10/27
やや寝不足ながらも、準備を済ませて軽井沢へ出発。前日の新大阪では「人が多すぎて全然持ち時間が足りない」という失敗をしたが、今日の熊谷では「人が少なすぎて持ち時間が余りまくる」という失敗をした。都市部のスケジュール管理、難しすぎる。


軽井沢では予定していた現代芸術中心の美術館1軒にお邪魔した。気に入った画家を調べてみたら軽井沢近辺で活動する方々だった。行き始めてとみに思うようになったが、在郷の芸術家について知るには、当地の美術館の常設展にこまめに通うしかない。まだまだ行くべきところはたくさんある。
近代芸術だと並木功という方の描いた日本画の風景画が、精密な写実性の中にコミカルな面影を残していてよかった。調べてみると、軽井沢の近くの美術館で館長を務めながら、作品を作っているらしい。やっぱりそういう人生って素晴らしいよなぁ。憧れる。
また、かなり新しめの芸術についてもピックアップされており、DeepLearningを使った芸術について、大きく取り上げられていた。DeepLearningが出たときも大変な衝撃だったと記憶しているが、LLMの影響はそれをはるかに上回る。にも関わらず、LLMアートを芸術として認めようという考え方は、今のところ出てきそうにない。もしかしたら、あと数年の月日が経過すれば、やがてLLMアートが美術館の一角を占めるようになるのだろうか?
美術館をやや駆け足で巡ったあと、いよいよメインイベントである姉の結婚式に出席した。「結婚式は、普通の人が主役になって表現活動をできる、人生唯一の晴れ舞台である」と言ったのは、誰だったか。当人たちの意向通りこぢんまりとした式だったが、各所に工夫が凝らされており(もしかしたらウェディングプランナーの提案に乗っただけかもしれないが)、個人の人生を表現する場になっていた。僕は正直姉がそういうことができる性格の人間だと思っていなかったから、とてもとても驚いた。知ろうとしてこなかったのがその原因のほとんど全てだが、思えば、自分は血を分けた姉でさえその5%もその人のことを知っているとは言えない気がする。人には人生があり、そこで培った尊い価値観がある。最近ようやっと大事にするようになった考え方だが、その正しさを再認識する機会になった。
結婚式では事前に「カメラマンを呼ばないから、たくさん写真を撮ってください」というお願いがあったので、柄もなくたくさん写真を撮影した。生まれてこの方、ここまで写真を撮ったことはない。多分これまでの人生で撮ってきた写真を全部合わせたくらいの写真を撮ったのではないかな。結婚式で重要なイベントは参列者のみんなが写真を撮るだろうということで、自分は動画を撮影した。やっぱVlogも欲しいじゃないですか。この戦略が大ハマりしたようで、動画を撮ったのは僕だけで、貴重な記録を残すことができた(重要なシーンはほぼ全て動画に残せた)。
この晴れ舞台で慣れない写真を撮るというのは、重圧だったが、結果的に自分の美的感覚をよく反映した良い写真を複数枚撮ることに成功した。しかし、これに成功した背景には、新郎新婦が写真に「撮られ慣れている」というファクターが極めてよく働いたと感じた。僕はずっと写真が嫌いだったから、まだポージングの知識も全然ないし、表情もぎこちない。結婚できるような人は、そういうところもしっかり考えているのだなぁと、ほとほと思い知った。
また、当然ではあるが両親は喜びのあまり涙を見せることもあった。結婚できない側の人間としては、やはりそういった人生に必要な儀式をすることが、お世話になった両親への最大の親孝行なのだろうか、といったことを考えてしまう。両親は優しいから違うよと言ってくれるものの…。はっきり言って今の僕の収入、そして今後の見込みを考慮しても、僕はやがて訪れる介護を支え切れる懐具合ではない。やっぱり頑張らないといけないのかなぁ。金稼ぎと恋愛と運動以外は全部できると申します。(こう書くとマジで対人関係特効すぎる)


10/28
かなり疲れが見えているようだったが、バリバリ働いて、ピアノは少しだけ弾いた。ピアノは少ししか弾かなかったが、なかなかの進捗を産めた。そこそこ難しい曲のはずなのだが、成長を感じずにはいられない。
少ししか弾いてないといっても、今回の課題曲、1曲で7分弱あるからね…。そら練習後の疲れも2倍3倍になる。たっぷり睡眠した。
10/29
会議が3件もあり、特に何もしていないのだがめちゃくちゃ疲れた。仕事の難しかった部分は、どうやら今のままで大丈夫だという方向でまとまり、安心した。
疲れていたので、ゲームすらせずに眠りについた。たくさん寝れる時間に寝たし、寝落ちもした。
10/30
そういう気分だったので、外食をし、ゲームをすると、残りは布団に突き刺さっていた。見えないところで疲れているのだろうか? 今週もあまり時間がないのだが。人付き合いと仕事とピアノはうまく両立できないのかな。
10/31
ピアノをちょっと弾いたのは偉いが、食事休憩をしようとしたらそのまま戻ってこれなかった。この2週間くらい寝不足も続いてるしよくない。
11/1
連日の睡眠不足がかなり効いている。仕事の難しい部分が「まあこれでいいでしょう」という流れになり、スケジュールに相当なゆとりができた。なんと2ヵ月巻き。浮いた時間で少し面白い話を進められそうで、来週から楽しみ。今日は寝落ちもしたし、何もせず早めに寝た。
11/2
同僚の人と街に出て、少し観光した。有名な喫茶店に入り、食事をしたあと、美術館をハシゴした。いずれも行ったことがある場所だったので、自分が先導してその人を案内する形になった。天気には恵まれなかったが、その分外出する人の姿も少なく、快適な旅路だった。
美術館のミュージアムショップでは、この1年探し求めていたしおりがあったので購入した。これで2つめ。しおりは今使っているものと合わせて3つ欲しかったので、とりあえずこれで大丈夫だろう(今会社で使っているものは入れ替える気がないため、実際に買う必要があるのは2つだった)。
多分よく売られているものだし、オリジナルデザインのようなものはそうそうないだろうから、もうこれでそろえてしまってもいいかもしれない。
帰り、田舎なので交通手段が消滅してしまった。タクシーを呼んで帰ったが、同僚の人に全額奢ってもらった。その人は自分よりお金を持っているし、何より見栄っ張りなのである。意固地になって断るのもアレなので素直に甘えることにした。いろんな話をした。その人とはお互いに正反対の人生を歩んできたが、向いている方向はそう違っていないように思える。
帰宅後いつものピアノ練習ルーティンをこなして、YouTubeを見たらもう寝る時間になっていた。もっと弾きたかったのに…。