実に久しぶりに、スタンでイングでほかの人と議論をしました。
何と、現役の高校三年生(男子)が、私に「世界が、軍拡競争をしているのをどう思いますか」と聞いてきました。
私「うん、帝国主義時代って知ってるでしょう。あのようになるんじゃないかなと心配してます」
高校生「日本の安全を守るためには、憲法改正をして自衛隊を書き入れたほうがいいのでは」
私「護憲的改憲論というのもあるね。憲法の精神を生かして憲法改正するという作戦があるね」
高校生「ウクライナは、核を放棄したため、ロシアに攻められた。日本も核を持つべきでは。核を持つ国で攻撃されてる国はないのでは?」
私「ウクライナと日本は違う。ある国を支配するためには、最後は地上部隊を派遣しなけりゃ、島国の日本を攻撃できる国はないのではないか」
高校生「尖閣を中国をとられるのでは」
この辺から、私、うれしくなって持論を言ってしまった。
安保条約廃棄、武装中立、日中平和友好条約の拡充、国際法支配の充実、外交は、漁夫の利を狙うべき等
それにしてもこの高校生よく勉強してる。
「現在日本の防衛力は」と私が聞いたのに対して、即座に7位と答えたもの。
実に素晴らしい高校生だ。一人で変な老人たちと政治的な話をしようとするのだもの。
私「君はすごいなあ、よく勉強してる。あんまり学校でこんな話しないでしょう。ぜひ大学に行ってもっと勉強をしたら」
高校生「家にお金がないんで、専門学校に行って、機械系の勉強をして、仕事してお金を稼いで、それから文系の大学に行きたい」
私「君はえらいなあ。話してくれてありがとう」
ほかに、消費税の話もしました。彼は、「お金持ちの消費税はほしい」という考えで、私と同じ考えのようでした。これは、ほかのスタンディング仲間(消費税減税論)と少しの論争になりました。
スタンデイング仲間はみな「君はえらいなあ、すごいなあ。ぜひ大学に行けよ、俺らあと5年ぐらいでおしまいだから」といいました。
情けなや、日本国。
「ほんと」の勉強意欲のある、こんな高校生を、大学にやれないなんて。
有名大学に入って有名企業に就職して、安定した生活をするため勉強をするという高校生が多いはず。それは、悪いとは言わないけど、ほんとの勉強じゃないと思う。
和田という医者だったろうか、ある本で「医者は、先生の言うことをうのみにして勉強しないと医学部に入れない、そういう人間だから、ほんとはどうなんだろうなんて考えない人間が多いんだ」と言っていました。
なるほどと思いました。受験生時代、なぜこうなのかなんて考えてたら、競争に勝てないというのはよくわかります。
この高校生は、自分で疑問を持って(たとえそれがSNSの怪しげな情報だとしても)どうも変なことを言っている年寄りたちがいる、どういうつもりなんだと聞きに来る、それだけで、大したものと思います。ほんとの勉強をしています。がんばれよ。
でもうれしかった。高校生と議論したのは、スタンデイング11年で初めてです。
いや街頭で議論したのは、それこそ、10年前の安保法制論争で、「日本攻められたらどうする」と、中年男性に問われた時以来です。
こんな高校生がいるんだから、まだ日本は捨てたものではないです。