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3/17~3/23: 漫遊尾張

3/17

布団に突き刺さっているうちにピアノを弾く機を逃した。やることが全くできていない。この3日分くらいのネットサーフィン。

資金繰りを少し計算していた。計算通りだが、想定より少し悪い見込みだ。困った。。

3/18

よく分からないことをしている間に夜が更けていた。

ピアノは1時間程度弾いたが、課題曲まで到達していないので非常によくない。もう時間がないから、課題曲に集中すべき。

新しく出来上がった譜面の試運転を行った。うーんリズム難。

3/19

サディスティック・ミカ・バンドを少し聞いた。以前も別の方から紹介を受けたことがあるが、そのときは確かファンクのバンドとして紹介を受けたか。確かにかなりファンクファンクした音楽だった。その一方で、奏者のテクニックの高さが随所で見られたのも特徴的だった。かなり昔のバンドだが、この頃から伴奏者の超絶技巧スタンドプレーでなんとかしようという姿勢はずっと変わっていないらしい。

ピアノは少ししか弾けず、そのまま寝落ちした。

3/20

昼まで寝ていた。大変だ。

予定していた部屋の掃除を一通り行い、ピアノを弾いていた。ピアノの休憩中は事務作業をしていた。

活動時間は短かったものの、食事の時間を削った(カロリーメイト+すき家)結果大満足の一日だった。やはりこの手に限るのだ。

3/21

仕事をそそくさに終わらせて移動。順調に進んでいるが、順調に進んでギリギリという火の車。バックエンドエンジニアと言いつつ、最近は専らReactや、もっとレガシーなフロントエンドばかり触っている。まあこういうのは選り好みしてたらダメですからね。今まで残業なしで頑張ってきたけど、さすがにそろそろ必要かもしれねぇ。

The Fifth Avenue Bandというバンドグループを聞いた。先週人と会った際に、「最近シティポップのリバイアルが盛んですけど、シティポップが小室系などに取って代わられた時期でもアイドルソングは一貫してシティポップをやっていて、最近のバンドグループ再興もその流れを汲んでいる。Mrs.GREENAPPLEとかも結局やっていることは少人数編成による超絶技巧によってシティポップを再現しようとしているにすぎない。つまり、日本人の聴衆はシティポップが登場してから新しい音楽が定着していないのだ。それだけシティポップは日本人を惹きつける音楽なんだ」ということを熱弁していたら*1、シティポップの源流のひとつとして推薦をいただきました。

シティポップの萌芽というか、どちらかと言うと渋谷系の源流のように感じた。

open.spotify.com

ほら、ケニー・アルトマンの曲なんてもろ渋谷系じゃん。

後で調べてみたところ、ソフトロックというジャンルで、ソフトロック、シティポップ、渋谷系は互いに関連しているそうだ。個人的には、ソフトロックを脱ロック化して発展させたものがシティポップ、シティポップからソフトロックへの回帰を試みたのが渋谷系という印象だった*2

仕事はそそくさに終わらせて、大慌てで出発する。明日は大移動だ。

3/22

朝から名古屋に向けて移動。道中で分厚い本を読み切れてハッピー。

まずは歓迎の赤福。意外とどこでも食べられるというウワサだが、田舎には売っていない。

からめ亭のあんかけスパ。ちょっと変わったものを頼んでみたが、王道のカントリーがいちばんおいしかったね。名付け親を名乗っているそうだが、あんかけスパのイメージに反してクセはほどほどに抑えており比較的食べやすい。名付け親に相応しく、入門者向けの店だろう。

東山動物園に行った。全く予習をしていなかったが、ツシマヤマネコやスナネコ、コモドオオトカゲを見れてハッピーだった。みんな想像よりずっと大きかった。マヌルネコはご尊顔を拝めなかった…。メダカ館のお魚や水生昆虫の展示も良かった。

