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ガールズフィスト!!!!GT 4thシングル Shining Ray~暁光~/クリームソーダを斯く語る。

 先日、『ガールズフィスト!!!!GT』の4thシングル『Shining Ray~暁光~/クリームソーダ』がリリースされた。

これらの楽曲は、リリースされる前よりLIVEなどで歌われていた楽曲。それがようやく腰を据えて聴ける様になったのは本当に有難くて嬉しいモノである。

ただし、そう書くとLIVEで聴いた時は印象が薄いと捉えられかねないので言っておくが、LIVEで聴くのと音源をじっくりと聴いた際に受けるインプレッションは全然違ってくる。勿論、どちらが優れているとか劣るなんてモノはない。LIVEの場で聴く良さもあるし、音源をじっくり聴いた時でしか分からない良さもあるが……ここでLIVE論的なモノについて触れる気は無いのでとっとと本題へ移ろう。

 これからこの二曲について書き殴っていくのは、じっくり聴いて感じたインプレッション。
当然ながら、ここに書き殴るのは個人が勝手に感じたモノで、完全な正解だというつもりは無い。コイツはこういう解釈しておるのか…という温かい視点で捉えていただけると幸いである。

 

 

 

 Shining Ray~暁光~

 

 

 

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 コレは、完全な個人の偏見交じりの主観だが……イントロの時点で、これまでのガールズフィスト楽曲らしくない楽曲だなと感じた。ただ、このらしくなさは否定の意味じゃなく、こういう引き出しもあったのか?!という驚きの方だったりする。

うねる様なギターの音に、低音を効かせ前面にアピールしていくドラムとベースのが音が印象深い。明確な違いの定義を語れる知識と舌は持ち合わせておらんが……全体的にパンクというよりもヘビメタ寄りへ振り切った曲調という感じ。

 作詞は、先代(二代目)の藤森月役の井上杏奈さん*1がほぼ一人で書き上げて、そのままレコーディングへ流れていったと。ワーナーミュージック・ジャパンのEric氏と対談した動画にて井上さんは本曲についてこう語っていた。



 ベースラインが主になって曲が始まっていって、サビへ向かって上がっていく様が、暗い夜から朝日が昇っていく一筋の光のイメージが、暁光=朝の光としてタイトルに銘打った。

 朝の光=彼女(=井上さん)の自信満々だった頃の過去の自分がテーマになっている。
 詞の『君』=過去の自分。自分ともう一人の自分との対話の楽曲であり、過去の自分を思い出し、解き放って奮起するみたいな……

 

 

 

 この楽曲のタイトル『Shining Ray』を直訳すると、明るい光か輝く光。で、暁光は昇っていく朝日。タイトルのみで捉えると、ポジティブで明るい楽曲なのかと思わせるが……イントロからその予想は一気にぶっ壊された。

完全なダウナー系とまで落ちていないが、どこか斜に構え不穏な雰囲気がサビまでの進行で感じてしまう。そこまでの流れはまだ日が昇らない世界をイメージさせていく。演奏もそうだが、浅見さんのボーカルも結構な低音域で歌っているのが更に拍車をかけてる感じで、現在の自分が置かれている、ままならない鬱積した心情を謳っているのだろう。

 しかし、サビへ突入すると、楽曲の雰囲気は一気に変化する。過去の自分との対話が果たせて、魂が真の意味で一つになり、未来に向かっていく勢いと疾走感を感じられる。このサビのパートが、とにかく格好良い方向へ一点振りして突き抜けていく。スタイリッシュ感ある演奏もそうなんだけど、やっぱり、浅見さんの低音域ボーカルが発する格好良さが際立つ。

 

 


 クリームソーダ

 

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 新体制になってリリースされたどの楽曲より…いや、ガールズフィスト楽曲全体を見回していっても、本曲の振りキレ具合がとんでもない方向に行ってしまった楽曲。

作詞を主導されたのが、内山つかささん。彼女曰く、楽曲を聴いて感じたのが、ソーダの様なシュワシュワと弾ける爽やかさと可愛らしいメロディというインプレッションだったとの事。それをメンバーに伝えた所、全員がその可愛らしい爽やかで弾ける様なイメージを共通していた。

 楽曲全体のテーマになっているのは、女子の恋の駆け引きをクリームソーダに例えたとの事。
曲調もまた、可愛らしさを思いっきり前面に押し出したロリータパンクテイスト。『Shining Ray~暁光~』のテイストと比べるとその落差で膝がぶっ壊れて腰抜かすほどの衝撃である……

そのメロディに彩りを添えていく浅見さんのキュートなボーカル、自由奔放なメロディを奏でる演奏、オノマトペが駆使された(勿論いい意味で)変態的な歌詞……この楽曲には楽しめる要素が盛り沢山となっている。公式サイトの本曲の紹介文に、『おもちゃ箱のようなラブソング』と書かれていたが、本当にその通りの楽曲だなと頭がもげそうになる程に頷きまくってしまった。

 その楽しさは、音源のみよりもLIVEで聴くと、とんでもない跳ね方で盛り上がる。
音源をじっくり聴いても普通にキュートで賑やかな楽しい楽曲なんだけど…正直な話、完全なLIVE仕様の楽曲へと仕上がり、音源で聴くのとLIVEで聴いた時の充実感は格段に違っており、言わずもがな、LIVEで聴いた時の方の充実感と楽しさに軍配が上がるのである。

 

 

*1:現在は療養に専念される為脱退されている




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