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問われる真価の刻ーリスアニLIVE!2025ナツヤスミ SUNDAY STAGE 参戦レポ

 7月13日。パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された『リスアニ!LIVE 2025 ナツヤスミ SUNDAY STAGE』に参戦して来た。

 

 

 この『リスアニ!LIVE』は、『Animelo Summer Live』(アニサマ)や『ANIMAX MUSIX』と同様のアニソンフェス。この三つのアニソンフェスは“三大アニソンフェス”と称されるらしい。


そんなデカいアニソンフェスに、あの五人……DayRe:が出演するという。


 ただ……彼女達の参戦が公式発表されたのは最初からでなく6月の中盤辺りだった。なので、当初は参戦するつもりはなくてチケットの申し込みはしなかった。

ところが、そんなある日。一通のDMが届いた。内容は『もし、よろしければチケットお譲りできます』と。送り主の名前はここで明かせないが……IDOLY PRIDEとDayRe:の現場で知り合いになった人からだった。

これは何かの思し召しなのだろうと勝手に解釈して……舞い降りたチャンスを掴もうと思ってその申し出を受諾して参戦へ至ったというワケである。


 で、この二日目に出演されたのはDayRe:の他に、いきづらい部!、frip Side、ASCAアイドルマスター ミリオンライブ!の五組。ちなみに、DayRe:以外のアーティストだが……frip Side、ASCAさん、ミリオンライブ!は楽曲をいくつか知っておるがLIVEを観るのはコレが初めて。一方、オープニングアクトを務めるいきづらい部!は全く知らんという白紙状態。

ただ、こういう機会じゃないとあまり自分の馴染み無いアーティストがどういうステージを創造してパフォーマンスで魅せ付けるのか分からなかったので、そういう意味では本当に貴重な体験になったと。

この五組がステージで魅せてくれたパフォーマンスを観て、いろいろ感じた事をこれから書き殴っていこうと思う。


 
 前述したが、オープニングアクトとして今年の5月に誕生した『ラブライブ!』のコンテンツの一つとなる『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』から10人組のスクールアイドルグループ・いきづらい部!が登場。ちなみに前日のオープニングアクトも彼女達が務めたそうな。披露したのは、いきづらい部!にとっての原初の楽曲・『What is my LIFE?』
 
 この楽曲を現地で聴いたざっくりした所感は……普通に楽曲が強いなと。
原初の楽曲=デビュー楽曲らしさ満載で、あくまでも自分が勝手に思っているラブライブ!楽曲の王道を往く的な印象か。ここから物語が始まっていく期待感や未来への希望を歌やダンスに宿して10人それぞれが躍動していた。

続けて、スクールアイドルの大先輩となるμ’sの夏ソング『夏色えがおで 1,2,Jump!』を披露。ちなみに自分はこの楽曲を知らないwww会場は大盛り上がりだったが、おそらくこの会場で一番冷静な目でアクトを観てたのは俺だけだったと自負しておる。

 何でも、いきづらい部!の子達はこのリスアニ!LIVEが初めてのステージだという。
想像の域だが、この日に向けて寄ってたかって鍛えられたんだろうなと。そして、彼女達は『ラブライブ!』というビッグコンテンツの名を背負ってこのリスアニのステージに立っているワケだし、生まれたばかりとは言えそこは忖度して甘く見てくれない。

それは、彼女達の先輩達にあたるスクールアイドルグループも通って来た道だ。ブランドが持つ影響力ってのはやっぱり強いってのはあって、決して彼女達が楽しているなどどいう気はないが環境としては恵まれている。

でも、その環境に甘える事は無くて、むしろコンテンツの名を背負っているという覚悟が10人のパフォーマンスに乗っかっていた様に感じた。上手く立ち回ろうではなく、今の自分達が出来る最高を魅せようと必死に戦ったんだなと。


言わずもがな、素晴らしいオープニングアクトだったなと。



 そしてここからLIVE本編。先陣を切ったのはfripSide。で、初手のイントロが聴こえた瞬間、変な声出て笑ってしまった……


いや、あんた初手で『LEVEL5-judgelight-』(-version 2022-)ってド名曲持って来るなんて思わねぇじゃないのwwww


勿論、会場の盛り上がりと歓声(ほぼ絶叫ww)は凄まじかった。LIVEの火付けってのはこうやるんだよ!ってのを思い知らされたような気がする。実を言うと、DayRe:と同様にこのLIVEで楽しみにしていたのがfripSideだった。しかもド名曲である『LEVEL5-judgelight-』が聴けるとは……と、滾ってぶち上がりながら余韻に浸るよく分からん状態に。

