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RSGT2025・登壇発表ストーリー

RSGT2025で登壇発表をしてきました。

RSGT当日の様子は別の記事で書いていますので、こちらの記事では登壇発表の背景や当日の様子を中心にご紹介します。

ふりかえりカンファレンス2024での発表

ふりかえりカンファレンス2024で、保育のふりかえりをテーマに、夫婦で共同登壇をしました。このときは妻(以降、まなっち)はかえるのパペットで登場していました。

ソフトウェア開発以外の業界でもふりかえりの考え方は有効であり、全員同席や問題対私たちなど、既にふりかえりに取り組んでいる人も参考になる話をご紹介しました。

ふりかえりカンファレンス2024での発表の様子については、こちらの記事をご覧ください。

このときの登壇発表が、RSGT2025での発表に繋がっていきます。

RSGT2025登壇プロポーザル提出

2024年7月からRSGT2025のオープンプロポーザルが募集開始しました。1ヶ月程度プロポーザルを練りに練って、「保育のふりかえりはフラクタルに行われている」という趣旨のプロポーザルを提出しています。

まなっちを説得し、登場の仕方(RSGTにかえるのパペットで登場!?)はさておきまなっちにも共同登壇者としてプロポーザルに入ってもらいました。

その後、OODAループという言葉を知るにつれて、保育の現場でもOODAループは実践されている!と私は考えるようになり、OODAループもプロポーザルの内容に加えました。

プロポーザルへのフィードバックを受けて改善

しかし、その後複数の有識者からのフィードバックを受けるうちに、保育の現場で行われているのは「フラクタル」でもないし、「OODAループ」でもない!と考えるようになります。

というのも、保育の現場で「フラクタル」という言葉は使われていないし、「OODAループ」という言葉も当然ですが使われていないわけです。

フラクタルは幾何学の概念であり、OODAループは戦闘機パイロットの航空戦意思決定プロセスが発祥です。

どちらも、似たようなことは保育の現場で実践されていると私は捉えたのですが、「似ている=同じではない」という結論に至りました。

保育の現場で行われている柔軟かつ高速な意思決定は、OODAループで解釈すると大変おもしろいのは事実なのですが、保育現場で使われていない専門用語を使用すると伝えたいことの本質がボヤけてしまうので、できるだけ難しい用語は使わないという方向性がこの段階で固まりました。

プロポーザル採択と発表会場決定

2024年10月にプロポーザル採択のご連絡をいただきました。200以上のプロポーザルが集まる激戦のRSGTで登壇採択してもらえるだけでもすごいことなので、夫婦で祝杯をあげています(気が早い笑)

そして、発表会場はなんとMain Hall!

RSGTのMain Hallで45分セッションを行うのは自分の中で大きな目標でもあったので、身が引き締まる思いでした。

RSGTはお茶の水ソラシティという大きな会議場で行われます(2026からは会場が変わるようです)。発表会場はその中にいくつかあるのですが、Main Hallは200人近く入る最も大きな会場の一つです。

今回がRSGTでの3回目の登壇発表でしたが、Main Hall 20分発表→room-c 45分発表→Main Hall 45分発表という流れを経て、やっと目標の地にやってきたという感じです。(もっと早い人は一気にいけるのかもしれないけど、私は地味にやっているので😅)

発表スライドの準備

プロポーザルで話したいことはある程度まとめていましたが、改めて45分でどのような話をするかホワイトボードを使いながら夫婦でわいわい話しながら発散・収束を繰り返しました。

その中で以下のようなアイデアが出てきています。

  • 参加者にも、当事者の一人になったと思って一緒に考えてもらえるような発表にしたい
  • 理論だけではなく、保育現場での具体的な実践事例を紹介したい
  • 観察や子どもとの物理的距離は、汐見先生の講演から影響を受けたので、汐見先生のことを紹介したい