🐢さん

結構珍しい動物もいるそうで、ツシマヤマネコとかコモドオオトカゲとかは東山動物園でしか拝めないのだとか。個人的には、一館限定のものよりもゴリラをもう日本では6館でしか展示していないといったことの方が驚きだった。動物はどんどん減っており、動物の移動もどんどん制限されている。これから先、よく知られているような動物でも日本では全く見られない、ということはどんどん増えていくのだろう。やりきれなさを感じる。

ツシマヤマネコ。餌の時間の前だったのか、ファンサがよかった。

東山動物園は非常に広いことが特徴で、また急峻な坂や階段も多く移動には大変苦労した。

旭山動物園を真似した行動展示をよく取り入れていたし、広い敷地と展示スペースはその力を十分発揮できるものだったが、展示に出ている動物たちの数が少ないため、実際によく見えるポイントが極めて限られているのが残念だった。数を展示しないとあれを成立させるのは難しいのか。

覗き込む🦒

動物園では可能な限り自然に近い状態で動物を見せたい、というのがおそらく関係者すべての願いだろう。しかし、動物たちは危険のない環境、何もしなくても飯を与えられるだらけきった生活に(過剰に)適応しており、その立ち振る舞いは完全に人間が与える餌に依存していた。野生を失っていた。動物園はしょせんエゴでしかないのだと、暗澹たる思いもよぎった。『白い砂のアクアトープ』、また見たいね(オタク)。

もしゃもしゃ草を食むワラビー。隣に大人気のカンガルーがいるため、誰にも注目されず動物園生活を満喫していた。

その後、お土産を見繕って夜ご飯。人生初ひつまぶしを食べた。環境保護的な観点だと、もうウナギは食べていい悪いの問題ではなく即座に禁漁しなければいけないくらいであり、ウナギを食べるというのは、そういう絶滅スキームに加担する行為に他ならず、本来なら止めなければいけない。でも、それをやる勇気はなかった。関係性を破壊してでも政治的主張を押し通す面々は本当にすごいと思いつつ、「それしかないのか?」という観念もある。

まあ、おいしかったです。共有地の悲劇の味でした。

ご飯を食べてもまだ時間があったので、少し寄り道してから宿に入った。以前同じグループの宿に泊まった時は外国人はほとんどいなかったが、今日はかなり多くの外国人がいらっしゃっていた。まあ安いからね、そりゃ来る。

また、ラブライブさんがたくさんいた。Liella!のツアーと被っていた模様。海外のラブライブファンもいた。

トコジラミ対策を一切していなかったので、戦々恐々しながらの滞在となった。ゴミ袋は2, 3枚常に持ち歩いた方がいいか。

宿は使い方に色々まごついて余計な時間を消費したし、あまり寝れなかったし、少し身体を痛めた。もうカプセルは無理かもねぇ。

3/23

少し寝坊したものの、モーニングに間に合わせた。大阪で有名な厚焼き玉子のサンドイッチを食べた。中濃ソースがかかっていて、はっきり言って大阪のやつより美味しい。

厚焼き玉子。結構おなかにたまる。また大阪の喫茶店でも食べたくなった。

その後、ジャッジ企画でお馴染みシェ・シバタでお土産を調達し、美術館に行った。

全体的に18〜19世紀アンティーク調でしつらえられており、アンティーク家具と往年の名画を組み合わせて見てるのかな、と思っていたが、家具と一緒に展示するのは特別展のインスタレーションが主だった。

折り紙の展示で、結び目の話やフラクタル図形作図の話*3をしていたので、幾何学だ…となっていた。この人は折り紙幾何学のことをどれくらい存じ上げているのかな*4

数学の問題で出そうな六角形。五角形バージョンや七角形バージョンもある。こういうの(芸術家への偏見から)試行錯誤で作っているのかな? と思ってしまいがちだが、実際にはしっかりシミュレーションして折っていると推測した。

受付で見たときには常設展を見られないと落胆していたが、後で見られることが分かった。ルネサンスから、キュビズムの戦後すぐの作品くらいまでの展示。日本の美術館でルネサンスをしっかり取り上げるのは比較的珍しい、多分。ルネサンスがアジアで展示する限界だろうとは思う。ルネサンス以前になると、ほとんどがキリスト教絵画であり、解説を読むにもキリスト教の深い理解を求められるようになる。