 続いては、これまた『超電磁砲』楽曲である『way to answer -version 2025-』コレはLIVE初披露との事。書くの忘れたが……この楽曲も『LEVEL5-judgelight-』同様にPhase(第3期)仕様のアレンジになっているとの事。作品繋がりという系譜で攻めて来るところは本当にエモーショナルだなと思い知らされる。

 そして、次の楽曲のイントロが聴こえた瞬間驚愕した……「おいおい、コレが聴けてしまうのか?!」と。その楽曲とは『Turn Night Into Day』。ちなみにこの楽曲はシングルじゃなくアルバム収録の楽曲。クール&スタイリッシュなトランス調がこれまで創造して来た激熱な雰囲気を一変させていく。まさか聴けるとは全然思っておらんかったからより響いた。

 ラストは『Red Liberation』を披露。この楽曲は、TVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』OP楽曲。
この楽曲はLIVEでの披露を重ねた末に、第三期・fripSideのLIVE定番楽曲へと進化したそうな。OP楽曲らしい激しく激熱なテイストでLIVEの雰囲気をまた変化させてこちらの魂を滾らせて熱狂させた。

 
 fripSideは結成されてから20年以上の歴史を持つユニット。その刻と軌跡にて数多の楽曲をこれまでリリースされてLIVEでも歌い継がれて来た。そして、今も最前線で戦い続けているユニット。このリスアニLIVEで観られたのはほんの一部分だけだったかもしれないが、十二分に思い知らされた様な気がした。



 そして……会場を支配する熱狂冷めやらぬまま次に登場するアーティストがステージのモニターに映し出された。そのモニターに映ったのは自分が見慣れているほどに見慣れた、橘美來さん、相川奏多さん、宮沢小春さん、夏目ここなさん、日向もかさんの5人とユニット名であるDayRe:の文字を見て、いろいろ感情が込み上げて来て情緒がヤバかった……

 で、初手に披露したのはDayRe:原初の楽曲『DeaRy Days!』。今回5人が着ていた新衣裳は、おそらく本曲の元々の衣裳をアレンジしたモノなんじゃないだろうかなんて思っておる。もの凄~くアホな言い方すると……決戦仕様的な衣裳だと思ってしまったwww

リスアニLIVE!で、DayRe:がどの楽曲(まだ数は無いが……)を初手に持って来るかって考えた時、やっぱりこの原初の楽曲を初手で持って来るだろうなと。そして、自分がいくつか思い浮かんでいた待望の瞬間が叶った。本編のリスアニLIVE!ではないにしろ、大きな規模の会場とフェスであの五人にしか歌えない楽曲で歌い踊る所を観られる……興奮したし感慨深いモノを感じたのだ。正直な話このアクトはよく覚えてなかったwwwww

 そして次に披露されたのは、『名もなき青のハルモニア』。この楽曲はmonogatary.com発の企画でユニット結成前の五人の楽曲。この楽曲もしかしたら……なんて淡い期待を抱いておったが現地で聴ける事に感動した。

柔和な『静』のリズムと歌声から徐々にテンポが『動』のリズムと歌声へと進行して盛り上がっていくが、彼女達の歌声は明瞭過ぎでもない。かと言ってしっとり過ぎてもいない絶妙なバランスのハーモニーを響かせて聴き心地の良さに魂へ沁み渡っていった。

 続いては、前の二曲とはうって変わってアグレッシブで格好良いイントロを響かせた五人の直系の先輩ユニット・TrySailの「High Free Spirits」。

この楽曲を入れたのは、このLiveの会場が海に面した会場であるパシフィコ横浜という地、横浜といえば港、港といえば船……(後の説明は面倒なので割愛)船の帆といえばTrySailということらしい。更に言うと、この会場でTrySailがワンマンLIVEやった時にも歌ったってのもあるそうな。

 完全な推測と妄想の域だが……このアクトの真髄になっているのはDayRe:の新しい可能性を魅せ付けて観客の魂を撃ち抜く事だったと思っておる。

ここまで創造していった会場の雰囲気をぶち壊すのは上手くいけば更に雰囲気は盛り上がるが外すと微妙な雰囲気へと一気に変わるリスクがある。しかも他人の楽曲のカバーでそれをやるってのもまたリスクが高い。音をなぞってるだけの単なる焼き回しと捉えられたら彼女達の負けだ。

