEで聴くと、どうしても月ストのキャストの子達に想いを馳せる。先行きが見通せない暗闇を彼女達は進んで戦って来た。当然、その軌跡は平坦なものじゃなかった。外から見ている我々でもそれが想像出来るのだから。
でも、いろいろな経験があったからこそ見せれる貌や表現もある。この楽曲はその部分が強くて、それでいて優しく魂へと沁み渡っていく。
月ストのアクトが終わると、サニピがアレを持ってステージIn。そして、察する。
アレとはチアリーディングで使われるポンポン。楽曲は『Let's Go!Let's Go!ピース!ピース!』。
にしても、『月ノヒカリ』でまったりしていた所に、脳ミソを締めてる理性のネジを全部緩めて、一切考える事を放棄してひたすらに感じて楽しみ尽くすこの楽曲で情緒が乱高下している……本当に勘弁して欲しいwwwww
感じたままに楽しみ尽くしてからの『全力!絶対!!カウントダウン!!!』。この楽曲はいろいろ解釈はあるがその一つとして、当たり前の奇跡に感謝するというメッセージが込められていると自分は思っている。
思えば今回のLIVE、台風の進路によっては開催自体が危うい状況だったと思う。他にもLIVEをちゃんと成立させる要因はいくつかあって、どれも欠く事の出来ない重要なPEACEだ。何も欠ける事無くLIVEが出来た奇跡に感謝してサニピの五人は謳う。その歌声に魂がほっこり温まる様な感動に至った。
盛夏祭本編のLAST SONGは、サニピの夏曲『サマー♡ホリデイ』で締め。
楽しむ要素しかないこの楽曲はこの日も強くて、エモーショナルの極みというパフォーマンスが会場に叩き込まれて興奮が揺さぶられた。
夏のアイプラLIVE定番曲をどこに持って来るのか?散々に引っ張って来てのLASTへの配置は実に見事だと唸るしかなかった。原曲の強さと魅力がLIVEの披露を経て進化していく。紛れもなくそれを引き出したのはサニピのチカラって事を徹底的に思い知らされた。
夜の部のクライマックスは、サニピが『Hi5でピースサイン!』『SUNNY PEACE HARMONY』を披露。
『Hi5でピースサイン!』を聴くと、メインストーリー(星空編)の21話~25話のサニピを想起させる。いや、それがあったから余計に感じているのか。大切な何かを置き去りにしてしてしまったさくらがそれを取り戻して再起していく……みたいな。力強さはそもそもこの楽曲にはあるんだけども、同時に感じられた五人の優し気な歌声が沁み入ってきた。
そして、サニピ原初の楽曲『SUNNY PEACE HARMONY』へ繋ぐ。ここへの配置の意図は分からないが、自分は置き去りにしてしまったモノに気付いて初心に立ち返る意味があったのだと。そのための新たなスタート……サニピの再動と言えば良いのか。
原初の楽曲『月下儚美』を歌う月ストは揺ぎ無い自信に満ち溢れているが、それは『SUNNY PEACE HARMONY』を歌うサニピも同様だと思う。このクソ暑い真夏の太陽の如き絶大なエネルギーで一気にサニピの世界観に惹きこまれた。
サニピのアクトが終わって月ストのアクトへ。不穏感のあるスリリングなジングルで客席(この会場に座席は無いが…)が沸く。こんな始まり方するのはあの楽曲しかない。月ストのアンセムであり闘いの謳である『裏と表』だ。
そんな攻撃力に全振りした楽曲をクライマックスに持って来られて全身を駆け巡る血が滾らないワケがない。逆境という『裏』から反抗のエネルギーを漲らせて『表』に晒していく月ストのパフォーマンスを魅せ付けられてテンションは更に上がる。
『裏と表』で暗雲を吹き飛ばして……一点の曇りなき夜空に煌めく月の如き『The One and Only』が差し込まれる。くど過ぎるが、この繋ぎ方もエモーショナル。それだけじゃなく『裏と表』とこの楽曲を聴くと、どうしてもキャラクターとしての月ストとキャストである『DayRe:』との境界が曖昧な感覚になるのもまたエモーショナル。
楽曲の世界に没入する事で伝えたい想いが膨れ上がっていく。その膨れ上がった想いを受け取る側はその大きさと深さに圧倒される。静かで穏やかだけども…それでいて強さもきっちり魅せ付ける。『生命の謳』に相応しい最高のアクトだった。
月ストのLAST SONGとなった夏曲『恋と花火』で締め。
冒頭でも語ったが今回のLIVE衣裳は浴衣をモチーフにした衣裳。それでこの楽曲が聴けたのは眼福の極みだ。
情熱的だがそこはかとないノスタルジー感に洗練さとガムシャラさ。これらは相反する要素に捉えられるが、彼女達の場合はそのどちらも併せ持っている様な気がして、それが魅力でありパフォーマンスの主軸になっている様に思える。