45分の発表時間は長いようで、いろいろな話を詰め込もうとすると意外と短く、収束でその他のいくつかのアイデアは見送りにもしています。

私としては、センス・オブ・ワンダーの話はいつか発表に盛り込みたいと思っているのですが、それはまた今度のお楽しみに。

その後、発表のスライドは11月〜12月にかけて休み休み作成しています。登壇発表のスライドを作るのに2ヶ月もかかるのは私の中でも結構長い方だなと思いますが、RSGTという大舞台かつ夫婦で共同登壇というわけで、かなり時間をかけて夫婦で話し合いながらブラッシュアップして作成していました。

発表の練習

12月下旬には資料が大体仕上がってきたので、夫婦で発表の練習を始めました。

私は適当な人間なので、トークスクリプトは用意せず、発表練習も2〜3回程度しかこれまではやっていませんでした。

しかし今回はそうはいかないので、夫婦での通しの練習は5回程度やったと思います。おかげで、自信を持って当日の発表に臨むことができました。

発表当日

たぶん、まなっちよりも私の方が緊張していたと思います(笑)

まなっちは本番で力を発揮するタイプで、私は本番の緊張するタイプです😅

当日の様子は別の記事でまとめていますので、そちらもぜひご覧ください。

発表当日のメモ

  • 川口さんにまなっちをご紹介した。川口さんから優しい言葉をかけていただいて、まなっちも安心した様子
  • 発表の様子をまなっちにも知ってもらう一環で、kiro さんの発表に参加。kiro さんの発表は内容ももちろん、発表スタイルもレベルが高く、良い目標ができたねと夫婦で話していた
  • スピーカーズルームに夫婦で入室すると、いよいよ緊張MAX!わたしがトイレに行っている際に、高江洲さんとちんもさんがまなっちに話しかけてくれたようで、なんか仲良くなっていた(笑)
  • まなっちは人から話しかけてもらいやすい雰囲気を無意識に発していて、私は逆の雰囲気を無意識に発しているので、素直に羨ましい🤣
  • 発表が始まるとスーと緊張は解けて、だんだんとペースを掴み、最終的には自己最高の発表ができたんじゃないかと思う。隣にまなっちがいてくれたおかげもあって、安心感もあった☺️
  • 発表後に5分程度時間を確保でき、ここで3件質問に答えることができた。ぜひ質問回答の時間を確保したいと思っていたので、この質問の時間も学び深い時間になって良かった
  • 発表が終わって壇上を降りてからも、多くの方から声をかけていただいたり、質問をしていただいた。発表後にこれだけ声をかけてもらう体験は初めてで、これはきっとまなっちが人気なんだ!と理解した(笑)→共同登壇者として&夫として嬉しい☺️ 

その後

RSGT Main Hallという大舞台の発表を終えて、夫婦で三連休は温泉療養し、日常に戻ってきました。

しかし一つ変わったことがあります。

それまで、RSGTやスクラムフェスのアーカイブ動画は私1人で見ていることが多かったのですが、RSGT2025のアーカイブ動画は夫婦で視聴しています。

夜更に、夫婦でお茶啜りながらRSGTのアーカイブ動画を見て、その場であーでもないこーでもないと夫婦でギャザリングが続いているのです。これがまあ、なんとも楽しい☺️

まなっちはまなっちで、RSGTの発表やOSTの様子、本間さんのキーノートを視聴して、いろいろな刺激を受けたようです。きっと保育の仕事にも何かしらの良い影響があるのだと思います。

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川口さんはご自身の登壇発表前に、野中郁次郎先生のYouTubeを流しながら「アジャイルスクラムはまだ、ソフトウェア開発の話であると多くの人には認識されている」ということを言っていました。私もそう思うのです。(上記の野中先生のYouTubeの37分あたり参照)

その現状を一気に変えることはできない。だけれど、今回私たちが発表した保育での実践紹介や、その他にも小学校の先生からの事例発表、介護事業での事例発表がありました。このようにソフトウェア開発以外の現場での取り組みを小さくとも発信し続けていく。それによって、いつの日か「アジャイルスクラムは、ソフトウェア開発が発祥だけど、今ではあらゆる分野で活用されているね」と認識される日が来てほしい。そしてそのようになるように私も微力ながら貢献したいと思うのです。




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