買ったのはここ。
a-sue.hatenablog.com
すぐに着手したが、いろいろよそ見してたりして時間がかかった。
といいながら、後半は止らなくなって今日一日で読んだが。
佐保を巡る周辺の思惑に翻弄される真秀だったが自力で動き始める。
佐保彦がずいぶん頼もしく見える反面、美知主は想定外の周辺の動きに振り回されている感じがあって盤石なイメージが揺らいでいる。
そしてこれまで作中で表に出てこなかった大闇見戸売の心の内が語られる。
それぞれの心の内が詳細に描写されて、政治的なことから女のプライドまで、まあいろいろと面白い。
というところで続く。
コバルトが出たのが1994年8月とのことなので31年ぶりに読んだことになるのだけど、当時感じた高度に政治的な内容を語っているという印象は変わらない。
今回のあとがきでは、舞台となった4世紀頃の少ない資料から設定を作っていったら、それがそのあとになって新たな遺跡が発見されたりして裏付けられることになったとか。
このあとがきから30年経ってるんだけど新たな遺跡とか発見されてるんだろうか。そっち方面にアンテナ張ってないので全く聞こえてきてない。
解説は前田珠子さん。コバルトの作家さんだそうだが知らなかった。
前田さんが熱く語る銀金が素晴しい。
こっちがうまく言語化できないこの作品の魅力を見事に語っていて、そうそう、その通り!という気分。
解説まで読み応えがあった。
また1か月待ちか。