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新生と深化の刻ーガールズフィスGT!!!!ワンマンLive Vol.4 -BEA'T RIOT!!!!-参戦所感

 2月16日。秋葉原CLUB GOODMANにて開催された『ガールズフィスGT!!!!ワンマンLive Vol.4 -BEA'T RIOT!!!!-』に参戦して来た。

 

 


 毎度の事ながら、これからそのLIVEに参戦したレポをこれから書き殴っていくワケだが……ただ、今回は(まあ毎度そうなんだが……)レポというスタイルではない。諸説あるらしいが、レポと言う代物は客観的かつ論理的にまとめた文章との事。LIVEレポに当てはめると、披露されたアクトや合間に挟まるMCやら全体の流れを書き殴った文章がレポと呼ばれるモノになるのだろう。

 しかし、これから俺が書き殴るモノはこのLIVE全体の流れは一切書かない。

 

 と言うのは……そこで披露されたある楽曲が、俺の脳ミソを焼いてエモーショナルな感動を全部持っていったからだ。その感動を客観的かつ論理的に文章化するのは俺には到底できない。これから書き殴るモノはただの熱が暴走した感想文にしかならない。
ただ……あの場と刻にて受け取ったモノはやっぱり文章として残していかなきゃいけないという勝手に抱いた使命感でもって勝手に書き殴るのでいつも以上に見苦しい文となっておりますのでその辺はご容赦願います。

 


 まず、今回のLIVEのセットリストがこちらになる。

 

 


 で……披露されたどの楽曲が俺の脳ミソを焼いてエモーショナルな感動をもってこのLIVE全部持っていったのか?


その楽曲は……9曲目に披露された『Full of Lies』

 

 アクトの所感と感情がいろいろ揺さぶられた模様に行く前に……『Full of Lies』の概要をざっくりと説明しておく。
この楽曲は、GT!!!!が付く前の無印時代であった2019年にリリースされた『D.A.S.H!!!!』TYPE Bに収録された楽曲。 作詞は坂ノ下奏恵役の奥村真由さん。メインボーカルも奥村さんが担当されている。
ちなみに、今日に至るまでで自分が一番好きなガールズフィスト楽曲。ワンマンLIVEで披露されるのは約2年ぶりだったと記憶している。ワーナーへ移籍してからこの楽曲は一度もLIVEで披露されなかった。


これまで披露して来なかった理由を問い詰めるつもりは無いし、そもそも彼女達の口から公に発表する義理もないってのは重々に理解はしている。ただそれでも……謳われないってのはやっぱり寂しいって感情が湧いて来てしまい、いつ来るか分からない刻と場をずっと待ち侘びたワケだ。

 この日のLIVEも披露されないんだろうなと……ある種の諦観した感情を心の片隅に秘めてとにかくLIVEを全身全霊で楽しみつくしてやろうと切り替えて会場を支配していた熱狂的な興奮に魂を預けておった。そんな頃、真に待ち侘びた刻と機がやって来たんだ。

 

 これまたワンマンLIVEでは久々に披露された『Ready and Rarin'to Go!!!!』 で魂が滾ってぶち上がり、少しの間があってボーカルの浅見さんの前に持ち込まれたマイクスタンド。すると……信じがたい歌詞と浅見さんの歌声が会場に響いた。

 ―茜色した空 目掛けて 心の仮面 投げ捨てた―

 『ビクッ!』って身体が一瞬強張って、思わず口走った『嘘だろ?マジか……』って言葉。
浅見さんの歌声からイントロへとなだれ込み、『Full of Lies』が今この場と刻で披露されている現実を認識して上を見上げてから膝に手をやって俯いてしまった……と同時に、ブワって鳥肌が立ってもいた。そりゃそうなる。ずっと待ち望んでおった一番好きなガールズフィスト楽曲が聴けるのだから。もう、いろんなモノが込み上げて来て情緒がグチャグチャになってた。

 この楽曲は他のガールズフィスト楽曲とは一線を画すモノで、センチメンタルでノスタルジック感があり沁み入る様なテイスト。ネガティブな感情を明るい輝きに変えようとする心情を謳った楽曲。この楽曲のメインボーカルは作詞も手掛けられた奥村さん。けど、この日は浅見さんがボーカルとして歌っていた。これだけでも大きな変化だったし、なおかつ、ベース担当の八木萌々菜さんが加入してから公の場で披露するのも初めてでこれまた大きな変化。


ある意味この楽曲は、坂ノ下奏恵のキャラソングという解釈が成り立つ。だが、メインボーカル・浅見春那の歌声と八木萌々菜の加入がこの楽曲を、ガールズフィストみんなの楽曲として新しく生まれ変わらせて深みが増してより沁み入らせる深化へと至った。


