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読書感想:マイルズの旅路

待望のマイルズ君シリーズの翻訳。

 

 しかし、帯に不穏なことが……。「大人気シリーズついに完結!」とか。もっとも、訳者あとがきにはもう一冊あると書いてある。まあ、どこまでシリーズかと考えれば、もう一冊あるのは確かだろう。

まあ、マイルズ君主役の作品は最後ってことですな。とは言え、いまさらマイルズ君が死ぬわけもなく、皇帝もマイルズも結婚しちゃったし、特にクライマックスという訳ではないと思う。というか、あまり活躍してないような気がする。発作防止処置も毎回ネタにするわけにもいかず扱いかねているような。

で、このシリーズをどう収めるかというと、やはりこうするしかなかったのかという感じの次の巻になるわけですな。

困ったことに、私はビジョルドのファンタジーよりは、このシリーズの方が好きなんだよなぁ。ファンタジーとSFの両方を書く女性作家で両方好きなのはル・グウィンくらいで、マキリップはファンタジーの方がいいと思うし、ビジョルドはSFの方がいいと思ってしまうのだ。




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