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【Microsoft AI Tour Tokyo 参加レポート】Azure Copilot と GitHub Copilot による運用の進化

こんにちは!オルターブースの横野です。
今回は 2026/03/24(火) に東京ビッグサイトで開催された Microsoft AI Tour Tokyo の参加レポートをお届けしたいと思います。
キーノートやブレイクアウトセッションもとても魅力的な内容が多かったのですが、せっかくなのでワークショップにも参加しようと決めていました。
Microsoft Ignite 2025 で参加したセッションと同じタイトルのワークショップもあったので、かぶらないように選んだのが「Azure Copilot と GitHub Copilot による運用の進化」です。
運用改善にCopilotをどう活かすか、という点が気になっていたのでとても楽しみにしていました。
このワークショップは、CopilotをSREチームの一員として、実際のアプリケーションを改善していくというストーリー仕立てで進む、実践的な内容でした。
さっそく、その内容を振り返っていきたいと思います。

【想定シナリオ】AIを活用したECサイトの運用レビュー

ワークショップでは、AI機能を備えたECサイトとその管理ポータルを対象に、SREチームとして運用レビューを行うというシナリオが与えられます。アプリケーションはAzure上にデプロイされており、AKS(Azure Kubernetes Service)・GitHub Actions・Dockerといった構成になっていました。

まずはAzure Developer CLIでアプリをデプロイ

最初のステップは、Azure Developer CLI(azd)を使ったアプリケーションのデプロイです。各参加者がそれぞれ自分の環境を立ち上げ、アプリが正しく起動していることを確認したうえで、機能や構成を一通り把握していきます。 私はこの手のワークショップへ参加した時に時間切れになることがたまにあるので機能や構成の把握はざっくりで進めさせてもらいました。 また会場のWifiが不安定で、Azureへのアクセスが途切れがちだったのでテザリングで乗り切りました。

Azure Copilot を使った運用レビュー

アプリが動き始めたら、Azure Portal上でAzure Copilotを使いながら運用レビューを進めます。

  • Azure上にどんなリソースがあるのか
  • AKSクラスターでどんなマイクロサービスが動いているのか
  • 改善できそうなポイントはどこか

こういった問いに対して、質問しながら把握していける体験がとても印象的でした。 また、単なる情報取得にとどまらず、再利用しやすい自動化の方向性やInfrastructure as Codeのヒントまで得られる点が、運用目線では実践的でした。

GitHub Copilotでビルド・デプロイを改善

次に取り組んだのは、GitHub Copilotを使ったCI/CDパイプラインの改善です。Visual Studio Code上で

  • ビルド・デプロイプロセスのセキュリティ改善
  • Dockerfileの改善提案
  • 修正後のコードをコミットしてCIを再実行

といった流れを、Copilotと対話しながら進めました。「どこを直せばよいか」だけでなく、なぜその修正が必要なのかを理解しながら進められる点がよかったです。

Copilotを運用ツールとして使う視点

ハンズオンで進めていく間にあったお話で、Azure CopilotとGitHub Copilotを運用の中でどう使い分け、どう組み合わせるかについても考えることができました。

※以下は、ワークショップ内で示された内容を、私の視点で整理したものです。

運用領域 Azure Copilot GitHub Copilot
自動化 Azureリソースの管理支援、IaCのヒント スクリプト生成、CI/CDパイプライン作成
可観測性 ログ・メトリクス・アラートの分析 アプリケーションへのテレメトリ組み込み
セキュリティ セキュリティ構成・設定の推奨 セキュアでないコードパターンの検出
コラボレーション ダッシュボードや運用上の洞察の共有 コード・ドキュメントの標準化
インシデント対応 原因分析、リメディエーション手順の提案 ホットフィックスやパッチの生成

上記内容で「AIが運用チームの一員になる」という感覚を、具体的にイメージすることができました。 個人的にAzure Copilot はあまり使用してこなかったのですが、今回のワークショップを通して積極的に使ってみたいと感じました。

【印象に残ったポイント】プロンプトが新しいインターフェース

特に印象に残ったのが、「プロンプトは新しいインターフェースである」というメッセージです。

  1. 目的を明確にする
  2. コンテキストを含める
  3. タスクを分解する
  4. 何度も改善・洗練させる

このようなプロンプト設計のポイントは、Copilotを"魔法のツール"として使うのではなく、実務に組み込むためのスキルとして捉えるうえで、とても納得しました。

【ワークショップを体験して気になったこと】Azure Copilot エージェント(プレビュー)

ワークショップを終えて、そういえば Microsoft Ignite 2025 で発表された機能にこういうのがあったような気がしたので調べていたら Azure Copilot エージェント(プレビュー) というのを見つけました。 今回体験した1問1答のチャット形式とは違い、複数ステップのタスクを自律的に実行してくれるものです。

運用への活用という意味では「AIが運用チームの一員になる」のさらにその先になりそうで、とても気になっています。 ただし現時点ではプレビューで対応リソースに制限もあるため、詳細は公式ドキュメントを確認してみてください。

まとめ

このワークショップを通して実感したことは3点です。

  • 人が考えるべき判断や改善に、より集中できるようになる
  • プロンプトの書き方というスキルが、運用の質を左右する
  • まず使ってみて、業務の中で活かし方を見つけることが重要

今回の内容を通じて、AIを活用するだけでなく、うまくいった手順や失敗しやすいポイントを仕組みに落とし込み、再発を防いでいく視点も、これからますます重要になりそうです。

以上となります。AzureやGitHubを使った運用に興味がある方には、ぜひ一度体験してみてほしいワークショップでした。




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