 いやいや…オマエ。この楽曲を演奏して謳ってんのGFのメンバーぢゃねぇの?って言いたい人しかいないでしょう。でもな、みんなの楽曲ってのはそういう意味じゃないんだ。あくまでもコイツは俺の勝手な解釈なんだけど、前述した様にこの楽曲は奏恵のキャラソングとしての色も濃くある。
無印での奏恵のパーソナリティ設定は、いい子を演じ過ぎてて周りから疎外されていたというモノ。この楽曲の歌詞はそれを基にしているってのが理由にある。

 でも、浅見さん=奈川芳野の歌声がメインとして差し込まれていくと、この楽曲はみんなの謳としての色が濃くなっていく。このみんなってのは、芳野、奏恵、双葉、月は当然入っているし、キャラとキャストの境界まで超えて、浅見さん、奥村さん、内山さん、八木さんまでもその括りに入っている。このインプレッションはこれまでには感じられなかったモノだったりする。

 そして深化させた最大のファクターが八木さんだ。彼女の演奏されている時の二極性が深化には必要だった。
素の時の彼女は、天真爛漫って言葉の似合う屈託のない笑顔が印象深く、それがパフォーマンスにも反映されている。一方で、別のスイッチが入ったと思わせる格好良さを纏ったパフォーマンスもまた印象深い。この二極性が目まぐるしく入れ替わって幅の広いパフォーマンスに繋がっている様に思える。


 しつこいが……『Full of Lies』という楽曲は明るく楽しい楽曲じゃないし、アグレッシブで激熱な楽曲でもない。どちらかと言えば、切なげで沁み入る様に聴かせていく系統な楽曲。最近のGF楽曲で例えると『WISH』や『月季花』の系譜に近い。なので、盛り上がりが最高潮の時期に来ると落差でもってより響いて沁み入って来る感じか。


 ところがだ。このアクトで八木さんは全編ではないが時折楽しそうにパフォーマンスされていたのがもの凄く印象に残っていた。
勿論、彼女が楽しんでいたってのはマイナスの要因じゃない。ただ単に驚きの方が勝っていた。八木さんが楽しんで演奏されていたってのが深化として最重要なファクターになったのだ。この楽曲、最終的にはネガティブな感情もグッと飲み込んで未来の希望へと向かっていく締め方になっている。この未来への希望ってのが、八木さんの存在と思いっきり重なっていく。


 ちょいと刻は遡って……前回のワンマンLIVE前日だったか。『2025年“声優ガールズバンド”の新地平『ガールズフィスト!!!! GT』の国境を越えたライブ力』というインタビュー記事が発進された。記事の全容はここでは省くが、その中で奥村さんはこんな事を仰っていた。

 『じつは次にメンバーが誰かいなくなったら 私も辞めようと思っていました』

 

 奥村さんのこの決意に誰が異を唱えられるだろうか?そもそも彼女はバンドだけで飯を食ってるワケじゃない。一人の声優だ。彼女も簡単にこの決意までに至ってはいないだろう。でも、そんな時期に新メンバーとして八木さんが加わってくれた。大袈裟だが生命を繋がれて未来の軌跡が拓けた刻でもあったと思う。それは、浅見さんや内山さんも同様だろうし繋いだ存在である八木さんもそうだ。
そんな繋がりを持った人たちがこの楽曲の音を奏でて謳う。魂が新生され深化して……新しい血が流れた。そんな楽曲が弱いワケがない。苦悩、葛藤、生き様、希望、歓喜……と彼女達の数え切れないいろんな想いが『Full of Lies』に宿って昇華していった。

 個人の勝手な思い入れと贔屓目が入ってしまっているのは承知の上だが……『Full of Lies』という楽曲は本当に素晴らしい楽曲。でも、その素晴らしい楽曲が持つチカラを更に引き出したのは、紛れもなくガールズフィストがこれまで辿って来た物語があってこそ。
中には起きて欲しくなかった物語もあったけど……でも、それは一つも無駄なモノじゃなく、それがあったからこそ彼女達は強くなれた。ラストフレーズの『輝ける 明日へ』の歌声には未来の希望に満ち溢れた力強さが漲ってこちらの魂も滾って来て、今のガールズフィストにしか謳えない謳という説得力が確かにあった。

 このアクトが終わっても間が空くことなく次の楽曲に移ったが、現世に魂は還っていなかった。心底待ち望んでいた待望の刻と機だったからだろう。その余韻に浸りきっていたかったからだ。ここまでこのアクトについて長々語って来たが、正直最適なモノとは到底思えない……それは単純に俺の文章力が拙いってのがあるんだけど、やっぱり想いを言語化する事の難しさを痛感させられる。

ただ、それでも……あの刻と場で感じた感動は大方書き殴れたのではないかと思う。そして、未来の刻のLIVEで今よりももっと深化した『Full of Lies』でこちらの魂を揺さぶって欲しい。この四人なら絶対にそれを叶えられる人達だと信じている。

 

 最後に、この言葉を贈って本稿の締めとさせていただきます。

 

 浅見春那さん、内山つかささん、奥村真由さん、八木萌々菜さん。貴女達の『今』が凝縮され未来の希望を照らした『Full of Lies』を歌ってくれて本当にありがとうございました。

 

 

 




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