2021年の夏アニメ。
前に見る機会があったのだけれど、タイトルと内容紹介だけで切っていた。
異能デスゲームっぽいけど、デスゲームの定義を確かめないとこれがデスゲームかどうか判定できない。
とにかく、運営が優しい。だいたい1回戦が1回戦ではなく、1stプログラムと呼ばれている。これが1回戦でないという理由は、誰も死なないどころか誰も脱落しないからである。
死なないデスゲームは(今では)結構あるが、誰も脱落しないデスゲームは珍しいというか、もはやデスゲームではない。
2ndプログラムでも誰も脱落しない。もはやただの異能対戦ゲームである。
人が死なないことの利点は、死ぬ時の回想シーンがないことである。これは素晴らしい。
3rdプログラムになると急に方針転換して、大量のモブが出現して死ぬ。だが、それまで何ヶ月(それとも1年以上?)もの間、参加者同士が殺し合いもしないでなれ合ってスローライフをしていたのに、運営は手をこまねいて放置していたという驚くべき優しさ(怠慢)である。
しかし、方針転換の影響で3rdプログラムでは回想シーンが入ってしまう。無惨に殺されたモブの回想シーンはないが、モブを殺した悪役については仕方なかった悲惨な人生みたいな回想シーンがある。
主役の異能力だけが特殊なのは、よくあることだが、設定の割には生かし切れてないという印象である。それから基本となる身体能力に差があるんだから、お互いに5倍にしたら差が広まるだけじゃないかな。
治癒どころか死者蘇生も出来そうなのに、それをしないのは馬鹿なのか冷酷なのか。
文句を言うものの、見始めたら一気に見てしまったので、それなりに面白い。
もっとも、3rdプログラムはこのすばのカズマのようなスティール能力(ただしランダムでない)を使えば楽勝。