 楽器の音が強いのでそれにボーカルが負けないようにと雨宮さんは収録の際に感じたと語られた。しかもこのリスアニLIVEは生バンドで演奏されるのでメロディの強さは割増だ。ただ、方向性は違うが彼女達は『IDOLY PRIDE』で各々が演じるキャラクターのグループ『月のテンペスト』の楽曲で格好良い系統の楽曲を歌える下地は出来上がっていると思う。

あとは、前述した様に単に音をなぞって歌うのでなくDayRe:としての色=オリジナリティを出せるか。当然、先輩の楽曲を歌って無様な姿は晒せないってのもあっただろう。しかもここは彼女達にとってドアウェーと言っても過言じゃないフェスという場。


 でも、そんなある種の追い込まれた状況が五人の限界領域を超えるチカラを与えた。


 五人のボーカルは生バンドによって割増された音に引けを取らない力強さと格好良さが漲っていた。張りがあって凛とした橘さんの歌声、情念を纏った宮沢さんの歌声、溌剌さと艶やかさのある日向さんの歌声。三人の歌声は本当に素晴らしいが……何よりも驚愕し惹き込まれたのは相川さんと夏目さんの歌声だった。相川さんと夏目さんの歌声は本曲の様な格好良い系統の楽曲と相性が良いってのもあるんだが、想像と期待していた以上のもの。歌声の圧でぶん殴られた錯覚に陥った……

 言ってしまうと、このアクトは先輩の楽曲カバーに過ぎない。当然、本家のTrySailが歌う「High Free Spirits」には及ばない。おそらく五人もこの楽曲を歌った事で、改めて先輩達の凄さを身に染みて痛感したと思う。

だからこそ……この楽曲とTrySailの凄さにきっちり向き合って、DayRe:が歌う「High Free Spirits」として血を流さなきゃいけなかった。五人の想いと覚悟がそこに乗っかって新たな可能性と意外性でもってこちらの魂を掴んだと思わせるアクトだったと思う。

 ラストは、2ndシングル『Happy Bubble Party』を披露。ポップ&キュートさを強く前面に押し出したキャッチーな楽曲でLIVE映えする楽曲でもある。

本曲のキモになっていると自分が思っておるのは、『ステージの五人だけじゃなくてみんなで一緒に盛り上がって楽しむ』という事。この『みんなで一緒に楽しむ』ってのがワンマンLIVEでは勿論だが、フェスにおいてはもっと重要になっていると思う。

ステージで弾ける様に全力で楽しんでパフォーマンスする五人を観て、ポップな曲調を感じながらこちらも一緒になって楽しむ。まさしく、あの場と刻は誰もが全力で弾けて楽しめた極上のパーティ会場になったのではないだろうか。


 『IDOLY PRIDE』のキャストとして大型フェスへの参戦経験はあったにせよ、コンテンツや役を背負わない素の状態でどれほどのパフォーマンスを魅せて観客の魂を撃ち抜けるか?

これまで…それこそユニット結成前からあの五人を見て来た者の端くれとして思っていたのは、彼女達ならちゃんと戦えて魅せ付けてくれるだろうと期待していた。

DayRe:がリスアニLIVE!で魅せてくれたパフォーマンスを評すなら……頼もしくあり、誇らしくもあった。それほどまでにこのLIVEで魅せたDayRe:のパフォーマンスは強かった。DayRe:をここで初めて見る人や興味すらなかった人を一人でも多く知ってもらいたいという純然な願いと気迫が五人の強さを引き出せたのだと思えてならなかった。



 DayRe:の創造した雰囲気をいい意味でぶっ壊していったのが、この日の出演者では唯一のソロシンガーであるASCAさん。

初手で物悲しい雰囲気があるバラードテイストの「MOONWORK」をじっくりと情感たっぷりと沁み入る様に聴かせていって……「ここからは夏を思いっきり楽しめるセットリストを持ってきました」と語って、ここからは激熱でアグレッシブな楽曲となる「セルフロンティア」「逆境スペクトル」「RESISTER」を披露。

 月並みで薄っぺらい所感になってしまうが……シンプルに彼女は歌声のパワフルさとパンチ力が凄まじかったなと。

このLIVEで彼女が披露した楽曲は自分の知らない楽曲だったが、それでもASCAさんが創造した雰囲気や燃え滾る熱狂に至ったのは、国内のみならず海外でもワンマンやフェスのLIVEという実戦で戦うアーティストとしての凄さを垣間見た様に感じられた。

 


 この二日間に渡る『リスアニLIVE!ナツヤスミ』の大トリを務めたのは、今年20周年を迎えた『アイドルマスター』のコンテンツの一つである『アイドルマスター ミリオンライブ!』。