「眩しいぐらいに圧倒的な 一瞬の輝きが欲しい」の歌詞を証明していく様に、五人のパフォーマンスは力強く、艶やかでもあり、何よりも本当に美しかった。
アンコール。このLIVEのコンセプトが祭りということなのか『魚魚っとさん音頭』が流れて10人がステージIn。しばらくは盆踊りに興じるかのように踊っていた。
で、昼は『IDOLY PRIDE』夜は『Shine Purity~輝きの純度~』を披露。それは良いんだけども……『魚魚っとさん音頭』とのインパクトからの落差が激しすぎてしばらくはアクトに没入出来なかったwww
これらの楽曲は本コンテンツにおける最初期の楽曲。月のテンペストとサニーピースに分かれる以前から存在して歌って来た楽曲。最初に披露した時との感情、聴いた時との感情は今よりも違ったモノだ。
それは、披露を経ていく度に彼女達がいろいろ感じて次の披露に活かしていく事を続けて来た。
だからこそステージ上の彼女達の歌声の質やダンスの滑らかさに心の迷いは感じられなかった。
ここまで潔いのは彼女達の中に揺ぎ無い自信があるからだろう。
そして……盛夏祭と涼夏祭を締め括るLAST SONGはゲームリリース4周年記念楽曲『ありがとう to You』。
タイトルが示している様に、この楽曲はシンプルに感謝の念を謳う楽曲。ただ、この楽曲は月ストとサニピだけじゃなく、トリエル・リズノワ・スリクスも加わった楽曲。正規のバージョンでなく例え方は良くないが……不完全で未完成なバージョンと言った所か。
でも、10人はきっとこの刻と場にいなかったトリエル・リズノワ・スリクス……それとコレは加えて良いのか分からない。いやダメなんだろうけども…長瀬麻奈の想いと魂も10人は背負っていたに違いない。まあ、コレは自分の勝手な思い込みに過ぎないが、こういう余白を楽しむのも面白いモノだと。
数多の感謝をそれぞれの胸に抱き10人は謳う。混じりっ気の無い純然な想いが込められた歌声が抵抗なく沁み渡って心地が良かった。さくらの台詞パート「感謝の気持ち 伝われ」の叫びで情緒が本当にヤバかった……感謝とお礼を伝えたいのは我々も一緒なのだ。
いつになるかは分からないが、20人全員揃った完全な『ありがとう to You』が謳われる未来が訪れる事を切に願わずにはいられない刻だった。
最後に……
おそらく、今の月ストとサニピで魅せられる最高到達点のLIVEだったと自分はあの刻と場で感じられる事が出来ました。本当に凄い10人だと改めて舌を巻く思いでございます。
運営の意図している事の真相は分かりませんが、今年のアイプラLIVEの真髄は月ストとサニピのチカラだけで戦って成果をあげる事だったのかと思うのです。持ち曲のパフォーマンスのブラッシュアップは勿論の事、他のグループのカバーに挑んだ事、ユニットの形態を変えての魅せ方。今の手札はいい意味で出し尽くせたのでしょう。
そして、嬉しい事に次回のLIVEの開催が決定しております。
【速報】次回ライブ開催決定📣
— IDOLY PRIDE アイドリープライド(アイプラ) | ゲーム好評配信中 (@idolypride) 2025年8月2日
🗓️2026年2月22日(日)
開催場所:Zepp Osaka Bayside
🗓️2026年3月7日(土)
開催場所:Zepp Haneda
出演者情報などの詳細は後日お知らせいたします📣#アイプラ
ここで注目したいのが、現時点では出演者の発表が無い事。これまでのLIVE開催告知では、月ストとサニピは既に決まっている状態での発表。
あくまでも希望的観測に過ぎませんが……今年のLIVEは参戦されなかったトリエル・リズノワ・スリクスの参戦がどこかで実現されるのでは?と思ってしまう。特に、来年の夏なんてのはゲームリリースから5周年という節目の年。
ここで他のグループがLIVEに参戦しないとなると、ファンは離れてしまう危機的状況になるでしょう。客ってのは期待出来ない、金と刻を費やす価値が無いって悟ったらあっさり見限る冷徹な存在でもあるのです。勿論、難しいのは理解しているつもり。運営さんにはその部分でちゃんと戦って頂きたいなと切に願います。
かなりの駆け足感でしたが(それでも一万字越えてたwww)、この参戦レポを最後まで読んで下さってありがとうございました。予想をいい意味で裏切って、期待に応える最高な祭り(LIVE)で受け取ったインプレッションを余す所無く書き殴れたと自画自賛しつつ……この怪文書の筆を置く事と致します。