あまりゆとりがないかなと思って音声ガイドをもらい損ねてしまったのだが、これくらいの展示内容なら歴史的な位置づけくらいはもう誦じることができる。絵画の解釈は全然ダメだけど。やっぱもらっとけばよかったな。結局時間は余ったし。

さすがに400年近く前になるルネサンスの絵画は綻びが隠し切れなくなっていたが、全体的にはよく修繕された良い展示だった。街のはずれにも関わらずひっきりなしに客が来ていたが、その価値はあると言える。というかアンティーク家具のことを考えると安すぎる。中之島美術館の4000円はホンマになんやねん*5

併設されている工業美術館もあったのでお邪魔していた。自動旋盤みたいな機械の、操作パネルがオレンジと黒を基調とした丸いボタンデザインで、各ボタンの文字も読みやすくかっこいいと感じた。まあ、文字で操作を識別させるデザインはUI的にはあまりよろしくないかも。

その後、外れから栄の中心部へ向かいながら、次の目的地に行った。名古屋を歩いて思うのは、本当にコメダ珈琲が多い。300m歩くとぶつかる。地元に愛されているんだなぁ。これは前日だったが、ありし日の万世ビルを思い出させる矢場とんビルも大変な人の混雑だったし、大きな味仙も夜にも関わらず大盛況だった。観光客は多い。

次の目的地は、世にも珍しいやまと絵にフィーチャーした美術館。やまと絵は平安〜鎌倉期の絵巻に描かれているような絵のことで、ある意味日本画の源流と言える。やまと絵は江戸後期に(当時の国粋主義者の手によって)再興を果たし、この美術館はその潮流を受け継ぐものらしい。そこそこ高名な家系のように見受けられたが、客は全くいなかった。もっと気軽に行ったらいいと思う!

お抹茶。茶を飲んだのは何年ぶりだか。茶菓子がおいしかった。店の人は羊羹と言っていたけど、多分黒糖ういろうですね。

絵に関しては、やまと絵と日本画の違いがはっきり分かるというような感じではなかった。源氏物語絵巻紫式部日記の絵巻の写本を見比べることができたが、平安期に著された源氏物語絵巻の文字はひらがなが多くてホニャホニャしてる一方、鎌倉期に著された紫式部日記の文字は文字の大きさを揃えようという意思を感じ、また難しめの漢字も使われていて、現代人の目には読みやすく見えた、というのが印象的だった。

また、久田流という東海方面の茶道の流派の茶室も拝むことができた。四畳半床の間付きの茶室で、天井が高い(?)から見た目よりも広く感じた。畿内だと表千家裏千家ばかりだから、こういうのも地味に物珍しかったりする。

時間が余ったのでさらに別の美術館に行こうとしたら、そこは休館日だった。別のフロアで、写真展が催されていた。レタッチされた人物の写真は、もうAI絵と大して変わらないように見えた。

喫茶 周で鉄板ナポリタン。喫茶店でよく見る鉄板の上に薄焼き卵とナポリタンを乗せて供するメニューも、名古屋人は自分たち発祥だと主張している。麺は細くアルデンテで、名古屋らしさはなかったがおいしかった。本来は別の店に入る予定だったが、その店が大変な異臭であり(生ゴミ処理に失敗している?)、何も食べずに出てしまった。Googleマップに一応異臭の口コミはあるが、注意喚起した方がいいかもしれない。異臭で店を出るという経験を初めてした。

おわり。結果的には計画していたところ全ての箇所をめぐることができた。旅の予定は難しい。

*1:合ってるか自信60%くらい

*2:というような話を同じ人にしたら当然知っていた。勝てません。

*3:直接そうは言ってなかったけど

*4:少なくとも折り紙学会側からのアプローチはありそうだったが、この人自身はどれくらい折り紙の学問のことに興味があるのだろうか?

*5:こっちの方が高い価値があると思う。




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