報道によると、米・トランプとロ・プーチンがウクライナの停戦協議を始めることになった。何たることだ。
ウクライナの侵略に対して戦っているのは、ウクライナだろう。ウクライナを外しての
米ロの停戦交渉なんてやっちゃいけないことだ。米ロが合意した内容をウクライナに提案するということになったらまずい。
ウクライナが停戦協議に参加するのは当然。また米国同様ウクライナを支援しているEUも停戦協議に参加すべきだ。
米国の支援で戦っているウクライナは、トランプの「言う事を聞かないと支援しないぞ」という脅しには弱い。
停戦合意の中味によるだろうけど、トランプよ、(ウクライナ東部4州の自衛権保障の為なんて詭弁を立てて)他国を侵略しているのは、ロシアだ。それを忘れるな。侵略者を有利にしちゃいけない。
米国が世界の警察官をやめるのはいい。しかし悪党の味方をするなら、米国も悪党だ。
そんなものに、ノーベル委員会は、ノーベル賞なんてくれない。
Nスペ・臨海世界「中国のハゲタカたち」を見た。
「ハゲタカ」というのだから、ものすごい内容かと思って、興味津々見たが、やってることは、特別な感じを受けなかった。
業種は、倒産企業の中古品ビジネスである。つぶれた企業の製品・備品・工作機械等を安く買いたたき、高く売るビジネスである。
なるほど倒産=死肉をむさぼるハゲタカというイメージの題名か。
面白かったのは、夜逃げビジネス。倒産企業の備品・工作機械類を債権者に回収される前に、夜中トラックで持ちだしてうるという商売。経営者もなにがしかの金をもらい遁走するという作戦。
こんなこと日本にだってあるだろう。
思い出したのは、城山三郎の小説「ある倒産」。
定年まじかの部長が下請け会社の重役に出向。出向先の下請けは倒産寸前。これは、親会社による、この部長の誠実という評判を利用した計画倒産作戦。この部長は誠実故そして経営者を夢見る故、下請けの経営者に、計画倒産の一部を漏らす。下請け経営者は、本社とこの出向重役を裏切り、関係者(孫請け会社等)に機械・備品・製品・原材料をもっていかせる。
話を戻す。
日本と違う中国の事情は、地方政府の介入だ。地方の共産党幹部が、ハゲタカに話を持ち込む。土地を提供するので企業を立ち上げないかという話である。補助金も出るという。ハゲタカは断る。すると、別な共産党幹部が、土地没収という脅しにでる。ハゲタカは、裏の手を使って、この窮地を脱する。この裏の手は、不明。
いやはや、中国では、ハゲタカ同士の争いのほか、地方政府・共産党幹部との闘争もある、こりゃ気が抜けない。
この番組で思ったのは、
⓵中国は、不動産バブル崩壊や地方政府の腐敗等でかなりやばいなあ、と言う事
②中国では、どうも法の支配は怪しげ。人(共産党)の支配が優先らしい。人の支配の大好きなトランプといい勝負だ。なるほど米中、無法合戦に突入かもね。ロシアも同様だからねえ、世界は、やばくねー。
③それでも、この強欲・無軌道な中国人たち、活気があっていいねえ。付き合わなきゃいけない日本人、がんばらないと。大丈夫かい?