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ガールズフィスト!!!!GT『Starless Night』を斯く語る。

 『ガールズフィスト!!!!GT』が先々月リリースした「FLY'T HIGH!!!!」と、先月リリースした「DON'T STOP!!!!」は、昨年のLIVEで既に発表されて披露もされていた。

で、これからいろいろ語っていくある楽曲は、正真正銘2025年最初のGF楽曲でつい先日(4月末日)にデジタルリリースされた。今回はその楽曲について感じた事をいろいろ語ってみようと思う。

毎度の様に、個人の主観やら考察を多く含んでいるので、その辺りについてはご了承いただけると幸いであります。

 

 


Starless Night/GIRLS' F1ST!!!! GT 

 

 


 この楽曲の大きなアピールポイントは二つあると思っている。順を追ってそれぞれ考察していく。まず一つ目は、おそらくGF楽曲では初になる方向に極端に振り切ったテイストの楽曲。

まずどの方向に向いてるのかって事だが、聴いてみるともうイントロの時点からハッキリと分かっていただけるだろう。で、身も蓋も無い言い方になるが……


とにかく切なくて暗い方向へ振り切った楽曲。


 楽曲タイトルの『Starless Night』は英語で星の無い夜。そこから察するとこの楽曲のテイストが切なくて暗い方向になっているのも納得したが…まあ、ここまで振り切ったテイストになっていたのは正直驚かされた。

そもそもGF楽曲の中において切ない&暗いテイストの楽曲は極めて少ない。あくまでもコイツは個人の主観に過ぎないのだが、数が少ないテイストの楽曲ってのはどうしても印象は強くなりがちだ。それに、先月リリースされた「DON'T STOP!!!!」や先々月リリースした「FLY'T HIGH!!!!」の激熱なテイストとの差が大きすぎるってのも刺さる要因になっている。

 そして、楽曲の世界観を構築している歌詞が突き刺さって来る。
本曲の歌詞『も』ドラムの内山つかささんが担当されたとの事。この楽曲のテーマになっているのは、未来への希望を見いだせない、抱いた夢を失いかけている者の葛藤や空虚感……これら数多の負の感情を含めて『星の無い夜』と呼ぶのかもしれない。

おそらく……と言うかはコイツは自分の私見と妄想の域だが、歌詞はリアリティ溢れるものになっている。勿論、コレはいい意味でのインプレッション。

その最たる要因になっているのが内山さんが歌詞を綴ったという事。リアリティ。つまりは生々しさに直結していくんだが、そこ(歌詞)に彼女とGFの生き様、特に負(ネガティブ)の感情が集約されているからだと考える。その部分も切なさと暗い曲調と相まっている。

ただ、サビの節にて用いられた英語の詞。ここに内山さんが伝えたかった本曲の真髄があると思える。そこの部分は後述にて……


 で、二つ目のアピールポイントはメロディの随所で存在感を際立たせていってるピアノの音ではないかと思っている。先程からしつこく言及しておる本曲の切なさと暗いテイストとピアノの音が見事にマッチして効いている。

コレもエモーショナルな感情を揺さぶってくれるのに充分な要素なのだが……コレに関わったある人ってのが更に感情を揺さぶってくれたのだ。このピアノのメロディのアレンジに携わった人とは……ギターの奥村真由さん。


※ちなみに奥村さんはピアノ演奏経験者。更に言うとドラムも叩けるそうな。


 自分のいい加減な記憶&推測の域という事を予め言って自己弁護した所で……これまでのGF楽曲でメンバーが作詞を担当されたのは多くあるが、メロディの方にも携わるケースは奥村さんが言われていた様に初めてのチャレンジではないかと。

未来の刻のLIVEにて、彼女が本曲をピアノで弾くサプライズがある事を今から願って止まない。


 繰り返すが……本曲は切なくて暗い楽曲。しかし、サビで綴られる英語の詞と歌声には一転して未来への力強い決意が漲るポジティブな熱が滾っていた。

淡々と繰り返す日常と夜の闇を照らす星が見えないと嘆くよりも、自らの魂に灯る光を信じて自分がもっと輝ける存在になって照らしていくという所か。「wake up」(目覚める)という詞はそれらを総括しているのだろう。そして、星の無い夜というのは、歌詞を綴られた内山さんとGFの視点や現状とも多分に重なり合ってる。

 現在の『ガールズフィスト』は、本当にアグレッシブな活動をされている。言い換えると忙しい活動の日々でもある。そんな中でもしかすると今の彼女達はいろいろなものが見ずらい状況にあるのかもしれないし、そうなった時に見失わないで想いを貫くという意味を込めているのかもしれない。

 それと、これまでガールズフィストが辿って来た軌跡ともリンクさせたとも言える。
ここであえては触れないが、本当に彼女達の軌跡は苦難にまみれたものだった。それは本当の暗闇を知る者でもあった。だからこそ……このどうしようもなく切なくて暗いけれども未来の希望の光は失っていない楽曲がよりこちらの魂に響いて来たのだと思わずにはいられない。

 


 

 

 




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