流石にそこに出演する全キャストというワケにはならず、島原エレナ役の角元明日香さん、高山紗代子役の駒形友梨さん、北上麗花役の平山笑美さん、白石紬役の南早紀さんの四人。

 初手は、平山さんのみがステージに登場し、北上麗花のソロ楽曲「サマ☆トリ ~Summer trip~」を披露。この楽曲はどの季節からでも夏にトリップ出来る楽曲との事。夏をテーマにした楽曲らしい爽快感や眩しい煌めきを感じさせるテイストが何とも心地良かった。

 続いては角元さんによる島原エレナのソロ楽曲「シャクネツのパレード」。エレナは出身がブラジルとの事で、ラテン系でサンバを彷彿とさせるテイストの楽曲。おそらくリオのカーニバルを意識しているのだろう(多分……)

陽の方向に全振りしていて(自分はそう感じた)言わずもがなこういう楽曲はLIVE映えする楽曲。初めて現地で聴いたがいい意味で分かり易い楽曲で自然とこの楽曲にノレて楽しめられた。

 三番手に登場された駒形さんは高山紗代子のソロ楽曲「REACH THE SKY」を披露。
タイトルの和訳は、「大志を抱く」「高い目標を目指す」といった意味らしい。

この楽曲は、前の二曲とうって変わって、クールなスタイリッシュ感とパワフルさを併せ持つテイストの楽曲かなと。清廉でいて力強く伸びやかな駒形さんの歌声に聴き惚れつつ内から滾る熱で昂っていく。

 ソロパートのラストは南さんによる白石紬のソロ楽曲「瑠璃色金魚と花菖蒲」。
この楽曲のテイストは和ロックの系統になるとの事。すなわち、生バントとの相性は抜群に良いとも言える。※個人の感想です

そのバンドによる演奏に全く引けを取らなかった南さんの歌唱がまた見事だった。可憐さは損なうことなく凛とした雰囲気も内包していてそのギャップに惹きこまれて聴き惚れていた。


 そして、ラストナンバーとして披露されたのが、四人で歌う「Thank You!」。
この楽曲は、ミリオンライブ!が立ち上がって最初にリリースされた楽曲との事。テーマに掲げているのはアイドルとプロデューサーが互いに感謝の念を伝え合っているメッセージが込められていると。

その想いは大切にしてこの楽曲で真に伝えたかったのは、全てにおいての感謝ではないだろうか。このリスアニLIVE!が無事に開催された事と無事に終演出来た事、最高のパフォーマンスを魅せてくれた全てのアーティストへの感謝と……大袈裟かもしれないが、そういった事をこの楽曲でもって伝えたかった様に感じた。


 前述でも触れたが、『アイドルマスター』は今年で20周年を迎え、『ミリオンライブ!』は10年以上の刻を重ねて来たコンテンツ。アイドルを題材にしたコンテンツのパイオニアとしての強さと貫禄をこれでもか!って程に魅せ付けられた様に思う。勿論、この日に見られた強さが全てじゃない。ただ、その一端でも実感出来たのは本当に貴重なものだったと思えるのだ。

 


 最後に……


 開演するまでは、きっちりと楽しみ尽くして燃え尽きられるのか?なんて思って臨んだが……終演して率直に湧き上がって来た感情は『めっちゃ楽しかった!』というモノだった。

そう思えたのは、本当に心底LIVEを楽しめて充実した刻を過ごせたからなのだろう。

 そして、何よりも……DayRe:の五人がドアウェーの戦場でバケモン(コレは共演者への最大の賛辞)揃いでも一歩も引かずにきっちりと真っ向勝負して戦って魅せ付けてくれたってのも大きい。

今後の彼女達は、環の外にいるDayRe:を知らない層や興味を全く持たない層を環の中に引っ張ってくることが求められるのでしょう。コレは何もDayRe:だけに限った話じゃない。これまでのファンを大切にしていくのも良いが、環の外にうって出てアピールして引っ張って環自体を大きなモノにしていく戦いを五人はしていくのだと。

 今回の『リスアニLIVE!ナツヤスミ』への参戦はその第一歩だったと。
そこで魅せた彼女達の真価と、まだ小さいかもしれないが確かな一歩を踏み出せた事は意義があったのではないだろうか。

その踏み出せた一歩が道を切り拓いて、長く愛されてやがてはデカい会場でのDayRe:ワンマンLIVEへ通じる未来の刻を願いつつ……本稿の締めとさせていただきます。

 

 

 

 




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