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読書感想:願い星、叶い星

図書館で借りた本。

先日、異世物語で「昔を今になすよしもがな」ということを書いて、この本をアフィリンクとして貼ったのだが、実は作品自体は読んだことがなかった。吾妻ひでおのパロディで見ただけなのである。なので読んでみようと思ってこの本を借りたのだ。

 

 

ごきげん目盛り

三原則っぽいけど三原則じゃないロボットもの。バグの原因を探す話とも言えるかも。単純過ぎる気もするが、この地球温暖化の酷暑状況からすると、先取り作品かも知れない。

ジェットコースター

タイムトラベラーがやってくる理由とかそんな話だった。

願い星、叶い星

ミュータントもの。恐るべき子供たち。とーとつだけど、「地球防衛少女イコちゃん」を思い出した。漫画しか読んでないけど。

イヴのいないアダム

地球最後の男の話。このネタは科学的に妥当だと思った。ただし、最後のオチは余分かな。

選り好みなし

人口減少というか増加というか。テーマは「古き良き時代」とか「偉大なアメリカ再び」とかと関連しているともいえる。いつの時代でも人間は……。とーとつに日本ネタで終る。

昔を今になすよしもがな

ポストアポカリプスであるにもかかわらず、文明的な生活をする男女。それを頭がおかしいと思うかどうか。誰もいないデパートから商品を取ってくる時に、借用書を置いてくる。これは俺の好きなビューティフルドリーマーのコンビニ借用書シーンの元ネタか。ポストアポカリプスでケンシロウ世界になるのではひねりが足りない。終末少女旅行もそんな雰囲気がある。

オチは、まあそうなるという納得感はあるが、現代の感覚からすると、なくてもいいというかない方がいいかなぁ。

時と三番街と

タイムトラベルもの。未来のお札は現代では偽札、だが……。

地獄は永遠に

中編。状況は不明だが爆撃下のロンドン。城の地下の防空壕にこもって退廃的な生活をする上流階級の6人が、悪魔を呼び出す儀式をする。本気ではなく、儀式や呪文もいい加減なものだが本物の悪魔が出現して一人ひとりの望みを叶えるのだが、望みが叶っても不幸になる。みたいな話。「代価は既に支払い済みだから不要」みたいなことを悪魔が言う。

感想

全体的に言うとすごく好きという程でもない。やはり「昔を今になすよしもがな」の雰囲気がよい。異常な状況で正常な行動をするという異常さ。




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