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「The Unicorn Project」の前半がエンジニア向けのホラー映画だった(ネタバレなし)​ #デッドライン読書会

読むのがホネな(積みがちな)技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第20回。今回は「」の前半(10章まで)までをゴール設定して読んだのだけれども、エンジニア向けのホラー映画だったという話。

The Unicorn Projectについてざっくり整理

この本は(マーケティング的理由だと思うけれど)だいぶ邦題はよろしくない気がする。原題は「The Unicorn Project」であり、ジーン・キムのDevOps関連シリーズの一冊という理解である。

  • 第1作目「」:ザ・ゴール風の小説形式でDevOpsに関して説明する本。DevOpsをまったく知らない人向けな印象。
  • 第2作目「」:1作目で語られなかったDevOpsに関する手引き集(小説形式ではない)
  • 第3作目「」:が本作。第1作目と同じようなザ・ゴール風の小説形式に戻る

特に2作目の「」は非常に網羅的で、DevOps関連を学ぶという意味ではとても良い本という印象を持っている。

本書を完成させるまでの道のりは長かった。始まったのは2011年2月、共著者たちの間で毎週交わされていたSkypeによる通話で、当時まだ完成していなかったThe Phoenix Project(邦訳『TheDevOps逆転だ!究極の継続的デリバリー』)と対になる処方箋的なガイドブックを作ろうという夢を語ったときだ。それから5年もたって、2千時間を越える仕事の末に、本書は完成してここにある。本書を完成させるまでのプロセスは恐ろしく長いものだったが、とてもやりがいがあり、すばらしい学習のチャンスが無数にあり、当初の見込みよりもはるかに広い話題を取り上げることができた。プロジェクトを通じて、共著者たちは全員、DevOpsは純粋に重要だという信念を共有していたが、その信念は、それぞれのプロとしてのキャリアにおけるかなり早い段階でやってきた個人的な「アハ!」体験によって形成されたものである。そのアハ体験は多くの読者に共感してもらえるのではないかと思う。

  • :イントロダクション、より

類書だとレン・バスの「」という本もあるのだけれども、こちらはだいぶアーキテクチャ寄りの本である。特にDevOpsの文化的な側面はほとんど触れられていない印象だった。あと「」という本もある(デッドライン読書会の第1回で取り上げて読んでいる)が、こちらはDevOps実践者が読む技術エッセイ集といった感じ。

では本書はどうだろうか。たしか、Release It! 著者のナイガード先生が公開している読書リスト でも推奨図書に選ばれている。というわけで読み始めてみたのだけれども……

恐怖の展開、デスマーチが疑似体験できる

非常に読みやすいし共感もしやすい。一方で詳細を書くとネタバレになってしまうのだけれども、前半(10章)まではエンジニアとして震え上がる展開になっていて精神的な負荷がものすごく高い。先に進むのが怖い。
むしろ、こんな恐怖体験を安全に疑似的に体験できるという意味では非常に稀有な書籍なのかもしれない(前向きな感想)。

  • 主人公はキャリア25年の凄腕シニアエンジニア/アーキテクト。データベースベンダーのドライバを逆アセンブリしてバイナリーパッチを当てるくらい有能
  • 冒頭とある事件で、デスマーチプロジェクトに放り込まれる
  • で、ありとあらゆるひどい事が起こる・・・

っていうのが前半10章の大まかな流れ。いや、もう、お腹痛い。
例えばこれくらいお腹が痛い。
togetter.com

前半で気になったこと

つづく

というわけで後半に突入。ハッピーエンドであることを祈ってる。




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